新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

9月7日 その3 訃報

2024-09-07 14:28:39 | コラム
JF君が亡くなった:

昨夜の8時頃だったか電話が鳴った。この時刻に迷惑電話でもあるまいにとパネルを見れば、発信者がクラス会のEF君。何事かと取れば「JF君が亡くなったよ』という知らせ。驚きだった。と言うのも、先月の上旬に電話で語り合ったばかりだったから。直ぐには信じられない知らせだった。本日に至るも衝撃が残っている。

JF君とは昭和20年4月に湘南中学に入ったときから、高校に変わってからでも同級という6年を通して同じ組で、同じ担任の先生という珍しいだろう間柄。彼は横浜国立大学工学部で当方は上智大学と進路は別れたが、ズッと親しくしてきた大切な友人。

社会人となってからも、就職した先の本社が有楽町で、しかも道路を挟んで向かい合っていたという間柄であった。JF君は穏やかで頼り甲斐がある化学の技術者で、理数系がサッパリだった私は、アメリカの会社に移ってからも、しばしばプラスティックの関連の問題では教えを乞うていた。

EF君とは暫く思い出話をした後で「もう我々の年になって仕方がないが、月並みなことを言えば長年の貴重な仲間がまた一人逝ってしまったな」と慰め合い「せめて彼の分だけでも頑張って生きていこうぜ」と言って別れた。

JF君の今日までの79年間の友情に心から感謝し、冥福を祈って終わる。


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