新宿少数民族の声

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1月24日 その2 安倍総理が平昌オリンピックの開会式に

2018-01-24 14:07:42 | コラム
私は良いことだと思うが:

総理が参加されるか否かは河野外相も韓国の康外務大臣に明快に行くとは答えられなかったし、官房長官の談話でも「国会の日程を見て」と言わばはぐらかしてあった。しかし、今朝からは「総理が参加されて文在寅大統領との首脳会談を計画されている」と報じられ始めた。私は良い決定だと思っている。

これは一見無用なことにも思えるが、それは何も今更韓国に義理立てする必要などないからである。ところが、総理が文在寅大統領と会談されれば、不可逆的合意についての再びゴールポストを移動させたがるような不届きな件等以外にも、総理が直接膝つき合わせてかの大統領に申し渡すべき案件は誠に多いと思う。そこで、総理の口からハッキリと言って聞かせるべき諸問題を、文大統領に伝えられる絶好の機会になると思うのだ。

私は文在寅大統領を始めとする韓国の首脳部には遠くからヤンワリと反論したり、外交筋を通して退けている程度では効果が出てこないのではと危惧している。ここでは、それこそ「これを申し入れることにより何ら失うものはない」との判断があれば、ピシャリと言い渡すべきだと思うのだ。我が国のこれまでの外交においては、余りにも紳士的に過ぎたというか、言うなれば論争も対立も回避しすぎたと私は見ている。

安倍総理はこれまでに多くの世界の諸国を歴訪されて十分な成果を挙げておられ、私はその外交面での手腕は最早世界にも冠たるものがあると思って敬意を表している。今回もその一環として、毅然たる姿勢で文在寅大統領と会談されて、我が国の立場と意見を明快に伝えて頂きたいと願っている。


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