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団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

「戦争行かぬ」に非国民

2005-12-17 19:14:00 | 日記
本日の夕刊に福岡県志免町の志免中学校の49歳の教師が二年生の社会科の授業で教材の「臨時召集令状」のコピーを配り、戦争に「いかない」と回答した生徒に「非国民」と記入し、生徒に返却していたことが17日分かったとの記事が掲載されていました。
私がまず問題にするのは、49歳といえば戦争経験がない世代である。最近 戦争経験もない輩がえらそうに、国の政策に反対する人に対して、いやがらせなどする輩が多いのが心配だ。戦争経験者は、戦争は醜いものだ、悲惨なものだ、個人の幸せをこっぱ微塵に壊すものだと思われている人が多いと思っていますが、戦争未経験者が政府の右翼化に賛同する人が多いのが恐い。この教師も真意が新聞記事ではよくわからないが、右も左もまだよく分かってない生徒を「非国民」などと言う行為は、許せる行為ではない。その行為により、将来 戦争にいかなければならない状況になった時、NOと言えなくなる懸念がある。
二つ目に「臨時召集令状」などという教材があるのが恐い。私が学生だったのは遠い昔だがこんな教材は知らない。私が中学、高校の時代、社会科の授業など第二次戦争までにいく前に授業が終わってしまった気がする。そのため、戦前の誤った日本の行為の授業は受けてない気がする。「臨時召集令状」などという教材が今の中学生の授業に使われているという現実は、今後も日本の平和主義が続くのか非常に懸念します。