巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

基本的には巨人応援ブログです。しばし更新していませんでしたがマイペースで再開。

岡本・吉川尚輝の活躍は今年の運命線

2018-03-31 23:03:47 | 巨人
巨人8-4阪神

開幕2戦目も厳しいスタートだった。
先発の田口が3回までに4点を失った時は開幕連敗を覚悟。ブログに「慌てるな。2000年代に入ってからの日本一はすべて開幕連敗スタートだった。これは縁起が良いのだ」と書こうとも思った。

ただ現在のチーム状況を考えると開幕連敗はかなりキツい。
開幕は菅野、2戦目は田口。マイコラスが抜けた今、勝ち頭はこの2人なわけだが、2人とも負けでは痛すぎる。3戦目以降は野上、山口俊、大竹、吉川光夫が予想されるが4人とも巨人では実績がない。

そんな嫌なムードを打線の奮起で見事に逆転勝ち。
ヒーローは4安打5打点(昨年は1年で6安打2打点)の岡本和真だ。

世代交代が必須の巨人にあって彼の活躍は欠かせない。
将来の4番候補としてドラフト1位で入団しながらこの3年は活躍できないでいた。
なんとか岡本を育てたいチームは村田修一を戦力外にするという思い切った決断をした。これで岡本が活躍しなければ、放出した村田も報われないし、村田放出を決断をした鹿取GMも報われないし、ベンチに追いやられた慎之助も報われないし、ファンも納得しない。もう「若手だから」ではすまされないのだ。

開幕戦の打撃を見て、少々不安になっていたが、この日の活躍で腰を据えてプレーできるだろう。
岡本と吉川尚輝の活躍は今年の巨人の運命線といっても過言ではない。

とはいえチームは若手選手が活躍するだけではダメで、ベテランの力は絶対に必要。
代打で登場した阿部慎之助は押し出し四球を選んだ。
そしてベテランの域を超え、レジェンドと化してるのが10年ぶりに巨人に復帰した上原浩治。
逆転した直後の8回表に登板すると球場の雰囲気がガラリと変わり、しかも3者凡退に抑えて試合の流れを完全にこちらに引き寄せてくれた。

正直、オープン戦での登板を見た時は「まだまだ調整不足」と思ったが、さすがの投球だった。
マウンドから降りると、出迎えた選手と激しくハイタッチ。なん楽しそうだったね。以前はいろんなものを背負いこんで苦しそうだったから。

いまや数少なくなった同い年のプロ野球選手(他には西武の松井稼頭央とロッテの福浦)。
まだまだやれるところを見せてほしい。とはいえ、上原に過剰な負担を背負わすこと(クローザーを任せるとか)がないように願いたい。


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6年ぶり開幕黒星スタートも悲観する必要なし

2018-03-31 11:01:25 | 巨人
巨人1-5阪神

2018年のプロ野球が開幕。
3年目を迎える由伸ジャイアンツは本拠地・東京ドームで阪神と対戦。
「菅野だから勝てるだろう」と多くのG党が楽観視していたが、菅野がキャリアワーストの12本ものヒットを浴び5失点。6年ぶりの開幕黒星スタートとなった。だが悲観することは全然ない。

巨人は2000年代になってから4度(00年、02年、09年、12年)日本一になっているが、すべて開幕は負けている。しかも4度とも連敗スタート。02年なんて3連敗した。過去2年、開幕5連勝スタートしたが、結果は優勝できず、昨年は優勝争いすらできず、4位。シーズンは約半年。143試合もある長丁場。たかが1試合負けただけでうろたえていては、ダメだ。

2番・吉川尚輝、6番・岡本と期待の若手2人がスタメンで出場したが、結果は共にノーヒット。
岡本は若いカウントから積極的に手を出すのはいいが、打ってもヒットにならない難しい球に手を出している。この点は解説の原さんも指摘していたが、積極性を勘違いしてはいけない。

2人がノーヒットの代わりに、途中出場のルーキー2人、田中俊太と大城が共にプロ初打席でプロ初ヒット。2人とも東海大相模で2010年の夏に準優勝した時のメンバー(大城が1年先輩)。社会人を経由していることもあって、即戦力になれそうだ。

さて7回裏2死から陽岱鋼のタイムリーで1点を返し、さらに1・2塁でバッター2番・吉川尚輝の場面。
「代打・阿部慎之助だろう!」という意見がSNSで多く見られた。
私も一瞬「代打・阿部」が頭に浮かんだ。結果として代打を送らず、尚輝は凡退したわけだが、私はこれでよかったと思っている。確かに慎之助の方が打つ確率は高かったとは思うが、首脳陣が期待をこめて開幕スタメンで起用しているので、あそこで代打を出してしまうとスタメンで起用した意味がなくなってしまう、と個人的には思う。

あれが8回以降だったら、仮に7回でも1点差だったら「代打・阿部」に由伸もしていたかもしれない。

今年は勝つ、優勝よりも若手の躍動の方が優先的なテーマだと思う。
去年は「マギーをセカンドで起用する→若手の出番を塞ぐ→4位でCSすら出場できない」という負のスパイラルを生んでしまった。由伸を見ていると、なんとか若手に出てきてもらいたい、我慢強く見守ろう、という意図は伝わる。我々ファンも辛抱しなければならない。

今年は「優勝してほしいけど、若手の育成を優先」というスタンスで巨人の試合を見たい。
原監督の時のように「何が何でも優勝」というスタンスとは違う。
とはいえ、負けると不機嫌にはなるだろうなあ。
え~~、要するに勝手なんです(苦笑)

長い間、放置していたブログを久々に更新しました。
今後、継続的に続けるかは…

わかりません。
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