91試合51勝42敗2分け 勝率.548
チーム打率.258 本塁打102 防御率3.49
開幕5連敗と最悪なスタートをきった今年の巨人だが、交流戦を勝ち越すと、7月には調子を上げてきた。
よかった点
①坂本レギュラー獲得
開幕で松井秀喜以来の10代での開幕スタメンを飾ると、その後も全試合スタメン出場(8番セカンド)。二岡が開幕で肉離れで離脱すると、そのままショートのポジションに入り、二岡復帰後もポジションを死守している。そしてオールスターにもファン投票で選出された。まだまだ課題はあるけど、彼の活躍は今年の巨人の最大のヒットである。
巨人はやれ若手を使わない、育てない、と散々揶揄されてきたが、見返す結果となった。
②新加入の外国人の活躍
ラミレス→.322
30本 85打点でリーグ2冠王。文句のつけようのない成績を収めている。守備に難はあるが、それを補って余りある活躍である。また、持前の明るさでチームにいい影響を与えている。
グライシンガー→一時は2軍落ちも検討されるほど不振に陥ったが、なんだかんだいって2桁の
10勝。2年連続の最多勝も見えてきた。後半は3.50の防御率を抑えたい。
クルーン→安定感はないが、ランナーを出しながらも抑えている。少しマウンドでイライラしすぎなので、もう少し落ち着いて!
オフに獲得した3人の外国人。この件で散々「やりすぎ」と批判を受けたが、3人とも結果を出しているのは立派。もし、この3人がいなかったら、巨人は今でも勝率5割以下だったろう。補強は成功だった。
③隠善、越智、東野、西村、加治前ら若手の活躍
坂本に負けじと他の若手も力をつけてきた。坂本の所でも書いたが、若手を育てないなどの批判を打ち消した。少なくとも、阪神、中日よりは若手が活躍している。
④キムタク大活躍
時には3番を打つなど、彼の貢献度は計り知れない。一時は打率も3割3分台と活躍。原監督に「困った時はキムタク」と言わしめた。
悪かった点
①前代見聞・エースと4番が不振で2軍降格
おそらく日本プロ野球史上でも前代見聞ではないか。チームのエースと4番がともに不振で2軍に降格したのは。チームの中心がこれでは、阪神に独走を許すのも必然の結果だ。オリンピック後は、きっちり働けよ!
②また出た故障者
開幕早々二岡が肉離れで離脱。由伸も持病の腰痛で長期離脱。しっかりしろよ、生え抜き!
③広島に勝てない
チーム力の差は歴然なのに、5勝8敗と分が悪い。特に高橋健にはことごとくやられている。もっと圧倒しないと。
④二岡不倫
この件に関してはこれ以上なにも言わない。あとは二岡と奥さんの問題。ファンとしてはグランドで結果を出してほしい。
昨日の試合後の原様のコメント
いろいろなチーム状況があったけど、若手や中堅など全員でしのいでこられたし、戦える戦力が増えたのは今後の楽しみ。後半戦阪神を追うためには全員が戦えるコンディションを整えることが大事。