団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

AIで人間を判断するなんて

2017-06-04 03:08:38 | 日記
 中日新聞の中日春秋というコラムの記事を読んで。

 英語の「ワイズマン(WISE MAN)」は「賢人」。
では「ワイズガイ(WISE GUY)は? 正反対の「しったかぶり」の意味になる
ほぼ同じ言葉なのに、なぜこれほど意味が異なるのか。
その人工知能(AI)システムの開発でまず、苦しんだのは言葉の問題だった。
人の使う矛盾もある自然言語をどう理解させるか
恋する女性がお相手に「バカ」とささやいてもそれはバカの意味ではない。
その手の言葉を教えるとしたらと空想する。
その高い壁を乗り越え、完成したのがIBMの「ワトソン」。
2011年、クイズ番組のチャンピオンを打ち倒し一躍有名に、
最近は医療分野でも成果を上げると聞く。

 「ワトソン」に新しい仕事である。
ソフトバンクが新卒採用の選考にその頭脳を借りることにした。
「ワトソン」に応募者のエントリーシートを判定させるというから最初のふるいである
さまざまな辞書や文学作品、新聞記事、ウェブページなど約2億ページ分の
データを集積するAIに手抜かりはあるまい。
えこひいきもない。
作業も大幅に短縮される
時代とはいえ、引っかかるのはそれが就職という人生の分かれ目に使われること。
若者が祈りを込めて書いたシートを最初に見るのが人ではなくAI。
古いやつだとお思いでしょうが、大切な何かが失われていないか。
賢人、ワトソンよ。君はどう思う。


 以上です。


 人工知能というロボットのようなもので、新卒の採用の選考をさせるんですか!
それなら、ソフトバンクの孫社長さん、重役さん達を人工知能にかけて経営者としての適性を見た方がいいかもしれないですね。(笑)
孫社長さんは、少し傲慢ではないでしょうか?

 人工知能がこれからいろんな分野で使われることには反対ではないですが、
人間の尊厳を犯す仕事に使って欲しくないです。
人工知能で入社試験を落とされたなんて、恥ずかしくて言えないのでは。(苦笑)

 昔チャップリンが描いた映画「モダンタイムス」のように、ロボットに人間が支配される社会は、御免被りたいです。(苦笑)





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コメント (10)
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