プロレスラー・長州力が藤波辰巳に「俺はお前の噛ませ犬じゃない」と言い放ったことはあまりにも有名な話で、これがきっかけで人気を得たわけだが、この‘噛ませ犬発言’はどうやらマスコミが作ったものらしい。
長州は「何で俺がお前の前を歩かなきゃいけないんだ!何で俺がお前の前にコールされなきゃいけないんだ。お前が俺の前だ」と言っていたのである。(プロレスではタッグマッチの場合は格下から前を歩き、格下からコールされるという習わしがある)ところが例によって、長州の滑舌が悪いせいで言われた藤波も何を言われたかわからなかったと言っている。ただ長州の怒りだけは伝わってきたから応対したと。
所説によると、後でマスコミ(東スポあたりかな?)がなんとなく長州はこんなことを言っていただろうと予測して書いたものらしい。つまり、プロレス史に残る歴史的な名場面は、「有吉反省会」(日本テレビ)によると、なんとなく、お互い勘でやりあっていたことになる。
実際、この頃の藤波の人気はすさまじく、それに対してジェラシーを感じていたことを長州は後に認めている。
こうして2人の一騎打ちが始まり、これを古館伊知郎アナが名勝負数え唄と名付け、大いにプロレス界を盛り上げた。私が子供の頃はプロレスはゴールデンタイムで放送していたので夢中になって見ていたものだ。
あれから時は30年以上流れ、2人とも還暦に。だが、今なお現役である(長州は一度引退したが、復帰している)。
長州は「何で俺がお前の前を歩かなきゃいけないんだ!何で俺がお前の前にコールされなきゃいけないんだ。お前が俺の前だ」と言っていたのである。(プロレスではタッグマッチの場合は格下から前を歩き、格下からコールされるという習わしがある)ところが例によって、長州の滑舌が悪いせいで言われた藤波も何を言われたかわからなかったと言っている。ただ長州の怒りだけは伝わってきたから応対したと。
所説によると、後でマスコミ(東スポあたりかな?)がなんとなく長州はこんなことを言っていただろうと予測して書いたものらしい。つまり、プロレス史に残る歴史的な名場面は、「有吉反省会」(日本テレビ)によると、なんとなく、お互い勘でやりあっていたことになる。
実際、この頃の藤波の人気はすさまじく、それに対してジェラシーを感じていたことを長州は後に認めている。
こうして2人の一騎打ちが始まり、これを古館伊知郎アナが名勝負数え唄と名付け、大いにプロレス界を盛り上げた。私が子供の頃はプロレスはゴールデンタイムで放送していたので夢中になって見ていたものだ。
あれから時は30年以上流れ、2人とも還暦に。だが、今なお現役である(長州は一度引退したが、復帰している)。
2人の名勝負のDVDはちゃんと持っています。
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