巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

基本的には巨人応援ブログです。しばし更新していませんでしたがマイペースで再開。

判定負けも、敗因はちゃんとある

2013-10-28 22:45:22 | 巨人
巨人1-2楽天

第2戦は負けた
試合後、私はツイッターでこうつぶやいた。

【お願い】選手はそれこそ命がけでプレーしている。だから審判も命がけでジャッジしてください。それができないならポストシーズンではあらゆるプレーにビデオ判定を導入してください。誤審で勝ったって嬉しくないし、負けたら腹が立つだけ。やってられんわ

と。そうも言いたくなる。場面は楽天1点リードの7回裏2死1・3塁。バッター藤田の打球は大きくバウンドしセカンドへ。寺内捕ってファーストへ送球。はい、アウト、チェンジと思いきや…

なんと審判の判定はセーフありえねえ。これで2点目が入ってしまった。スローで見なくたってアウトだろこの試合をスタジアムで観戦していた元楽天監督のノムさんでさえはっきりと「誤審。ひどいねえ。日本シリーズであんな判定するんか?」と言っていたし、今日のスポーツ報知の1面にはファーストのロペスがボールをキャッチした時には打者・藤田はベースに届いてない写真がちゃんと写っている。

原監督も珍しく血相を変えて抗議していたが、2分くらいで引き下がってしまった。あそこは引き下がってほしくなかった。おそらく星野監督や中畑監督なら退場になるくらい激怒しただろうし、落合元中日監督なら、ネチネチと5分以上抗議して退場になっていたはずだ。ブラウン前広島監督ならファーストベースを引っこ抜いてぶん投げていただろう。「巨人軍は紳士たれ」というが、ちょっと紳士すぎやしないか、原さん。

結局1点差で負けたから、この判定がなければ同点だったわけである。
判定ミスはこれだけではなかった。2回表1死走者なしでロペスが空振り三振だったが、スローで見るとバットにボールがかすっている。
ミスとは言えないが、8回に寺内がホームランを放ったが、レフトの線審がホームランのなんのリアクションもなし。寺内はレフトに打球を捕られたと思い、ベンチに帰りかけた。なんのために線審を置いているのか(レギュラーシーズンでは4人制で線審はいない)?見ていると、線審の見ている場所が前過ぎる。あれでは置物に過ぎない。

実は昨年の日本シリーズでも誤審はあった。第5戦、巨人が5対2の3点リードで迎えた4回表無死1塁の場面で多田野が投げた投球が打者・加藤の頭部付近へ。加藤は当たっていないにも関わらず、当たったふりをして、死球の判定に。多田野は危険球退場となった。これを機に普段は温厚な日本ハムファンが激怒し、球場全体が「巨人許せん」と異様な雰囲気になった。加藤は打席に立つたびにブーイングを浴び、後味の悪さが残った。

もう、こうなったらポストシーズンに関してはホームランだけじゃなく、あらゆる判定にビデオ判定を導入するべきではないか?審判だって人間。ジャッジミスは起こりえる。NFLでビデオ判定が導入されているのは有名な話だが、近年ではNBAでも導入されている。これはオフにボールを勝手に変更した問題と同様に議論するべきである。



判定に泣かされた巨人ではあるが敗因はちゃんとある。マーくんからは3安打しか打てなかった。うち2本は寺内である。
守備ではまた坂本がやらかした。詳しくは書かないが、野球IQが低いと言わざるをえない。

とはいえ、1勝1敗は巨人サイドは想定内だろう。しかも2試合で3点しか取ってないのにタイなのだから、御の字である。


最後に、寺内がホームランを打った球腫はスライダーだった。CSでマエケンからのホームランもスライダーだった。改めてスライダーは怖いボールだと思った。
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巨人先勝 ツキがあった

2013-10-27 14:40:44 | 巨人
巨人2-0楽天

日本シリーズ第1戦は巨人が守り勝ち先勝した。
試合後の勝利監督インタビューで原監督は「ツキがあった」「運がよかった」という言葉を連発していたが、まさにそうだった。

まずは5回裏無死1塁の場面。初球、打者・嶋が送りバントをミスすると2球目はバスターを仕掛け打球は三遊間へ。坂本は捕ったが1塁は間に合わないのにも関わらず、1塁へ送球した。これを見た走者・松井稼頭央は3塁へ。だがロペスが坂本のワンバウンド送球を前に出て捕球し3塁に送球。3塁を狙った松井をアウトにした。

これは松井の暴走でもなんでもない。坂本が送球した時点で3塁を狙うのは当然の走塁だ。下手をすれば無死1・3塁になっていたところだったが、結果的にバスターを成功させられたにも関わらず、1死1塁となった。原監督が「ツキがあった」と連呼したのもわかる。

