新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

4月2日 その2 時事問題も語ろう

2024-04-02 12:10:17 | コラム
政治が悪いのではないのかな:

北杜市にて:
YM氏と先月末に1週間滞在した山梨県の北杜市では、夕食に訪れた数軒の飲食店とその周辺では「アルバイト募集」の張り紙が目立っていた。特に印象的だったのはそこに記載されていた時給で、一斉に¥1,000だったのだ。和定食屋の店主は「幾ら呼んでも叫んでも、応募者がないので」とこぼしていた。八ヶ岳の山麓に広がるこの地域はどう見ても過疎で、アルバイトをしたいような若者をついぞ見かけなかった。それにしても¥1,000ではねー。

家計費:
家内が「節約はしているが、先月も先々月も従来の平均を10%以上も超過していた。物価高の影響をマザマザと感じる」と言っていた。岸田総理は予算成立後の記者会見で「物価高を上回る賃金の上昇と、中小企業がコスト上昇分を価格に転嫁して元請けに受け入れさせるように」と強調しておられた。だが、年金から天引きされる所得税、高齢者健康保険料、介護保険料等々には何らの言及はなかった。思うに安倍派と二階派の議員の処分で頭が一杯なのだろう。

収支報告書不記載問題:
一体何時までこの内輪の問題の後始末に時間をかけるつもりなのだろうか。党規委員会にかけて処分を決定すると報じられている。世論調査とやらでは「岸田総理の処分が必要」という意見が過半数を占めていたではないか。YM氏と語り合ったのだが「会社組織内であれば、その部門の責任者や担当役員ないしは社長・専務は管轄下で不祥事が生じれば、責任を取って何らかの処分を受けるのは常識だろう」だった。

私の趣味である深読みをすれば、岸田総理は何としても安倍派の幹部以下を退治して「俺が全権を握っている総理・総裁である」という事を四方八方に示して、政権を維持しようという執念(または安倍派に対する怨念?)を表しているのだと見えて仕方がない。先ほど、テレ朝では吉永みち子さんが「最早、自由民主党には自浄能力も統治能力もないのでは」と決めつけていた。

幾らテレ朝での発言であっても、余り異存はなかったので困る。岸田総理はこれを聞いたら何と思うだろう。恐らく平然とされていて、何の反応も見せないのではないだろうか。


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