７月からのドラマの感想

ビューティフルレイン

芦田愛菜ちゃんを使って父子愛のお涙頂戴物を作ろうという意図がみえみえ。


サマーレスキュー

向井理と尾野真千子にはもっと対立してほしかった。２人に信頼が芽生えるのが早すぎ。小池栄子はどのドラマに出てもキラリと光る脇役である。決して主役にはなれないが…


浪速少年探偵団

タイトルに「少年探偵団」がついていながら、少年探偵団があまり活躍していない
‘まえだまえだ’の２人は大きくなったね。濱田龍臣くんは神木くんみたいになれる可能性がある。


リッチマン＆プアウーマン

小栗旬のＩＴ社長（できる男）と石原さとみのドジ女ぶりはよく似合う。相武紗季のこのドラマでの存在価値が不明。


ゴーストママ

とんぼ役の子役がイマイチ


黒の女教師

１話見てリタイア。長渕剛の「ＲＵＮ」に物語が似ている。榮倉奈々に悪役は似合わない。


トッカン

２話でリタイア。井上真央のキャラに共感できなかった。北村有紀哉はいい役者だ。彼も主役にはなりえないけど。


遺留捜査

２話でリタイア。悪くはない。だが同じテレ朝の「相棒」にはかなわない。


というわけで、７月からのドラマはどれもイマイチですな。
どのドラマも視聴率で苦戦しているのはうなずける。とはいえ、これは前もって予想はできた。オリンピックがあったからね。やはり筋書きのあるドラマより、筋書きがないドラマの方が面白い。

そんな中、私が打ち切り候補と予測した「ＧＴＯ」の健闘ぶりは見事である。
でもやっぱり私の中では「ＧＴＯ」といえば反町かな。今、再放送してるけど、14年たっても面白い。

なぜ闘莉王を呼ばないのか

９月11日に行われるＷ杯アジア最終予選のイラク戦（６日にはＵＡＥと親善試合）のメンバー23名が発表された。

今回はディフェンス陣で栗原、右サイドの内田、不動のセンターバックの今野が出場停止である。
内田のいる右サイドは経験豊富な駒野、若手のホープでオリンピックにも出場した酒井宏樹がいるので心配ないが、問題は今野の代役である。誰が呼ばれるかと思ったが伊野波大樹（神戸）、水本裕貴（広島）が招集された。これには疑問を感じる。

現在、Ｊリーグ最強ディフェンダーは誰か？
と尋ねられれば私は闘莉王（名古屋）と即答する。闘争心は強く、空中戦では誰よりも高く飛ぶ。ケネディ、玉田がケガで離脱した時はＦＷで出場し、４点も取るなど、そのポテンシャルはＪリーガー屈指である。伊野波、水本より間違いなく優れた選手であることに異論はないはずだ。

なぜ闘莉王を呼ばないのか！

私は理解に苦しむ。
確かに彼にも不安点はある。センターバックなのに攻撃に参加したまま帰ってこない（これは浦和時代は頻繁で、鈴木啓太が最終ラインに戻って対処していた）。性格的に我が強すぎるなど。
だがバロテッリのように、わずか数分でイエロー２枚をもらい、退場させられるような問題児ではない。
2014年のＷ杯は、闘莉王の母国であるブラジル開催。本人も日の丸を背をって凱旋したい思いはあるだろう。年齢的にも遠藤を呼んでいるのだから、闘莉王もできるはずである。

もしザックが闘莉王を構想外としているなら、闘莉王はブラジルでプレーした方がいいと思う。実際、オファーはあるのだから。日本のクラブチームにとどまっているには、あまりに惜しい選手である。