だが裏を返せばあの場面、坂本は絶対に1塁へ送球してはダメだった。どうみても1塁は間に合わないのはわかっているにも関わらず、送球したのだから。この辺が彼の若いところである。坂本には猛省してもらいたい。当然、勝呂内野守備コーチからは注意を受けているだろう。あんなプレーをしていては、いつまでたってもゴールデングラブ賞は取れないと断言しておこう。


2つ目のツキは8回裏2死1・2塁の場面。左中間への大飛球を亀井がフェンスにぶつかりながらもジャンピングキャッチ。取れなければ同点だっただろう。まさにスーパープレーだった。原監督が言っていたようにポジショニングがよかったこともあるが、シリーズの流れを巨人に引き寄せるプレーになるかもしれない。松井が打った瞬間は逆転3ランかと思い、心臓が止まりそうになった。

巨人はわずか4安打。対して楽天は9安打。3者凡退で終わった回は巨人が5回もあるにも関わらず、楽天は初回の1回だけ。本当にツキがあった。


楽天の則本はさすがにルーキーで15勝をあげただけの投手で素晴らしかった。最初は「これは飛ばしすぎだ。後半、打てるぞ」と思っていたが、とんでもなかった。
また嶋もうまくリードしていた。シーズン中とは違いフォークを多投させ、10個の三振を奪った。特に3回表、阿部に意表を突く3球連続のストレートで三振を奪ったのと、7回表、打者・亀井の場面でフォークが来るぞと見せかけて、カーブを投げて三振を奪った場面は素晴らしい配球だった。さすがにノムさんに鍛えられただけのことはある。打っても2安打。日本シリーズ初出場にしては落ち着いていたと、とりあえずは褒めておこう。


さあ、第2戦はマーくんが出てくる。待ってましたよ。彼はシーズン、CSといまだ2013年は負けなし。だが巨人が黒星をつけてあげようではないか。


最後に…
なぜ星野監督は内海キラーの中島をスタメンで使わなかったのだろうか?謎である。
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今日から日本シリーズ

2013-10-26 16:27:19 | 巨人
今日から日本シリーズです。相手は楽天。望むところです。心配された雨も大丈夫みたい。巨人のシリーズ出場資格者は、

投手
沢村・香月・杉内・菅野・マシソン・内海・高木(京)・福田・西村・田原(誠)・青木・山口・アコスタ・ホールトン・小山・笠原・今村・阿南

捕手
阿部・実松・加藤・河野

内野手
寺内・藤村・ロペス・坂本・脇谷・村田・石井・高口・中井

外野手
長野・谷・亀井・鈴木・高橋(由)・松本(哲)・橋本・ボウカー・矢野


の40名。主な登録漏れは宮国と小笠原。これに関して特に感想はありません。

楽天の第1戦の先発はマーくんではなく則本。感想は特にありません。

シリーズのキーマンは? 巨人で言うなら全員。楽天は試合をほとんど見たことがないのでわかりません。

とにかく今、言えることは一つだけ。


楽天に勝つ・勝つ・勝つ・勝つ!4つ勝つ!



それしか考えていない。40年ぶりの日本一連覇へ、いざ進め!辰徳GIANTS。
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レッズが狙うは西川周作

2013-10-24 23:20:35 | 浦和レッズ
サッカーダイジェスト 2013年 11/5号 [雑誌]
クリエーター情報なし
日本スポーツ企画出版社



今週発売のサッカーダイジェストの特集はベラルーシに負けた日本代表でも、Jリーグの2大決戦(横浜M広島 鹿島浦和)でもなく各チームの補強ポイントだった。そこで驚いたのが、浦和レッズがサンフレッチェ広島の西川周作にターゲットを絞っているという記事だ。

レッズは正GKは加藤順大だったが、ハイボールの処理に手間取り失点するケースが多く見られ、山岸範宏にレギュラーを明け渡している。その山岸も35歳のため今オフの補強ポイントはGKとしているとのこと。ちなみに西川は昨年オフに契約を更新したが、1年契約のため移籍金はかからない。西川は日本代表に選ばれているほどの選手(正GKは川島なので出番には恵まれていないが…)なので、補強ポイントと見事にマッチする。

もし西川がレッズ入団となると…
柏木に槙野、森脇、ミシャ。ますますサンフレッチェ化が進むことになる。来年、アウェーで広島に行った時は、その名のごとく‘矢’が飛んでくるかもしれない。


