新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

土人が差別用語か

2016-11-17 08:35:47 | コラム
土人とは:

確かに本日の産経に阿比留瑠比が「極言御免」で述べていたように、広辞苑には「①その土地に生まれ住む人。土着の人。土民」から始まっているが何処にも「差別用語」の指摘などない。また、昨日には曾野綾子さんが同じく産経の「透明な歳月の光」で“「沖縄の土人」というのは、蔑称だと思う蓮舫氏の方こそ、差別感の持ち主だと思われる”と明快に指摘しておられた。私は鶴補保大臣が「それは別に差別ではない」と言ったのも誤りではないと思っていた。実は、ここまでで私は密かに安心していたのである。

と言うのも、もう何年前のことかも記憶はないが、1967年(昭和42年)に藤沢市が元はと言えば丘だったところを開発した住宅用地(便宜的に団地と呼ばれていたが)に移住した際に、そこにはほとんど地元の人は移ってこなかった。それで、大分後になって物書きの真似事をするようになってから、何かの機会に「この団地を一歩出ればその辺りに住んでおられる方々土人である」といった趣旨のことを書いた記憶があるのだ。勿論「土着の方々」を念頭に置いていた。しかし、広辞苑の②には「未開の土着人。軽蔑の意を含んで使われた」と過去形で記載されている。

私は沖縄に大挙して出向いて、何が何でも政府がやることに反対をする職業的と聞かされている運動に専念する連中が、酷い言葉で警官等を罵ったともテレビと新聞以外の情報で知らされていた。その連中に対して偶々発せられた言葉に「土人」があったとしても、それを広辞苑の②をこじつけて解釈する蓮舫等の方が余程頭がおかしいと思っていた。だが、何故か我らがマスコミは一向にそこには触れなかったのだが、漸く曾野さんと阿比留のお二方が正常なことを述べてくれたと解釈している。

沖縄に巣くう運動家たちがどれほど常軌を逸しているかは正確には知る術はないが、それと同等乃至はそれ以下に劣等であると思わせてくれるのが民進党であり、それを率いて(いるのだろう?)いる蓮舫である。尤も、彼女は我々こそが土人だとでも思っているのではないのかと疑いたくもなる。