３連戦３連敗は免れた 藤村大活躍

巨人９－３中日

３連戦３連敗は免れた
正直ホッとしている。負けてもまだ４ゲームの差はあるが、中日は昨年ヤクルト相手に大逆転を演じているだけに不気味だった。勝って６ゲーム差。残り試合は巨人30、中日29。巨人が残りを仮に15勝15敗の５割で行くと、中日は21勝８敗でないと上回れない。数字上は安全圏に入ったと言えるだろう。ホントはこの３連戦で勝ち越して（特に吉見は打ち崩しておきたかった。ＣＳもあるし）引導を渡したかったんだけど。

連敗ストップを内海に託したわけだけど、４回３失点と結果を残せなかった。ここまで12勝をあげるなど数字は残せているが、こういう大事な試合で勝てないところが、「巨人のエースは内海」と即答できない所以である。

内海の不振をカバーしたのが打線。ヒーローはまさかの藤村である。
４回、１点差に追い上げさらに１死満塁。中日先発の中田のストレートを強振。打球は広く開いた右中間を破り走者一掃の逆転タイムリー３ベース原監督が「いやあ、私の見ている中で最高の当たりでした」と目を丸くしてコメントするほどだった。

昨年、盗塁王を獲得し、今年はレギュラー奪取が期待されたが、ここまでスタメン出場はわずか37試合。右投手が先発の時でも寺内がスタメンで出場するなど、後塵を拝している。
その最大の要因が打撃での非力さである。これは松本にも言えることだが、俊足が売りの左打者は、いわゆる‘走り打ち’をする傾向がある。これでは強い打球は打てない。打撃の基本はやはり強く振り切ることである。素振りの時に走り打ちするだろうか？しないはずだ。
藤村は６回にも朝倉の変化球をライト線に運び、タイムリーになった。最初から三遊間に流すことを決めずに、振り抜いてほしい。ただしフライアウトはダメである。
113試合で合計打点２。この試合だけで打点４。シーズン終盤、ポストシーズンの飛躍のきっかけとなってほしい。

それにしても、巨人はオレンジユニでは強いな。これで６勝１敗。橙魂デーは大成功に終わった（10月に１試合追加されたけど）。残り全試合オレンジユニで戦えばいいのにな。別にルール違反ではないでしょ。

３連戦３連敗は許されない

巨人１－５中日
巨人２－４中日


う～ん、これで中日戦は４連敗か…。
復帰したブランコにやられてるな。いくらゲーム差があるとはいえ、３連戦３連敗は許されない。
頼む、内海。連敗を止めてくれ。というわけで、


絶対勝つぞ！ＧＩＡＮＴＳ！

８/１９東京ドーム観戦記

巨人４ｘ－３広島

ちょうど１週間前、東京ドームに行ってきた。
久しぶりだな。オールスター後は初めての観戦。チケットはフェイスブックで再会した高校時代の友人に譲ってもらった。ありがとう、Ｈちゃん。

　
試合前、ドームの外では元・阪神の赤星によるトークショーがあった。巨人ファンがステージを囲む中、トークする阪神ＯＢ。逆はありえんな。例えば甲子園の外で篠塚や吉村のトークショーがあったら…巨人ＯＢの身の危険を案じる。
その点、巨人ファンは普通に聞いていたので人間ができてるね。


赤星のトークショーを見守るチーム・ヴィーナスの３人の後ろ姿。決して下心はありません。


トークショーを終え、多くのファンに囲まれながら、解説のためドームに向かう赤星をパシャリ。背、小さいね。私とほとんど変わらない。


座っていた席からの眺め。席はライトスタンドだけど、センターの近くだったのでストライク、ボールがはっきりとわかる席だった。その反面、オーロラビジョンの真下なので、球数、試合時間を確認するのにわざわざ後ろを振り返らねばならず苦労した。ドーム（球場）での観戦ではスコアボードをしょっちゅう見る習性があるので…。

