巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

基本的には巨人応援ブログです。しばし更新していませんでしたがマイペースで再開。

歯痒くて仕方ない澤村のピッチング

2019-04-06 22:20:42 | 巨人
開幕戦に敗れた後、6連勝と好調だったがそれもついにストップ。
2014年の9月以来という澤村拓一が久々の先発だったが4回持たずKOと結果を残せなかった。
まあ監督も言っていたように「時間が必要」でしょうね。キャンプは本人の希望(オフに先発転向を打診されたが断っている)もありリリーフとして調整していたわけだから。

彼のピッチングを見ていると本当に歯痒くて仕方ない。
投手としてのポテンシャルはそれは高いよ、半端じゃなく。なんせ新人の年にいきなり200イニング投げたんだから。これがどれくらいすごいかわかります?あの菅野だって初めて投球イニングが200を超えたのは昨年の話。それをいきなり新人の年にやってのけちゃうんだから。

がここ数年はくすぶっている。
ストレートは150キロ出せるけど、それを活かしてないよね。

去年の投球割合を見ると…

ストレート(平均球速150.4キロ)56.8%
スプリット(平均球速145.0キロ)32.8%
カットボール(平均球速140.0キロ)10.4%

別にリリーフだから球種は多くなくていいと思うんだけど、「緩急」がまったくないよね。
ストレートとカットボールの差が10キロでしょ。これじゃあね(溜め息)
スプリットも田中マーくんみたいな精度があればいいけど、そうじゃないし、それはカットボールにも言えるわけで…。
「精度」も「緩急」もないないではそりゃ結果はついてこない。

何回かオフのトレーニングしている映像を見たことがあるんだけど、彼はホント練習熱心ではあると思う。
よく「練習は嘘をつかない」って言うけど、つくよ、嘘は。というより、正しい練習をしないと嘘をつかれるわけ。

どうやったら打者を抑えられるか?
ではなく、どうして自分が打たれるのか?
こういうこと、冷静に考えたことあんのかな?と疑問に思ってしまう。

2017年の選手名鑑を見ると、投球割合の中にわずか0.8%だけどカーブ(平均球速124.6キロ)がある。先発で活躍していた頃はこのボールをもっと有効に使っていたはずだ。菅野だって昨年はカーブを7.9%の割合で使っている。別に桑田真澄みたいに多投しろと言ってるわけじゃない。割合で言えば5%くらいでいいと思う。それだけでも相手に「ひょっとしたらカーブもあるかも」と思わせることができる。

ただ速い球を投げたって、プロでは抑えられない。
澤村よ、頼むから「緩急」を使ってくれ。

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