必殺仕事人・大道

巨人６－１阪神

１勝１敗で迎えた第３戦はしびれる展開だった。
１－１で迎えた８回表、阪神はウイリアムズが登板。１死満塁と攻め７番・阿部が押し出しの四球を選び勝ち越し。続く坂本三振でツーアウト。９番ピッッチャー山口のところで、大道が登場。
そして、この大ベテランがまたしてもやってくれた。

初球を右中間に走者一掃の３点タイムリー！

これで勝負ありだ。甲子園の虎ファンはゾロゾロと帰りだした。
大道は出番が少ないながらも印象的な場面で打ってくれる。
さすが「（阪神・桧山よりも代打での）実績は自分が上）と豪語するだけある。

これで甲子園での３連戦は７月に続き勝ち越し
クライマックスシリーズのことを考えると大きい。
ま、東京ドームで対戦するのが理想なんだけど…７ゲーム差。現実的には厳しいか。

火曜日からは大阪、松山で広島と３連戦。
今年は広島にはどうも分が悪いが、

今度こそ勝ち越せ！

試合の合間に

高校野球の場合、試合の合間の時間は約30分。その間にグラウンド上では両チームのシートノック。その後グラウンド整備。特に夏は水がたっぷりとまかれる。
アルプス席では応援団の入れ替えと慌ただしい。

私の方はトイレ＆水分補給タイム。でもみんな考えることは一緒。改装されてきれいになった甲子園とは言え、東京ドームと比べると通路は狭いため、人でごった返す。



そんな中、売店で「ソフ虎クリーム」なるものを発見。さっそく購入し、これで虎を食う！




さらに自動販売機にはタイガースのロゴが入った「十六茶」が売っているではないか。これも購入。今度は虎を飲む！


席に戻るとスタンドはいつの間にか満員になっていた。
お盆の初日、智弁和歌山、そして第４試合には地元・兵庫の報徳が登場するということもあるのだろう。

さあ、第３試合だ。
この約１時間半後、私は１人の「怪物」の凄さを見ることになる。

常葉菊川ＶＳ倉敷商

　　　　　　勝った常葉菊川ナイン。すっかり甲子園でもお馴染みの学校になった


常葉菊川11－９倉敷商


今さら…と思われるかもしれないが８月13日の甲子園観戦記の続きを。

常葉菊川の先発は注目左腕の戸狩ではなく、背番「11」の萩原。
「なんだよ、エース温存かよ」とがっかりしたが、温存ではなくヒジの故障とは後で知った。
先攻の倉敷商はいきなり３連打、四球、２ベースでまず３点。
さらに６・７番で２者連続スクイズというのがいかにも高校野球らしい。初回に５点を先制。
スタンドからは「常葉終わったなあ」という声。実際１塁手の上嶋は「５点入った時は、正直厳しいと思った」と言っている。

だが６－０となった６回裏、その６番上嶋が先頭打者でヒットで出ると、常葉の作戦はなんと送りバント。

おいおい、６点差で送りかよ

と納得いかなかったが、その後ショートの送球エラーでまず１点を返す。
続く９番町田から４連打で４－６とすると、５番伊藤が逆転の３ランホームラン。
およそ高校野球らしくない得点の仕方だが、この逆転劇にスタンドは大いに沸いた。

常葉の打棒の凄さはこれで終わらない。同点で迎えた８回裏、エラー絡みで８－７とし、さらに１点加えて１死２塁でバッターは９番町田。小柄なセカンドの選手が振り抜いた打球は、なんと

バックスクリーンに消えた

９番打者がバックスクリーンにホームランかよ。
あまりの凄さに呆れるやら、唖然とさせられるやら。

結局11－９という大味な試合で常葉が勝った。
しかし、常葉は失策がなんと５。５つもエラーして甲子園で勝ったチームはあるのかな？記録が調べられないから何とも言えないけど、非常に珍しいケースだ。
その他、９回には狭殺プレーでミスするなどあまりにも守備がお粗末だった。

