楽天が勝ったのは良かったと思っている:
順序不同で、色々と昨日で終わった日本シリーズの感想を。
(1)第7戦の田中投手の起用:
無謀と大胆は背中合わせかと思わずにはいられなかった。抑えきれるかどうかに多大な不安感があったと同時に、「田中には抑えきるしかない」という、恰もテレ朝の米倉涼子主演のドラマの決め台詞「私失敗しないのです」にも似た自信があったのだろうと思った。私はこれまでにも種々述べてきたような見地から、田中が「来年MLBに行くことは支持しません」と申し上げておきたい。
(2)楽天の二塁手・藤田一也:
彼の守備の良さ、即ち多くの打球を正面で捕ってしまうような守備位置の良さこそ、内野手のあるべき姿だと思って高く評価している。同時に、彼の長所を見抜けずに放出したDeNAと(あるいはトレードを知らなかったかも知れない)中畑監督を声を大にして批判したい。藤田は出されたことで奮起したとの解説もあったが、中々正二塁手が決まらなかった巨人と比較すれば、彼の良さが楽天の優勝に大きな貢献をしたと解る。
(3)巨人の不甲斐なさ:
短期決戦には良くある現象だという擁護の仕方もあるようだ。だが、短期だろうと長期だろうと勝った方が強いのであって、結局は今年の巨人は所詮はあそこまでのティームだったということ。マスコミは屡々「ミスが出て不運にも」という言外の意味を含めたことをいうが、ミスが出ること即弱いのであって、この種の人を誑かすようなことを言ってはならないと思う。一試合で二度もエラーをする外国人に依存していた巨人の欠陥がそこに現れていた。
(4)杉内俊哉が二敗:
杉内には悪いが同情の余地はない。私は何処か他所の球団で名を成した後でFAなどで巨人に来る者全てを嫌っている。そこには巨人の一員となれば待遇も良くなるし、引退後にもコーチの道も開けるし(川口投手コーチは広島から移ってきていた)、テレビ等での解説者の職を得る可能性もあると考えているのかと勘ぐっているからだ。そこで育てて貰ったことを利用しているとも見えないか。しかも、巨人はスカウティングが上手い方ではないばかりではなく、他球団から即戦力を誘ってティームを編成する傾向があるのだ。
(5)谷と小笠原に戦力外通告:
この両名も他の球団で力をつけてから巨人に移ってきた経歴がある。私の好みではない部類に入る。読売が如何なる編成方針を選ぼうと関知しないが、ここはアメリカではないのだからと思う時、違和感を禁じ得ない。楽天には二名のMLB出身者を除けば即戦力として採用された者がいないのも比較としては好ましい。
順序不同で、色々と昨日で終わった日本シリーズの感想を。
(1)第7戦の田中投手の起用:
無謀と大胆は背中合わせかと思わずにはいられなかった。抑えきれるかどうかに多大な不安感があったと同時に、「田中には抑えきるしかない」という、恰もテレ朝の米倉涼子主演のドラマの決め台詞「私失敗しないのです」にも似た自信があったのだろうと思った。私はこれまでにも種々述べてきたような見地から、田中が「来年MLBに行くことは支持しません」と申し上げておきたい。
(2)楽天の二塁手・藤田一也:
彼の守備の良さ、即ち多くの打球を正面で捕ってしまうような守備位置の良さこそ、内野手のあるべき姿だと思って高く評価している。同時に、彼の長所を見抜けずに放出したDeNAと(あるいはトレードを知らなかったかも知れない)中畑監督を声を大にして批判したい。藤田は出されたことで奮起したとの解説もあったが、中々正二塁手が決まらなかった巨人と比較すれば、彼の良さが楽天の優勝に大きな貢献をしたと解る。
(3)巨人の不甲斐なさ:
短期決戦には良くある現象だという擁護の仕方もあるようだ。だが、短期だろうと長期だろうと勝った方が強いのであって、結局は今年の巨人は所詮はあそこまでのティームだったということ。マスコミは屡々「ミスが出て不運にも」という言外の意味を含めたことをいうが、ミスが出ること即弱いのであって、この種の人を誑かすようなことを言ってはならないと思う。一試合で二度もエラーをする外国人に依存していた巨人の欠陥がそこに現れていた。
(4)杉内俊哉が二敗:
杉内には悪いが同情の余地はない。私は何処か他所の球団で名を成した後でFAなどで巨人に来る者全てを嫌っている。そこには巨人の一員となれば待遇も良くなるし、引退後にもコーチの道も開けるし(川口投手コーチは広島から移ってきていた)、テレビ等での解説者の職を得る可能性もあると考えているのかと勘ぐっているからだ。そこで育てて貰ったことを利用しているとも見えないか。しかも、巨人はスカウティングが上手い方ではないばかりではなく、他球団から即戦力を誘ってティームを編成する傾向があるのだ。
(5)谷と小笠原に戦力外通告:
この両名も他の球団で力をつけてから巨人に移ってきた経歴がある。私の好みではない部類に入る。読売が如何なる編成方針を選ぼうと関知しないが、ここはアメリカではないのだからと思う時、違和感を禁じ得ない。楽天には二名のMLB出身者を除けば即戦力として採用された者がいないのも比較としては好ましい。