巨人大ピンチ 菅野登録抹消

巨人の菅野智之投手（24）が４日、「右手中指の腱の炎症」のため、プロ入り後初めて出場選手登録を抹消された。７月16日のヤクルト戦（東京Ｄ）でゴロを打った際の衝撃で患部を負傷。その後、球宴第２戦、後半戦２試合に登板したが、腫れが引かないため大事を取って１度登板を飛ばし、様子を見る。
この日はＧ球場で１軍投手練習に参加。キャッチボールなど通常通りのメニューを消化した後、都内の病院で検査を受けた。重症ではないが、数日間はノースローで調整する見込み。
（５日スポーツ報知２面より）

昨日の午後、菅野登録抹消の情報をネットで知った時は驚愕した。何かあったとしか思えなかったからだ。まさか右肘や肩の違和感じゃないだろうなと心配したが、練習ではキャッチボールをしていたくらいだから軽傷なのだろう。とりあえずホッとしている。一時は情報が錯綜して最悪手術が必要なんじゃないかとかいう話も出たから。

にしても菅野の（短期間とはいえ）離脱は痛い。チームの勝ち頭だからだ（現在チームトップの９勝）。代役は宮国らしいが、２軍でも結果を出していない彼に多くを望むのは酷だ。澤村が不調で２軍落ちしている状態で、ピッチャーが足りない。野手は選手層が厚いが、投手は薄いということが明らかになった。オフはトレード、ドラフト、ＦＡで投手を補強しなければならない。

負傷の原因は打撃の際の衝撃というから硬球の威力の恐ろしさを痛感した。私は硬球をバットで打ったことはないが、芯を外れると物凄く痺れるらしい。木製のバットならなおさらとのこと。ピッチャーもバットを持てば９番目のバッターだが、負傷されてはたまったものじゃない。変化球以外は打たない方がいいのかなぁ。

今週から６連戦が続くプロ野球。エースの早期復活を望む。でなければ３年連続リーグ優勝はいよいよ危うい。