さて、試合の方は巨人のミスもあり３点を先制される。
がそこは首位・巨人。相手のミスもあり同点に追いつく。


点が入るたびにオレンジのタオルが回る。ビ～バ～、ジャイアンツ、輝ける男たちよ、ビ～バ～、ジャイアンツ、美しき男たちよ、光る大地を駆け抜けろ～。

試合は３対３のまま９回裏。先頭打者は阿部慎之助。私は持ってきたグローブを手にして「慎之助～、オレの所に飛ばせ～！」とサヨナラ待機。その願いが通じたのか、打った打球は巨人ファンの待つライトスタンドへ消えた。

やった、やった、サヨナラだ～

いいぞ、いいぞ、慎之助


ヒーローインタビューはもちろん阿部ちゃん。お決まりの「最高で～す」も聞けました。

いやあ～、満足、満足。これで今年の観戦試合は５勝１分け。不敗神話？継続中です。

東京ドーム、また来るよ。

全部の試合で勝てるわけではない

巨人４－５ｘＤｅＮＡ

19日以来だから久々の更新になります。なんか更新意欲が湧かなくて…。決して夏バテではありません。
その間に高校野球は終わり、巨人にはマジックが点灯しました。

で25日の試合。結果はサヨナラ負け
前の試合同様、３点を先制されながらも逆転され、９回に阿部が同点弾を放つも、10回裏に高木康成が打たれてしまった。
「なぜ山口出さないんだ」とかいろんな意見はあるだろうけど、私が言いたいのは

全部の試合で勝てるわけではない

ということ。９回に福田、10回に高木康成を投げさせたということは、この試合は山口・西村を使わないと決めていたんだろうね。デーゲームで中日が負けていたこともあるし。（これで引き分けなら御の字だったんだけどねえ…甘くなかった）２人の負担は相当なものなので、休ませた首脳陣の判断は間違ってないと思う。これが首位攻防の天王山なら話は別だけど。

優勝するチームでも負ける時は負ける。ジョーダンのいたブルズだって82試合あれば10は負けたし、９月８日に史上最短でリーグ優勝を決めた90年の藤田巨人も42敗（当時は130試合制）してるわけ。

だから‘たかが１敗’と切り替えていこう

あえて苦言を呈すなら、負け投手になった高木康成ではなく、先発のホールトン。中継ぎ・抑えの負担が大きいことはわかっているのだから、７回は投げ切ってくれないと　年俸３億貰ってるんだから、給料分は働け！

「働け！」といえば…
ツイッターで「働け・村田」などとつぶやかれるなど、村田に対する風当たりが強くなってきている。
これは、以前にも書いたけど、もがいて苦しむしかないよ。原監督はスタメンから外すことはしないと思うよ。そもそも代わりはいないんだから。「ガンバレ、負けるな」といったありきたりな言葉しか浮かんでこないわ。

由伸300号 内海完封(^O^)

巨人５－０広島

順番が逆になったけど17日の試合の感想を。

高橋由伸がプロ通算300号を達成

５回２死１塁の場面で左中間に打球を運んだ。史上37人目の快挙だ。おめでとう、由伸。
入団時の監督でもある長嶋さんの目の前で打ったことに本人も喜んでいた。長嶋さんをして「天才」と言わしめた由伸。入団１年目の春のキャンプでのフリー打撃を見た長嶋さんは「欠点は何もない」とコーチ陣に‘由伸を指導してはならない’という通達を出したという。

そんな天才もここ数年はケガに悩まされた。腰の具合は相当悪く、09年はわずか１打席に立っただけで手術を決断した。その年、チームは日本一になるも「うれしくなかった」と語った。当然だろう。
今年はレギュラーを約束されていなかったが、オープン戦から好調を維持し、レギュラーを確保。苦しみも長かった分、記録達成は感慨深いものがあるのではないか。

