新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

8月29日 その2 SM氏のカリフォルニア便り

2016-08-29 13:34:53 | コラム
泥仕合かな:

当方からロスアンジェルス近郊に住むSM氏にアメリカ大統領選挙の模様について、最新の状況をお知らせ願いたいと依頼してあったた。彼は目下多忙のようで下記のように簡にして要を得た情報を提供して貰えた。こちらにいる私でさえ今回のクリントンとトランプ両候補の罵り合いは泥仕合としか見えないのだ。

>引用開始
”Clinton vs. Trumpは史上最低の選挙と言われており、盛り上がりがありません.政策議論もあまりなく、お互いの欠点を罵り合う事に終始しているようで、国民は冷めた目で見ているというか、関心がありません.

といったことで、小生もほとんどフォローしていません.まー、大差でHilaryが勝つことになるでしょうが、”President Elected by Negative Choice”と言えるのではないでしょうか?”

<引用終わる

ここで例によって英語の講釈を。現職時代にも滅多に使うことがなかった言葉が”mudslinging (contest)”で「泥仕合」に相当するということを思い出させてくれた情報だった。一方、「中傷する」は”slander”なのだが、我が社が日本市場で中傷されたことがあり一時は真剣に訴訟を検討したので、使った経験がある言葉。その行為を大統領候補間で行っているようでは、SM氏が言うように”negative choice”であり、上手いことを言うものだと感心した次第だ。


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