ニューヨークタイムスの記事に刺激されて:
今朝ほど、家内に「ヒズボラだのレバノンだのと世間を騒がしているのは」と問いかけられても、レバノンといえば「19年末にカルロス・ゴーンが逃亡して行った国で、4年ほど前だったか経済破綻している」程度しか説明できなかった。
そこに、今朝はまた恒例のことで、ジムのサロンでNew York Timesの記事を見出しだけ音読していると“What we know about Iran.”というのに出会った。「なるほど、そう問いかけている以上、アメリカ人は良く知らないのか」と感じた。だが、「自分自身はイランについては恥ずかしながら、レバノン(Republic of Lebanon)よりはもう少し承知しているが」というくらいのことだった。
即ち、イスラム教シーア派の主導国で、産油国で、公用語がペルシャ語で、核保有国で、アメリカと対立的で、我が国のマスコミは「親日的」と報じている、ヒズボラを支援し、パドレスのダルヴィッシュ有(ダルビッシュ・セファット・ファリード・有、英語: Sefat Farid Yu Darvish)はイラン系である、イスラエルに報復中、まで辺りは心得ている。と言うよりも、日頃イスラム横町を支配するイスラム教国の連中を非難しているが、中近東乃至はアラブ諸国についての知識は希薄であると自覚している。
そこで、NYTにそう言われたのではと、あらためてWikipedia他に頼ってイランの基礎知識くらいは後学の為にと調べてみることにした。以下のようになっている。
国名: イラン(Islamic Republic of Iran)
首都: テヘラン(Tehran、英語の発音は「テラーン」)
面責: 1,648,191平方キロ
人口: 86, 758, 304(17位)
通貨: イラン・リヤル
GDP: 1兆705億930万ドル(17位)
辺りになるかと思う。かなりの大国のようだ。なお、余談の部類に入ると思うが、Copilotには「イランは白人の国ではありません」とあるが、イスラム横町で「イランから来た」と言った者は白人だった。また、イスラム教の服装と思われる着衣の指導者たちは皆白人のように見える。
アメリカで共和党、民主党のどちらから大統領が選ばれるか未だに全く分からないが、選挙の結果で選ばれた大統領がどのような対イラン政策を採るかは、我が国にとっては重大な関心事だろう。また、中近東からの原油の輸入に依存する我が国の対中近東(イスラム教圏)政策も外交政策も非常に重要であるから、慎重に事を運ばねばなるまいと思う。レバノンについては別の機会に触れようと思う。
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