ポンポンダリアの独り言

毎日、何気なく生活する中で感じた事を気の向くまま、思うがままに投稿して見ようと思いました。

第17回 「ホットハート フェスティバル」

2015年02月12日 | Weblog

1時間ワンコインで「ピアノ」を能トレのつもりで習わないと知人に声を掛けられました。ヒィエ~~!この歳でピアノすぐに思ったのはバイエルから・・・とても無理と、とっさに思いました。
イヤイヤ本格的にではなくボケ防止の手段として指先を動かす事がボケ防止になるらしいから、うちの息子がピノの先生をしているのでやってみないかというのでした。今でこそピアノは私の息子の子供でさえも習える時代です。

私の子供の頃はその様な余裕がなく、数えるほどの子供しかピアノに接することが出来ない時代でした。小学校の頃に子供集会で校歌をを生徒代表でピアノを弾く人がとても羨ましく思った事がありました。憧れのピアノに接することが出来ると思うと・・・ヤル々・・・やりたい

その様ないきさつで各週火曜日、月2回のレッスンです。練習日には先生のピアノに合わせて与えられた楽譜のオタマジャクシを見乍ら、あたかもピアニストになったつもりでいるのです。
時々ハチャメチャな音を出す時もあるのですが、そんなこと何のその″脳トレ”を前提にしているものですから間違っても脳トレになると勝手に思い、お構いなしの楽しいレッスンです。

 

              
                     
    孫のピアノ発表会

       

ある日先生は菖蒲町にある「モラージュ」という所で″ホットハート フェスティバル”においてのコンサートに参加するので来てみませんかと言うお誘いがあり、行ってみる事にしました。

 
                     

コンサートホール・・・・・・といっても″滝のコート”と呼ばれる1Fのスペースです。ざわつく会場でのコンサートなのです。うわチョッとビックリ。私の頭の中ではちゃんとしたコンサートホールがあるんだと思い込んでいたものですから・・・・・

        

この会場では福祉施設に通う人達が、それぞれの施設で作った心のこもった製品を、展示即売します。と案内のチラシにあり、さらに仲良く暮らし続けたいと思っています。と書かれていました。 なるほど先生はボランティア活動の一環として、今日のコンサートだと知りました。

少し早目に会場に着いた時この会場では津軽三味線の演奏が行われていました。力強い三味の音色は心の奥まで響いていました。ア~~三味線も弾けるといいなぁとも思いました。 なんでもやりたい気持ちはあってもなんでも中途半端になってしまうと思うとその意気込みもすぐにしぼんでいきました

次回17:00とあるので少し館内を散策し1時間ばかりの待ち時間を消化しつつ珈琲1ッ杯を飲んでいると突然に″蝶々夫人”ソプラノの歌が耳に響いてきました。
アレェ!もう5時なのかと残っている珈琲を一気に飲みほし開場に行くとリハーサルの看板がありました。 しかしすごい声量です。コーヒーショップは少し離れてあったにもかかわらずその声は耳に届きました。

         
           ピアノ演奏:海老塚 光生先生  熱唱   小針 絢子さん

                 
           [早春賦
] [アメージング・グレース] [蝶々夫人] [花は咲く]

ソプラノの冴えた歌声は4曲を聞かせてくれました。周りの騒々しさなんて何のそのそれを打ち消すかのような音量にはビックリしました。用意された観客席は満員で聞き終わった観客からのは惜しみありませんでした。

      
    福祉施設の展示場の人達は″花は咲く”の歌を手話を使って一緒に歌っている
    方々をみました。

手話も以前から興味があって習ってみたいと思っていましたが、これも思うのみで現実化されていません 思うだけ・・・・・・

もう第17回ものホットハートコンサートが行われて来たようです。ピアノに接して人のつながりに加わり、そこからこのような機会に参加できた事に感謝でした。良い輪がいっぱい出来るといいなぁと思いました。
又次にある時は参加したいと思い、真っ暗になった冬空の下をR122の道路を春日部に向いました。