巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

基本的には巨人応援ブログです。しばし更新していませんでしたがマイペースで再開。

1人の投手が218球 異常だわ

2017-03-22 23:22:49 | 野球
滋賀学園6-2東海大市原望洋

WBCの準決勝に注目が集まる中、同じ時間帯に日本ではセンバツ高校野球でも熱戦が行われました。
第2試合では延長14回までもつれ、試合は滋賀学園が勝ったのですが、問題は両校の先発投手が14回を1人で投げ抜いたことです。特に東海大市原望洋の金久保投手の球数は218球。WBCでの球数制限95球(準決勝以降)の倍以上で、異常としか言いようがありません。

センバツでは3年前に済美高校の安楽投手(現楽天)の投げすぎが問題になりました。安楽の場合は決勝まで勝ち進んだので、トータルでとんでもない球数になりましたが、金久保投手は負けたのがある意味、救いかもしれません。

高校野球で大会のたびに問題視される投手の投げすぎ問題。
もちろん指揮を執る監督も「無理はさせられない」ということは重々承知でしょうが、2番手投手が明らかに格が落ちるとなればエース続投を選択するしかないし、難しい問題です。

チームは勝利のためにそれこそ血の滲む努力をしているわけですから、格が落ちる2番手投手を投入することは意図的な敗退行為と納得されないでしょう。

とはいえ1人の投手が1試合で200球も投げさせるべきではありません。そんなことをしたら壊れてしまいます。
なのでもう、ルールで規制するべきではないですかね?

球数制限すると、日本ハムの中島選手のような露骨なカット戦法を多用される恐れがあるので、イニングで制限してはどうでしょうか?「1人の投手が投げれるのは9イニングまで」という感じで。そうでもしないと、こういうことはこれからも起こるでしょうね。

とはいえ、このルールが導入される見込みは薄いと思ってます。
なんせ日本は平気で月に100時間も残業させる国ですから。
この期に及んでも、「繁忙期は月100時間は認める、いや認めない」で議論している有り様ですからねぇ。
高校生が1日に200球投げても、何とも思わないんでしょう。それどころか「俺は1日300球投げたぞ」とか武勇伝を語り出す阿呆まで出てきそうで怖いです。
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巨人17人 広島5人

2017-03-11 20:20:17 | 巨人
4日の日本ハム戦の時に私のツイッターでのフォロアーさんがこんなつぶやきをしていました。

投手 乾(元日本ハム)
捕手 宇佐美
一塁 辻
二塁 立岡(元ソフトバンク)
三塁 増田
遊撃 吉川大(元中日)
左翼 岡本
中堅 柿沢(元楽天)
右翼 石川慎(元日本ハム)

もうどこのチームかわからん…笑



グラウンドの9人のうち生え抜きは半分以下の4人だったわけです。
そこで「今、巨人には他球団出身の選手は何人いるのだろう?他チームはどうなのだろう?」
と気になり、購入した選手名鑑で調べて見ました。結果は以下の通りです。

巨人 17人(うちFA入団8人)
広島 5人
DeNA 7人
阪神 9人
ヤクルト 10人
中日 5人


やはり巨人の数字が断トツ多いです。
(ちなみに巨人の脇谷、広島の新井のような出戻り選手はこの数に入っていません)
しかも外国人でもマギー、クルーズと他球団経験者が2人いるので実質は19人です。

やはり広島は最小の5人。巨人の3分の1以下です。しかもそのうち2人(一岡、赤松)はFA流出選手の人的補償で獲得した選手です。それでも昨年は見事に優勝を果たしました。

巨人に他球団の選手が増えた要因は間違いなくFAにあるでしょうが、ここで1992年時のデーターを見てみましょう。
FAが誕生したのは93年ですから、その前の時代の話になります。

巨人 6人
広島 9人
大洋(現DeNA) 8人
阪神 10人
ヤクルト 4人
中日 12人



なんと巨人は今の約3分の1の6人。むしろ広島の方が多いくらいでした。
中日が12人と最も多かったのは、前年まで指揮していた星野監督が積極的にトレードを敢行するタイプだったからだと思われます(落合を1対4のトレードで獲得したのがいい例)。

気になるのは6球団の数字を足すと、今年が53人、92年が52人とたいして変わらないことです。
つまり、いかに今の巨人には他球団の選手が多いかがわかります。

もちろん、現在とFAが導入する前とでは時代が違います。
補強は絶対に必要だし、トレードも活発に行うべきです。
しかし、ここまで他球団の選手が多くなるとファンとしては複雑です。
他球団出身の選手は10人くらいに収めるのがベストでしょう。

「生え抜き選手を育ててほしい」

その思いはいつの時代も同じではないでしょうか?

FAが導入されて以降、巨人は補強を繰り返してきました。
しかし、リーグ3連覇(07~09年、12~14年)は達成しましたが、日本一連覇はありません。

先日、日テレG+の「ジャイアンツタイムマシーン」という番組で、1987年の巨人の名場面を放送していました。
当時は原辰徳が4番で、篠塚、中畑、江川、西本、山倉と生え抜きの選手が主力として活躍。槙原、吉村、岡崎、駒田といった若手も躍動。後楽園球場はいつも満員でした。もちろん平日でも。無料でユニフォームを配らなくても、チケットは即売り切れでした。

今はどうでしょう?
生え抜きで他球団からも認められているのは菅野、阿部、坂本くらい。
大事なモノを失っているような気がしてなりません。
それでもファンは移籍できないので巨人を応援しますが、モヤモヤ感は半端ないです。

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