この試合を見た感じでは、上位進出は望めないと思ったが、結局は準優勝するのだから、野球とはわからんものだ。




敗れた倉敷商ナイン。初回の５点リードを生かせなかった。

ベイに３タテ

巨人７－１横浜


甲子園の決戦を前の横浜との３連戦。初戦はオリンピックから復帰した阿部のホームラン、２戦目は大ベテラン・大道の一振りで連勝。

で今日は先発は上原、５番にスンちゃんが復帰。開幕時のエースと４番がようやく帰ってきてくれた。上原は初回こそヨレヨレだったみたいだが、５回１失点で先発では２年ぶりの勝利。打線に助けられた形だが、これをきっかけに今までの分を取り返してほしい。

スンちゃんもノーヒットだったが、死球で出塁した５回にまさかの盗塁で中押し点の５点目を生んだ。今度はどでかいホームラン期待してるぞ。

さあ、明日からは甲子園に乗り込んで首位・阪神との３連戦だ。チーム状態が下降気味の阪神に対し、巨人は上向き


一泡吹かせようではないか！

私のオリンピック名場面

オリンピックも終わり、書店には雑誌の増刊号が出ている。朝日と毎日の増刊は表紙が北島、「スポルティーバ」はソフトの上野が表紙だった。ちなみに星野ＪＡＰＡＮのみを特集した増刊号も出てた。誰が買うの？

さて私も勝手ながらオリンピックを総括し、名場面をランキング形式にしてみました。



１位　陸上男子400ｍリレーで銅

たまたまチャンネルを合わせたら、もうすぐ決勝だっていうから生で見てた。凄いよねえ。選手個々の総力では劣りながらもバトンリレーの巧みさそれをカバー。トラック競技では80年ぶりのメダル、男子では初金メダル以上の価値のある銅だと思う。決勝前にアメリカなどがバトンミスで脱落し、「棚からぼたもち」という意見も（報道も）あったが、そもそもリレーとは走力とバトンパスを含めた競技なのだから、「棚から～」は少し違うと思う。



２位　ボルト100ｍで９秒69、200ｍでも世界新

この時もチャンネルを合わせたらもうすぐ決勝だっていうから生で見た。偶然って重なるもの？
100ｍはなんと途中から勝利を確信して、流して金しかも９秒69の世界新。
専門の200ｍでは、最後まで全力疾走。不滅の記録と言われた、マイケル・ジョンソンの記録を破るこれまた世界新。「衝撃」とはこういう時に使うんだろうなあ。これが世界陸上だったら、織田裕二はどうなってたんだろう？

宇宙に生まれてよかった～～！

とか叫ぶのかな？



星野ＪＡＰＡＮ　メダル獲れず

星野は大バッシングにあっている。マスコミは「手のひら返し」が好きね。



４位　谷亮子ママで銅

前にブログで書いたが、金じゃなかったけど、「５大会連続でメダル」というのが凄い。国民栄誉賞もらっても誰も文句言えないでしょ。



５位　女子ソフト金メダル

私が記憶に残っているオリンピックは84年のＬＡからだから、団体競技での金は初めて見たことになる。上野は３連投か。日本人は甲子園でもわかるように「熱投！炎の４連投、500球！一人で投げ切った！」とかが大好きだから、たまらんだろうね。でも１年たてばみな忘れるんだろうね。そしてソフト見ずに野球見る。これではアトランタの時のとある選手みたいに「グチ」も言いたくなるわな。


個人的には高校野球の方が関心があったから、あまり見ていない。
あ～、よく見た、というのは最終日の「男子バスケ決勝」くらいかな。結構アメリカは苦戦したけど、金メダル獲れたね。物凄いプレッシャーの中で金を獲得したことに脱帽である。

会心のブロック

今スポーツクラブでバレーボールやって帰ってきたところ。
バレーなんて学生時代に体育の授業でやった程度などで、もちろん下手っぴな私。レシーブは何とかできるか、トスはまともに上がらないし、スパイクも孤をえがいてアウトになる有り様で、かなり皆の足を引っ張った感じだ。
でもみな和気あいあいといった感じで、珍プレー、好プレーに常に笑いが絶えず、かなり楽しかった。

