新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

16年6月の新宿区の人口

2016-07-05 08:05:53 | コラム
6月は0.02%の減少だった:

新宿区の「広報しんじゆく」28年7月5日号によれば、6月の住民基本台帳人口は対前月比89人減少して337,474人となり-0.02%だった。日本人は153人の増加だったが外国人が242人の減少で4万人を割る39,972人となり、全体の11.8%と前月の11.9%から僅かに低下した。因みに、外国人の比率は4月が11.50%で3月が11.57%、2月が11.6%と1月が11.5%でも実数は38,585人だったので、それよりも1,387人も増えたことになる。なお、日本人の人口は297,502人と対前月比153人の増加だった。

大久保通りを歩いてみた実感では中国語を話す若者が増え続けているのは間違いなく、問題のバングラデシュなのかパキスタンかは不明だが、イスラム横丁に屯するイスラム教徒も確実に増え続けている。ハラルフードを商う店の店員はバングラデシュとパキスタンとネパール人が多い。だが、彼らが入れ替わっているかどうかなどが解る訳がない。

このイスラム教徒の増加傾向を如何に考えるかは、微妙な問題となっていくのではないのか思うのだが。私には何故韓国語を話す者が減少したかの印象があるのかは解らないが、偶に韓国語が聞こえると寧ろ新鮮な響きがあるのが恐ろしい。これまでは中国人が増えることを懸念してきたが、今後はあらためてイスラム教徒の増加を懸念せねばならないのかと思案している。

また、依然として増殖中のコンビニに入れば、レジにいる若者は圧倒的にアジア系の外国人が多い。連日のように繁盛する業務用スーパーの河内屋などは「日本人も買いに来る店」となり果ててしまった。「イスラム横丁」を目指してくる中近東勢は増える一方で、ブルーのナンバープレートを付けた車は当然のように路上駐車をして買いに来ている。何故かトヨタ等の国産車ばかりだ。ここにしかハラルフードを売る店はないのだろうか。

以前は外国人をほとんど見かけなかった高田馬場寄りの我が家のような古き良き住宅地帯にもどこに住んでいるのか不明だが、イスラム教徒が目立つようになってきた。昨夜偶然に見たNHKのBSでは我が国が如何に優れた国であるかを爆買い族等の見聞で中国に知れ渡るようになり、我が国に対する評価というか認識が改まりつつあると報じていた。それはそれで結構なことかも知れないが、これ以上この地区での「国際化」を歓迎する気分には到底なれないのだが。


参考資料:新宿区広報「しんじゅく」平成28年7・5




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