個人的には私と由伸は同じ1975年４月生まれの同じ年なだけに思い入れはある。まだまだ頑張ってほしい。応援してるぞ・由伸！



先発・内海が完封

これで11勝目。最多勝争いで広島の前田健太に並んで首位タイ。
この日はコントロールが抜群で常に低めにボールが集まっていた。ゆえにゴロアウトは16個。内野手は守ってて楽しかったんじゃないかな。杉内みたいに三振を二桁マークするピッチングもいいけど、こういう投球も渋さがあっていい。同じ左でもタイプの違うのが２枚いるのはチームにとってもプラスだ。


さて16日の試合で私は３つの見過ごせない点を挙げた。
村田に関しては、巨人１年目だし、もがき苦しめばいいんじゃないかな。
終盤の外野の守備固めに関しては、この試合からレフト尚広、センター松本の布陣に変更した。妥当な選択だと思う。

だがこのような変更ができる首脳陣が、いまだにボウカーを使うのは理解不能である。
この試合、初回に２死満塁のチャンスで打席が回ってきたが、初球に手を出しファーストゴロを含め無安打。
18日は代打で登場も初球サードポップフライ。あれなら原監督が「代打・オレ」で登場した方がはるかにマシ。
もう無理、解雇して。それがボウカーのためでもあると思うよ。

阪神がまずやるべきこと

阪神がどん底ですな。
昨日は勝ったけど、マートンの守備には思わず岩田に同情したよ。
ここのところ、マスコミやブログなどで阪神の改革案が出されている。報知にも「今オフ10人以上リストラ」とデカデカと載っていたし、噂だとＧＭに元監督の中村勝広を招聘するとか、しないとか…

私は巨人ファンだから、阪神はこのまま現状維持でいてくれた方がありがたいのだが、改革するのであれば阪神がまずやるべきこと。それは、

金本に引退勧告すること

である。金本といえば2003年に阪神に移籍してから大活躍した功労者でもある。ある意味、阪神の聖域だ。
でも金本は神様ではない。年齢による衰えはスポーツ選手なら誰しもが味わうのである。あのマイケル・ジョーダンですらそうだった。
もはや聖域を侵さないことには手がつけられない状態であることを球団は認識すべきだ。
巨人も2005年オフに清原を戦力外にし、2007年からリーグ３連覇している。

あと鳥谷以降、ドラフト１位が戦力になっていないスカウト力も問題だね。ま、どうでもいいんだけど。どうぞダメ虎、いやダメ猫でいてちょうだい。

厳しい試合だった

巨人４－０広島

ふう～厳しい試合だった。
巨人・ホールトン、広島・福井の両先発の出来が良くて投手戦に。
チャンスは６回に巨人に来た。阿部、由伸連続四球で１死１・２塁。バッターは不調に苦しむ村田。
前の２打席はヒットを放っていたが、この打席ではまたもボールからボールに変化するスライダーに三振もうＤｅＮＡに強制送還したろか激怒しかけたが、我慢、我慢…

その後、満塁になり代打・古城。広島のピッチャーは横山に交代。
その初球。古城の振り抜いた打球は投手の足元を襲う。抜ければセンター前ヒットだっただろう。だが横山は足を出してボールを当て、その打球はショート正面へのナイスパス（敵ながら見事）でセカンドホースアウト。
これで運が尽きたかなとイヤな感じだったが、ホールトンが７回まで２安打ピッチングし、８回を山口がピシャリ。

そして８回裏。坂本三振の後、阿部、由伸の連打で１死１・３塁の大チャンス。
またしても打者は村田。４番にいても、５番でも、６番に下がってもチャンスに回ってくる運命なのだろうね。現役時代の原監督がそうだった。
で今度はセンターオーバーの先制タイムリーヒット。やっと「男」になったね。状況にもよるけど、もっとフルスイングすればいいんだよ。万年最下位のチームとはいえ、４番を打ち続けたんだから。つなぐ意識が強すぎる。小さくまとまるなと言いたいね。

