あなたはいつも先をスタスタと行ってしまうわね。

　中日新聞の「つれあいにモノ申す」という欄の小話３つを記載します。


　昭和の妻

　ある喫茶店での出来事。
帰り際、外に出ようとすると、若いイケメンが足の悪い私を待ってスマートにリードしてくれました。
大感激。

　あなたはいつも先をスタスタと行ってしまうわね。

（思わず自慢した妻・６６歳）

＞あなたはいつも先をスタスタと行ってしまうわね。

　私もどちらかというと、先をスタスタ行ってしまうタイプかな？（苦笑）
それでも昭和の男は、許されていたんだ！


　荀

　夏の味、枝豆ご飯を作って食卓へ。
夫の分は少し多めに枝豆を入れた。

　なのに、食べている時も食べ終わっても、一言も枝豆には触れなかった。
枝豆９割、ご飯１割にしたら何か行ったかしら

（チロ・７８歳）

＞夫の分は少し多めに枝豆を入れた。

　私もかみさんの配慮に気付かないですね。（苦笑）
黙々と食べるタイプです。

　以前　朝の食卓に今年初めて桃が出た時に何も感想を述べずに食べていましたら、
かみさんが「手間をかけて皮を剥いて出したのに、何も感想を言わないのね」とお叱りを受けました。

　それから朝の果物の感想は、言うように気をつけています。（苦笑）


　不公平

　新型コロナウィルスと退職が重なって、一日中パソコンの前で時間をつぶす夫。
「少しは手伝って」と言うと、「おれは何十年も働いてきたから」と。

　それを言うなら、私も同じ年月を家事、子育て、パート、畑仕事などしてきましたが。

（何が違うの・６０歳）


　私も退職した頃、「おれは何十年も働いてきたから」と言う気持ちを持っていました。（苦笑）
かみさんは定年がないんだ！と言うことに気付いたのは、その後一年ぐらい経った後でした。









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