■平成21年10月30日■
万葉集に詠われた歌を 歴史の流れに沿って 採り上げ 「大阪弁」で訳します
いわく 「大阪弁万葉集」
―――――――――――――――――――――――――――――――――
★大伯皇女 斎宮の 任解かれ 空しい戻る 大津ない都
神風の 伊勢の国にも あらましを なにしか来けむ 君もあらなくに
《伊勢の国 居ったらよかった 何のため 帰ってきたんか お前居らんに》
―大伯皇女―〔巻二・一六三〕
★やっと来た 夏見の里に 日が暮れる 馬も分かるか 気落ちする胸
見まく欲り わがする君も あらなくに なにしか来けむ 馬疲るるに
《逢いたいと 思うお前は 居らんのに なんで来たんか 馬疲れるに》
―大伯皇女―〔巻二・一六四〕

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万葉集に詠われた歌を 歴史の流れに沿って 採り上げ 「大阪弁」で訳します
いわく 「大阪弁万葉集」
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★大伯皇女 斎宮の 任解かれ 空しい戻る 大津ない都
神風の 伊勢の国にも あらましを なにしか来けむ 君もあらなくに
《伊勢の国 居ったらよかった 何のため 帰ってきたんか お前居らんに》
―大伯皇女―〔巻二・一六三〕
★やっと来た 夏見の里に 日が暮れる 馬も分かるか 気落ちする胸
見まく欲り わがする君も あらなくに なにしか来けむ 馬疲るるに
《逢いたいと 思うお前は 居らんのに なんで来たんか 馬疲れるに》
―大伯皇女―〔巻二・一六四〕

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