もう一方で降格が濃厚なジュビロの駒野友一も狙っている。現在の右サイドハーフのレギュラーはレッズ一筋の平川忠亮だが、彼も34歳。特にミシャのサッカーはサイドの選手の負担は大きいから層を厚くしたいところではある。だが、よくよく考えれば駒野も、元々は広島の選手。もし、西川・駒野の両取りとなれば……矢どころか‘銃弾’が飛んでくるかもしれない。

冗談はさておき、真の補強ポイントは阿部勇樹、鈴木啓太に代わるボランチだと思うんだけどね。外国人枠が空いてるんだから、いい選手を連れてきてほしい。



Urawa Reds Magazine (浦和レッズマガジン) 2013年 11月号 [雑誌]
クリエーター情報なし
朝日新聞出版

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ノムさんが嶋を正捕手にした理由

2013-10-24 22:47:56 | 野球
パ・リーグのクライマックスシリーズは楽天がロッテを4勝1敗(アドバンテージ1勝含む)で下し日本シリーズ進出を決めた。もちろん球団史上初である。

CSの第4戦、解説は元楽天監督のノムさんだったが、ここで興味深い話をしてくれた。
ノムさんが楽天の監督に就任した時、誰を正捕手にしようかと迷ったという。候補は嶋基宏の他に、藤井彰人(現阪神)、中谷仁(現巨人ブルペン捕手)らがいたが、どの選手も一長一短で決め手に欠けたという。そこでノムさんはマネージャーに頼んでそれぞれの選手の中学時代の通信簿を調べさせたところ、嶋はナント、オール5だったという。

「野球とは頭を使ったスポーツ」というのが持論のノムさん。特に自らが捕手出身ということもあり、求めるものは他のどの監督よりも高い。故に嶋を正捕手で起用することを決めたという。そして、今やパ・リーグを代表する捕手にまで成長。オールスターに出場するまでの選手になった(現在のプロ野球選手会の会長でもある)。それにしても、プロ野球選手になるくらいだから、幼少のころからスポーツ万能だったろうが、勉強もできたというんだからスゴイ。

その嶋は26日から始まる日本シリーズに出場する。もちろん自身初出場だ。対して巨人の阿部慎之助は02・09・12年と日本シリーズを3度経験(08年は右肩の負傷で捕手としては出場せず)。それだけではなく、WBCにオリンピックにも出場しており、経験の差は埋めようがない。

日本シリーズは捕手が成長するには絶好の機会だと言う。
楽天と言うと一にも二にも「マーくん、マーくん」だが、嶋のリードにも注目したい。

嶋は2011年、東日本大震災が起きた年のシーズン開幕の日にこう言った。


見せましょう。野球の底力を。



と。ならば今度は見せてもらいましょう、君のリードを。巨人ファンの私を唸らせることができるかな?
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渡辺辞任 辞めるのが久信じゃなく恒雄だったら…

2013-10-19 21:02:14 | 野球
先週、何日だったか忘れたが、日刊スポーツの1面は「渡辺辞任」だった。
西武の渡辺久信監督が5年連続V逸の責任を取って辞任するという記事である。で私はふと思った

同じ渡辺でも辞めるのが久信じゃなくて恒雄(ナベツネ)なら日本中が歓喜の渦に湧くんじゃないだろうかと。それこそ、東京オリンピック開催決定並みに。

これは16日にfacebookでも投稿したのだが、かなりの反響があった。いただいたコメントをいくつか載せよう。

Aさん おっしゃる通りです。
Hさん 私もそう思います。
Tさん 全くもってその通り。
Aさん 早く身を引いてもらわないと世の中が変わりません。
Sさん 同感です。すごく言い方わるいですが、カッコ悪いっすよ。


これ、みんな巨人ファンの方の意見です。巨人ファンでもナベツネは嫌いなんですよ。アンチ巨人の方からしてみれば言わずもがやでしょう。

実際、渡辺久信監督はよくやったと思うよ。今年は3番中島がアメリカに移籍し、4番中村は怪我で戦列に戻ってきたのは9月。投手では西口・石井一久は戦力になれず(石井は今年限りで引退)、エース涌井は先発ではさっぱり(シーズン後半はリリーフでフル回転)。こんな状況にも関わらず、選手をやりくりし、シーズン終盤の猛烈な追い上げで2位になったことは、もっと評価されてしかるべきだ。

後任は伊原春樹氏が挙がっているが、この人は監督としてではなく、コーチとして優秀だと思うんだけどね。潮崎哲也2軍監督が1軍監督に昇格し、伊原さんがヘッドで支えた方が個人的にはいいと思う。