その後、満塁となって谷が走者一掃のタイムリーこれで試合は決した。
中日が今日もナゴヤでＤｅＮＡに勝ったからゲーム差は変わらず。ホントＤｅＮＡはう○こだな。


この日の先発のホールトンが降板後、面白い事を言っていた。
「實松が変化球を多くしてくれたことで攻撃的なピッチングができた」と。
普通、攻撃的なピッチングというと、ストレートでグイグイ押すスタイルを思い浮かべるけど、そうじゃないんだね。
変化球多投＝攻撃的なピッチングという発想は私にはないけど、緩いボールを投げるのは勇気がいることだ。失投すれば球威がないだけに長打になるからね。


さて明日は、久々にＭＡＫＯＴＯが東京ドームに参戦。オレンジのタオルを回しまくるぜ選手もオレンジユニ着用の日だ。

絶対勝つぞ！ＧＩＡＮＴＳ！

Ｊリーグを見よう

ロンドンオリンピックが先日、閉幕した。
日本人選手の活躍に沸く中、ひと際注目を浴びたのが男女のサッカーではないだろうか？
女子の銀メダルは昨年のＷ杯優勝で想定内だったとしても、下馬評の低かった男子の躍進には驚かされた。
惜しくも３位決定戦で敗れてメダルは逃したが、優勝候補のスペインを破るなどの活躍には改めて拍手を送りたい

これでチームは解散。選手はそれぞれのクラブに戻り、今日からのＪリーグの試合に出場する。
日本では代表人気が異常に高く、「Ｊリーグは見ないけど、日本代表は見る」という人が多い。
だが選手からすればクラブでの試合こそが日常で、そこでの活躍があってこそ代表へと繋がるのである。

現在は多くの代表選手が海外でプレーしているが、香川・永友といった世界的に有名なビッグクラブで活躍する選手も、ほんの数年前はＪリーグでプレーしていたのである。宮市のように高校を卒業していきなり海外に行く選手もいるがあくまで例外である。
これはどこの国にも言えることだと思うが「自国のリーグの繁栄なくして代表の強化はない」はずだ。

近年、カタールが潤沢なオイルマネーを利用して多くの外国人を入団させているのと、カタールが強くなったのは無関係ではないはずだ。かつてＪリーグでジーコ、リトバルスキー、ブッフバルト、ドゥンガがプレーしたように。
だから、もっと多くの人にＪリーグを見てほしい。もっと厳しいことを言えば、

Ｊリーグを見ずして代表を見る資格はない

とさえ私は思う。
今日、明日と全国各地でＪリーグの試合が行われる。今日は土曜日なのでＪ１。

札幌vs神戸、Ｆ東京vs大宮、仙台vs柏、浦和vs鹿島、横浜Ｍvs川崎、新潟vs広島、磐田vsＣ大阪、名古屋vsＧ大阪、鳥栖vs清水の９試合　※左側がホーム

明日は日曜日でＪ２。
栃木vs草津、町田vs徳島、松本vs熊本、鳥取vs千葉、北九州vs福岡、湘南vs東京Ｖ、水戸vs大分、岐阜vs岡山、京都vs横浜ＦＣ、愛媛vs山形、富山vs甲府の10試合　※左側がホーム

首都圏はもちろん、信州、北信越、山陰、四国でも試合が行われる。ぜひ足を運んでほしい。

一方で海外ではプレミアリーグが今日、開幕する。今年は３人の日本人選手がプレーするが、注目はやはりマンチェスターＵに移籍した香川だろう。

そしてその香川が移籍したものの、岡崎・内田・宇佐美・清武ら多くの日本人がプレーするドイツ・ブンデスリーガは来週開幕する。

さあ、みんな。クラブの試合を堪能しようではありませんか。
ちなみに私は、19時から浦和鹿島、23時からアーセナルサンダーランドの２試合を見る予定だ。

	世界一観客の集まるサッカーリーグ ブンデスリーガ事情通読本
	鈴木 良平
	東邦出版

ブンデスリーガを良く知るならこの本がお薦め。