新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

5月3日 その2 安全保障を考えて見よう

2023-05-03 15:07:57 | コラム
安全を守るのは誰の責務なのか:

何処の何方でも良いが、自分の家の近所を歩いて、周囲を歩く人が話している言語が外国語ばかりだという環境に暮らした経験があるだろうか。国会議員や地方議員に何人おられるだろうか。アメリカの街中を歩いて聞こえてくるのが英語だけだったとしても、違和感はないだろうが。だが、この新宿区百人町の街に来てご覧なさい。主たる中国語の他に何カ国の言葉が聞けるかと考えてみたことがありますか。

一昨日も久しぶりに「ベトナムフォー」という名の食堂に友人の要望もあって入りました。ベトナムの青年が4人で楽しそうにビールを飲んで大声で喚き合っていました。彼らは自分の国にいるかの如くに寛いでいました。2階席から見下ろすイスラム横町は繁盛していました。他には薄汚い服装の白人のインバウンド様たちも歩いておられました。

憲法がどうだか知りませんが、こんな緩い環境を許しておく政治は信じられません。外国人に来て頂くということは、このような状態を生じさせるという意味なのです。百人町に最後まで残ったお蕎麦屋さんの後に、目下4階建てのアパートの内装工事が進んでいます。何れはこの古き良き住宅地帯にも、異邦人が当たり前のように暮らすでしょう。

これまでに何度も言いました。「自分の国を離れて余所の国で過ごそう、暮らそうと志す者たちに一等国民はいない」と。大学には「Fランク」という格付けがあると聞きましたが、この街に巣喰う者どもは「Gランク」どころか、それ以下かもしれないと危惧しています、テレビで嬉しそうに観光客が溢れているといって流す画を見れば、精々「Cランク」程度の白人ばかり。

何時まで外国人を有り難がっている気なのだろうかと、閣僚と政治家の知識と経験の程度を疑います。「外国から観光客が来てくださるのは有り難いが、マナーが悪くて困る」と言って嘆く向きがある。そういう程度の者どもしか来ないものなのと承知してかかるべきではないか。我が社からリタイアして間もなく30年。ただ一人として観光したいからまた行くといってきた者などいない。

この事実と意味するところを十分に検討してから「観光客誘致」の功罪を考えてほしいと思う。こんなことに頼らなくても済むような、嘗てのような「ジャパン・アズ・ナンバー・ワン」のような経済力と国力に戻してもらいたいのだ。あの当時に、安全保障など誰も気にしていなかったではないか。

5月3日は憲法記念日

2023-05-03 07:21:55 | コラム
日本国憲法に思うこと:

今日まで何年間ブログの更新を続けたのかの記録もないが、事「憲法」については1度しか取り上げた記憶がない。それは関心がない訳ではなくて、敢えて私ごときが取り上げる必要がある事柄でもないと思っていたからだ。即ち、何処のへちゃむくれが何を言おうと、改正反対の輩が喚こうとも「憲法は改正する以外の道はない」と固く信じているからだ。アメリカに押しつけられたの、妙な訳をしたなどという議論などの問題ではない。

まっとうな議論を展開してもらえる新聞・雑誌とそこに寄稿される本当に物事が解っておられる方々の主張を見れば、「平和憲法」とやらを、未だに後生大事に押し頂いて第九条を金科玉条の如くに崇めている者たちがおかしいのは明白である。アフリカで危機に瀕している邦人を救出に行くのに、自衛隊機を出すと憲法云々を言い出すとはもう漫画の領域である。自国民を救うのに憲法が邪魔をするとはどういうことか。

こんなことを何時までもやっているから、直ぐ近くにある超大国に馬鹿にされ、甘く見られ、隙があれば、じゃなくて、隙がなくても属国にしてやろうと企まれるのではないのか。観光とやらにやってこられた某国のインバウンド様に「家が安いから買おうと思ってきた」と言われてどうする。一般人にまで甘く見られてしまっているではないか。国会議員なんて頼りにならないなと痛感。

心配性の当方が本気で気にしているのは、「台湾有事」等という生やさしい事案ではない。あの大国が取ろうと狙うのならば台湾のような小島ではなく、場所的にも、経済力でも、アメリカに対する隷属性から見ても、我が國を武力だろうと何だろうと力尽くで押さえ込んでしまう属国化する方が遙かに有効ではないか。現に、ここ新宿区に住む外国人では中国人が最大だし、無数にある日本語学校に押しかけてくる学生たちの大半は工作員要員の中国人だ、

サプライチェーンとしての中国に対する依存度の高さなどは、今さら私が強調するまでもあるまい。中国の呪縛から逃げ切れるのかとでも思っているのだろうか、岸田総理と林外相は。全くの余談だが、昨日漸く長い間探し求めていた「孫の手」をDAISOで買えた。嬉しかった。だが、この竹でできた器具もチャンと中国製だった。

もう、我が国にはこういう品物を作る人はいなくなったのか。中国にだって何時までも「駕篭に乗る人担ぐ人、そのまた草鞋を作る人」がいてくれる訳でもあるまいな。記念日を祭日にするのも結構だが、早く憲法改正に着手しようじゃないか。岸田さん、本気で覚悟はできておられますか。