いずれにせよ西武には2008年に日本シリーズで負けた借りがある。来年の日本シリーズは西武と戦いたいね。


寛容力 ~怒らないから選手は伸びる~
渡辺 久信
講談社



二流選手から一流指導者へ―三塁コーチの視点‐誰も書かなかった「勝利の方程式」
伊原 春樹
ベースボールマガジン社
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今の日本代表には刺激というか毒が必要

2013-10-18 22:42:05 | サッカー
日本0-1ベラルーシ

サッカー日本代表は15日、一度もW杯に進出したことがないベラルーシにアウェーとはいえ敗戦。今回の東欧遠征は1点も奪えずに終わった。一部ではザック解任論まで出ている。非常事態といってもいいかもしれない。

このままで行ったら確実に8ヶ月後に迫ったブラジルでのW杯で決勝トーナメントに進出するのは無理だろう。2010年は直前まで岡ちゃん解任論が出ていたが、それこそ本番直前でエースの中村俊輔をスタメンから外し、阿部をアンカーにして守備的な布陣でベスト16にまで進出した。

ザックはどういう決断を下すか?彼が岡ちゃんのように守備的布陣にするとは思えない。あのイタリアのセリエAでも3-4-3の攻撃的布陣を貫いた人だ。個人的にも守備的にすればブラジルW杯でもベスト16に進出できるかもしれないが、それでは4年前と変わらない。進歩がないのだ。

いろんな記事を見ると、今の日本代表の選手同士の仲は極めて良好だそうだ。
だが、今の日本代表には刺激というか毒が必要だと思う。
トルシエの時は監督自身が毒だった。ジーコの時は中田英寿がその役割を担った。

今日の報知には現在得点ランキング首位の大久保(川崎F)を招集すると載っていた。Jで結果を出している選手が代表に呼ばれることはJにとってもいいことだと思う。だが彼1人では毒には成り切れない。もう1人いるじゃないか。誰よりも勝利に飢え、日の丸のために戦う男が。そう、田中マルクス闘莉王である。

なぜ彼を呼ばないのかまったくもって理解不能だ。
森重・栗原・伊野波・水本を呼ぶくらいなら闘莉王の方がはるかにマシだ。彼の強烈な個性なら毒に成りえる。

今度は11月16日にオランダ戦、19日にベルギー戦(会場はいずれもベルギー)が待っている。ここで無様に連敗するようなら私はザックの解任を要求する。確かにW杯出場は問題なく果たしたが、今の日本代表はそこが目標ではない。実際にオーストラリア監督のオジェック(元浦和レッズの監督でもある)もW杯出場を決めながら親善試合でボロ負けして解任されているしね。
ザックが次のベルギー遠征でどのようなメンバーを選ぶのか、今から楽しみにしている。


最後に、香川と吉田は所属クラブで出場機会に恵まれていない。実際、香川はベラルーシ戦後に「試合勘不足」を口にしている。現状の状態が続くなら冬に移籍することも考えなければならないだろう。香川の場合、古巣のドルトムントが諸手を挙げて歓迎するだろう。吉田は…オランダかな?
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巨人連勝 菅野完封 瓢箪から寺内?

2013-10-18 17:08:47 | 巨人
巨人3-0広島

CS第2戦は菅野が広島打線を完封する見事なピッチングで巨人が連勝
アドバンテージの1勝を含めて3勝0敗とし、日本シリーズ進出に王手をかけた。

見事なピッチングだった。11奪三振はCSタイ記録。完封はCS(が始まって7年になるが)史上初。今シーズン最高の出来だったと言えるだろう。広島とはこれで8度目の対戦となるが、これまでほとんど投げなかったフォークボール(全109球中、25球。数字にすると22.9%)を多投。最後のピンチもフォークでセンターフライに打ち取った。これまでとは違う配球に広島打線が対応できなかった。阿部の見事なリードとも言える。

私が感心したのは6回表1アウトの場面。ここまで菅野はノーヒットノーランだった。バッターは代打・天谷。打球はボテボテのピッチャーゴロ。菅野はボールを取ると「間に合わない」と判断し、無理に1塁に投げなかった。この冷静さこそ菅野の真骨頂。テレビのゲスト解説を務めた前田智徳が「完成度が高い」と言う所以である。

若いピッチャーならあわてて1塁に投げて暴投。打者が2塁へ進塁となったかもしれないが、ノーヒットノーランであったにも関わらず投げなかった所に大人ぶりを感じた。ドームに観戦に訪れた長嶋終身名誉監督が報知のコラムで「セを代表するマエケンに堂々と投げ勝った。今度は日本シリーズで、無敗の楽天・田中と投げ合ってどんな投球をするか見てみたい」と書いていたが、私も同感。ひょっとすると日本シリーズ第1戦先発もあるかもしれない、そう思わせる投球だった。


