新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

11月18日 その2 韓国の態度変化に期待感

2019-11-18 14:46:48 | コラム
やや疲労困憊した11月18日:

本日は2ヶ月振りの国立国際医療研究センター病院での採血・採尿と心電図の検査の日。8時半に出発して新大久保駅前のバス停に向かった時は丁度雨が止むところだったが、降っていたとは知らなかった。採血の日は朝食抜きで出掛ける為に足取りも重く、駅前までの600 mを10分以上かけて歩くのだった。この時刻に出向くと都バスが病院の真向かいにある内閣府統計局までノンストップで行くので、重宝に利用させて頂いている。

採血の順番は直ぐに回ってきたが、何故か何時もよりも1本多い5本を採取された。担当された救急の制服を着た看護師さんに「今日は寒いから十分にご注意を」と言われて終わった。それから心電図に回って10時には無事全行程を終了して会計に回った。20分ほど待ってから掲示板に案内が出て自動支払機に向かった。それから、地下の言わばフードコートのような広場に降りて持参した自家製のいなり寿司を食べて遅い朝食。周囲を見回すと、矢張り中年以上の外来なのだろう患者さんたちは持参された食事を摂っておられるのが目立つ。

食べ終わってからやおら立ち上がってバスを乗り継いでジムに向かうことにした。だが、あれほどの血液を失った(?)後だけにストレッチをやる意欲もなく、兎に角入浴して血行を良くしようというのが、この強行軍(?)の狙いだ。実は、15日のクラス会出席という藤沢遠征の疲れが昨17日辺りから本格化して、本日は結構我と我が身に鞭打っているかのような悲壮感も少しあったのだ。入浴を終えて帰りのバスまでに少し時間の余裕があったので、サロン(?)で日経新聞にさっと目を通した。

そこに言わばベタ記事に近いかとも言えそうな「対韓国の3品目の輸出管理強化関連の記事」を発見した。それは「既に2品目の輸出は承認済みで、今回は液体フッ化水素の輸出許可を聯合ニュースが報じた」というものだった。日経新聞は「日本側に液体フッ化水素の輸出を認めれば、韓国側がGSOMIAを巡る態度を軟化させるのではないかの期待もありそうだ」としていた。確かに管理を強化したとはいっても3品目とも輸出を認めたのでは、韓国(というか文大統領)の破棄するという主張の根拠が薄弱化すると言えるとは思う。だが、文大統領がそれほど生易しい人物だとは私には考えられないが。

ではあっても、偶には日本経済新聞も読んでみるものだと思いながら、何時ものことながら老人の利用客ばかりのバスで駆け足の日程を終えて無事帰宅。大きな風呂で血行は多少改善できたが、やや遅い昼食を摂って、先頃までソファーに寝そべって休んでいた次第。と言うのも、病院から高田馬場駅前のジムに行く為にはバスを2回乗り換えねばならず、乗り換える為には交差点を3度横切らねばならないので、ジムでのウオーキングを省略しても良いだけの運動をしてあったのだ。明日は検査の結果を踏まえての主治医の診察でまた病院に行かねばならない。これは86歳にとっては体力よりも気力の問題だ。


勝って良かった対韓国の野球

2019-11-18 08:00:58 | コラム
我が代表がプリミア12の野球で優勝:

17日の夜はこの因縁の韓国を相手にした決勝戦を、別に手に汗握る程ではなかったが、大いなる興味を以て観戦していた。勿論、勝ってくれとは願っていたが。既に採り上げてあったことで、16日に探り合いのような消化試合があったので、双方ともに手の内は読めていただろうとは思っていた。但し、我が方の先発投手の山口俊には不安があることは既に指摘してあった。

果たして私の不安は的中して、解説者の一人がが「どうなることかと思った」と言ったように、山口は韓国の力任せ打線に極端に言えば滅多打ちに遭って、いきなり3点も取られたので「どうなってしまうのか」と極めて不安にさせられた。私はこれまでに何度も嘆いてきたように、ゴルフの世界、特に女子では韓国のゴルファーに良いように勝たれて巨額の賞金を持って行かれたことを嘆いてきたので、この野球では何としても勝って貰いたかった。

テレ朝の中継では1回裏のベンチの状況を撮しだして、稲葉監督が山口の肩を叩いたか握手をしている風景を見せてくれたので「これで山口は1回だけで引っ込めるな」と読めて一安心だった。監督は「苦渋の決断だった」と述べたとの報道があったが、それは山口に対する気遣いであって、あの場では彼を下ろすのは当然だったと断じておく。その決断が予定外だったと思う早めの高橋礼以下へのリレーとなって、韓国に追加点を許さなかった好結果を招いたと思う。

私は昨夜の勝利については、山田哲人君に「失礼いたしました」と詫びねばならないと思う。即ち、彼を評して「ここぞという時に先ず打てない」と貶してきたからだ。あの場面でも散々粘っているのを見ても「何とかしてくれる」という期待はしていなかった。だが、あの一打は彼が最も良かった頃の「力が抜けて、軸がぶれずに綺麗に回って振り抜いているいるフォーム」だったのには驚かされたと同時に「善くぞ打ってくれた」と感謝していた。打つ方ではMVPに選ばれた鈴木誠也の活躍も見事なもので、あの1回裏の外野の塀を直撃した2塁打は将にMVPに値する一撃だった。

稲葉監督のあれだけの数の投手を注ぎ込んだリレー作戦も良かったと褒めておかねばなるまい。投手たちも「勝とう」という気迫を見せていたし、あれだけの実力がある投手を1~2回という短い回数だけ投げさせれば、如何に韓国の打線が強力でも打ち崩せなかったのは当然だろう。あの大振り打線には落ちる球を主体にした変化球は大いに効果を発揮していたと思う。しかしながら、あのホームランを打った2人は前夜は先発から外れていたようだと記憶するので、その点では韓国の金監督の作戦は奏功していたことになるのだろうか。

私の持論である「勝った方が強いだ」を当て嵌めれば、我が国は世界一ということにはなる。だが、アメリかではMLBの選手たちと如何なる契約があるのか知らないが、彼らは何時もシーズンオフの試合には出てこない。彼らが全て「お国の為」と思って出場していれば、話が変わったかも知れないとは言えるかと思う。だが、私が何度も皮肉ったように、今やMLBには圧倒的に南アメリカの者が多いのだ。極言すれば「ヒスパニックMLB」なのであろうか。

まさか、アメリカはそれだから出てこないのではないと思うが、多くのMLBの有力な選手を擁するドミニカもキューバもメキシコも今回は大した実績を残していなかった。ということは「真の世界一の国を決める大会はどやって開催するのか」という疑問にぶつかるのだ。それにも拘わらず、アメリカはWBCを主催したりする。思うに「彼らはWorld Seriesこそが世界最高・最強を決める大会だ」と自負しているのだろう。