団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

席に座っていた中年の男性から「席に座って下さい」と譲られ、助かったと思いました。

2024-08-27 01:23:10 | 日記
 中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」に「初体験」というタイトルで、飛島圭介さんがエッセイを書かれていました。

 電車は満員で、おじさんはつり革に両手でつかまって揺れに身を任せていた。

 目の前に座っていた女性が顔を上げておじさんを見つめていた。

 視線を感じてその女性を見ると、彼女は軽くうなずいて、「お座りになります?」と言いながら腰を浮かせた。

 おじさんは生まれて初めて席を譲ってもらったのだ。

 驚きのあまり言葉が出ない。

 いや、あの、と少し抵抗したが、せっかくのご厚意に甘んじる事にして譲られた席に座った。

 なんだかとても恥ずかしくて、お礼の言葉も「ど、どうも済ません」と消え入るような声でつぶやくのみ。

 おじさんの前にはその女性がずっと立っているので、すごく居心地が悪い。

 顔も上げられない。

 普段は強気で、優先席に若い人が座ってスマホなどを見つめていると、「悪いね、ここ優先席なんでね」と声を掛けて強引に座るのに、相手から席を譲られると動揺してしまった。

 実はおじさん自身は、それほどジイさんには見えないだろうとのうぬぼれがあったのだ。

 いやあ、年寄りに見えたのかなあ、と目をつぶっているうちにウトウトしてしまった。

 これこそ疲れ切ったジジイに間違いはないのだった。

 以上です。


 昔 帰りの電車で、私よりお年寄りに見えた女性に席を譲られた事があります。

 この時は「いいです」と断りました。

 3年ぐらいに前に、朝の電車で名古屋行きに乗ったところ満員でした。

 電車のシートに手を置き名古屋駅まで我慢しようと思っていたところ、席に座っていた中年の男性から「席に座って下さい」と譲られ、助かったと思いました。

 朝から疲れていました。

 お礼を言って、座らせて頂きました。

 この男性も名古屋まで行かれるようで、15分ぐらい立っていらっしゃいました。

 申し訳ない気持ちもありましたが、座らせていただいたことの方が嬉しかったです。

 名古屋駅に着き、この男性が降りようとされたので、もう一度「ありがとうございました」と、言いました。

 私もこの男性の後から降りました。




【歌詞付き】福山雅治-想望 「あの花が咲く丘で君とまた出会えたら」
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2 コメント

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Unknown (suisuimedaka)
2024-08-27 02:33:50
以前、まだ今より若かった頃・・
外国人家族が座ってる目の前に立った時、ご主人がサッと立ち上がり席を譲ってくれたのが初めてで・・少しショックでした。友達に話したら、あなたが小柄で弱そうに見えたのよと慰めてくれましたが、たぶん違う😅今では譲って貰ったら遠慮なく座ってます😁
返信する
ファーストレディを実行されただけでは。 (masamikeitas)
2024-08-27 07:37:10
suisuimedakaさん、おはようございます。

>以前、まだ今より若かった頃・・
外国人家族が座ってる目の前に立った時、ご主人がサッと立ち上がり席を譲ってくれたのが初めてで・・少しショックでした。友達に話したら、あなたが小柄で弱そうに見えたのよと慰めてくれましたが、たぶん違う😅今では譲って貰ったら遠慮なく座ってます😁

私が思うには歳を取ったご婦人と思われたのではなく、向こうはファーストレディのお国です。
ファーストレディを実行されただけでは。
返信する

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