投のヒーローが菅野なら、打のヒーローはあら、びっくりの寺内だ。
3回1死1・2塁の場面でまさか、まさかのホームラン。瓢箪から寺内と言ったところか…。プロ7年で通算ホームラン4本の寺内がマエケンから打つんだから、そうも言いたくなる。マエケンもマウンド上でがっくりしていた。

得意の守備ではがっちり。「中井、早く戻ってこないかな」と思っていたが、ポストシーズンはロースコアの展開が多い。長く実戦を離れ、守備に不安のある中井が日本シリーズには間に合いそうな気配だが、間に合ってもセカンドは寺内で行くだろう。

原監督は「流動的なのは2番と8番」と言っていたが2番・寺内、8番・亀井がいい仕事をしている。両者とも守備力は高いのでここが固定できれば大きい。

一方で何気に不安なのが由伸。第1戦は4タコ。この日も2打席凡退で3打席目には代打を送られた。凡退の内容も悪い。第3戦はボウカーに代えてくるかもしれない。凡退の内容が悪いのは坂本も一緒である。
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「下克上」という言葉の違和感

2013-10-14 22:57:37 | 野球
プロ野球CSのファーストステージが終了。セ・パ共に3位のチームが2位のチームを破った形となった。
夕方、ネットを見ると「ロッテ勝利 パも下克上」などとやたらと下克上という言葉を使っているが、この言葉にどうも違和感を感じる。

「下克上」という言葉を国語辞典で調べて見ると

地位の下の者が上の人をしのいで勢力をふるうこと

とある。果たして、2位と3位は地位が違うのだろうか?違うのは順位だと思うが…。Wikipediaで調べてみると、実に細かく説明してあるのだが、ここではある一文を紹介したいと思う。

真に下克上と言える数少ない成功例が、織田信長によるものである。信長は主君の下尾張守護代・織田信友を討滅し、続いて自ら擁立した尾張守護・斯波義銀を追放し、さらには将軍・足利義昭も追放して、事実上その地位を奪っている。だがそうした信長の姿勢は皮肉にも家臣の豊臣秀吉に継承された。

これならわかる
信長が父・信秀が亡くなって家督を継いだ時は、尾張一国を統一していたわけではなかった。実際、弟の信行とも戦っている。その後の躍進ぶりは説明する必要はないだろう。
秀吉は下克上の典型例である。信長は武士であったが、秀吉はただの農民だった。それが天下を統一し関白にまでなったのだから末恐ろしい。

セ・リーグの巨人、阪神、広島。パ・リーグの楽天、西武、ロッテは同じカテゴリーの中で、同じ条件(金持ち球団と貧乏球団の違いはあれど、欧州のサッカーほどではない)の下で順位付けされたにすぎず、順位が上のチームを破ったからと言って「下克上」と言われても「おいおい、言葉の使い方が違うだろ」と突っ込みたくなるのは私だけだろうか?

日本のスポーツで下克上を起こす可能性があるのはサッカーの天皇杯かもしれない。J1・J2だけでなく、アマチュアの選手も参加できるこの大会。そういえば過去には高校生のチームがJ1(確かマリノスだったと思う)のチームにPK戦とはいえ勝ったことがある。これぞ下克上、流行りの漫画でいえばジャイアント・キリング である。

3位が2位を倒して次のステージに進んだ程度なら‘アップセット’という言葉で十分なはずだ。


GIANT KILLING(29) (モーニングKC)
クリエーター情報なし
講談社

ちなみに「モーニング」で連載されている「ジャイアントキリング」は面白いですよ。お薦めです。野球漫画なら「グラゼニ」ですかね。
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「あまちゃん」 もうDVD出てる

2013-10-14 11:11:12 | ドラマ・映画
昨日、レンタル屋さんに行ってみたらびっくり
9月に終わったばかりの「あまちゃん」のDVDがもう出てるじゃないですか
普通、DVD出るのって放送が終わってから半年くらい後でしょ。やっぱりファンから「早くDVD出せ!」っていう問い合わせが殺到したんだろうね。恐るべし「あまちゃん」。今年の紅白の司会は能年玲奈ちゃんで決定だね。


あまちゃん 完全版 DVD-BOX1
クリエーター情報なし
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)



あまちゃん 完全版 DVD-BOX 2
クリエーター情報なし
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)



あまちゃん 完全版 DVD-BOX3
クリエーター情報なし
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)




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