巨人6-0楽天
巨人が巨人が巨人が巨人が巨人が巨人が巨人が巨人が巨人が巨人が
内海で内海で内海で内海で内海で内海で内海で内海で内海で内海で
やっとやっとやっとやっとやっとやっとやっとやっとやっとやっと
勝ったぁ~~~!
ここまで打線の援護もなく9戦勝ち星がなかった内海哲也が10度目の正直で今季初白星を手に入れた。とはいえここまで内容はそれほど悪くはなかった。9戦投げて防御率は3.70。4勝あげている杉内と対して変わらなかった。
6回を3失点で抑えるクオリティスタートは5度達成していた。だがなぜか内海が登板の時は打線の援護がなかった(平均1.5点)
本人も苦しみもがいたようで、‘困った時の神頼み’として明治神宮に朝一番に参拝に行ったという。
練習でも辛い態度を表に出さず、いつも通り黙々と汗を流す姿に、「内海に絶対に勝たせたい」とナインは奮い立った。
村田がまず18試合ぶりの先制ホームラン(もっと打てよ、この優勝受取人が)
プロ17年目で初めてファーストでスタメンした井端が中押し打。
そして7回裏だ。2回2死2・3塁の場面で3番坂本を敬遠し、楽天バッテリーは4番セペダ勝負を選んだ。これにプライドが気づ付けられたセペダが左中間へグランドスラム。これで6対0。試合は決まった。
セペダはホームランを打ったが私は楽天バッテリーの配球ミスだと思う。この試合、セペダは楽天の先発・辛島のチェンジアップにまったくタイミングが合っていなかった。私はチェンジアップを連投するべきだったと思う。それまでの2本のホームランはいずれもインコースのストレートを打ったものだったからだ(左打席ではあったが)。内角真っ直ぐに強い打者に何故、そのボールで勝負に行ったのか?監督がノムさんなら嶋は昏々と説教されていただろう。
楽天の首脳陣も「直球なら外角にいってほしかった。低めの変化球は当たってないと言ったんだけどね」と漏らしたが後の祭りだった。
かくして内海に初勝利がついた。2010年、ヤクルトのエースの石川は同じく10戦目で初めて勝ち星がついたが、最終的には13勝したという。内海にも10勝を期待したい。
31日の試合では亀井が1軍に帰ってくる。橋本も6月上旬に、アンダーソンも6月中旬に戦列に帰ってきそうだ。チーム状態が悪くても首位広島とはわずか2.5ゲーム差。反撃態勢が整いつつある。その意味で31日からのパ首位のオリックス、2位のソフトバンクの4戦は交流戦の一つの山場となりそうだ。ここを2勝2敗で乗り切れば、十分巻き返せる。