しかも、最後の方で相手のブロックを

会心のブロック

いやあ、バレー初心者の私が、バレー経験者を１枚ブロックで止めちゃった。気持ちいい～～

スポーツ観戦が趣味な私だが、実際にやってみるのも楽しい。

サヨナラ勝ち

巨人６ｘ－５中日


５回裏からテレビ観戦。舞台は０－４で４点ビハインドで２アウト満塁、打者・亀井。打球はライトへ大飛球。やった、満塁ホームランだ、と思ったらわずかに打球がポールの外でファウル。結果は三振。
今日は負けだなと、チャンネルを変える。

で21時半ごろ気になってみてチャンネルを合わせたら、９回表で得点は３－４の１点差。中日は岩瀬がいないし、１点差ならチャンスがあると思って、再び見出したら致命的な１点が入る。それでもあきらめない。

その裏、二岡、代打・谷、亀井の３連打でまず１点差。
小笠原敬遠で歩き、無死満塁。きたきたきた～、サヨナラの大チャンス。しかも４番ラミレス。ところが…
サードゴロでホームゲッツー
あ～～～、やっちまったよラミちゃん。それでもあきらめない。

由伸ファーボールで歩き、再び満塁。バッターは古城。
去年までは「守備の人」というイメージだったが今年は違う。見事右中間を破るサヨナラタイムリー
やった、やったサヨナラだ。偉いぞ古城、でかした古城、見事だ古城。



話は変わるが、今日の解説の中畑は妙にハイテンションだった。もしかして、


ＷＢＣの監督狙ってません


誰かにアピールしてるみたいだった。が巨人ファンから見ても不愉快になるほど巨人びいき。９回に亀井がタイムリー打った時なんて、「よし！よし！」だって。そりゃいくらなんでもねえだろ。それじゃ、あの川藤と一緒だよ。川藤だよ。巨人の監督すら無理でしょ。

ＯＢで応援したい気持ちはわかるが、解説者としてお金もらってるんだからもう少し冷静に試合を分析してほしいね。江川とか、野村謙二郎みたいに。

いい試合だった

アメリカ118－107スペイン


今日は金メダルを争う決勝にふさわしい好ゲームだった。
第４Ｑの初めにスペインが２点差に追い上げるなど、アメリカを一時本気で追い詰めた。
スペインは予選リーグでは30点差をつけられて大敗しながら、大一番では修正するあたりは、さすが２年前の世界選手権王者である。
選手個々の運動能力では圧倒的に劣りながら、ゾーンディフェンスを巧みに使い、正確なアウトサイドショットでアメリカに食い下がる姿は感動的ですらあった。まあ、多くの選手がＮＢＡ経験者ということもあるけど。

レギュラーＰＧのリカルド・ルヒオはまだ17歳。この先どこまで伸びていくのだろうか？数年後にはＮＢＡデビューもあるという。その時はナッシュの後継者として、ぜひサンズで。

アメリカはインサイドが弱いと言われたけれど、順調に金メダルを奪回することができた。
ベテランのキッドが司令塔として君臨し、中堅のコービー、若手のレブロン、ハワードと年齢構成はバランスが取れていた。
そのあたりが、種目は違うけど、主将がほとんど試合に出ない星野ＪＡＰＡＮとの違いか。

さて、オリンピックも終わったねえ。今ちょうど閉会式やってる。２日の高校野球からスポーツ観戦に明け暮れた夏だった。実際に甲子園まで行ったし…　
明日からは野球のペナントレースに集中することにしよう。あとレッズも。

最後に昨日のブログで「決勝はノーカットでお願いします」と書いたが、願いが叶い、ノーカットだった。えらいぞＮＨＫ、と褒めたいところだが、

現地から生中継

だったから当然であった。

決勝はノーカットでお願いします

アメリカ101－81アルゼンチン


アメリカが前回のアテネで同じ準決勝で敗れたアルゼンチンに勝ち決勝進出。

第１Ｑで20点差をつけ、ジノビリが負傷退場したにもかかわらず、第２Ｑには一時６点差に追い上げられるなど、結構苦戦した感じ。やっぱり高さがないよねえ。
第２Ｑの終わりのアメリカのメンバーは


コービー、レッド、クリス・ポール、カーメロ、プリンス


センターはもちろん、パワーフォワードすらいない、サンズもびっくりのスモールラインナップ。ガソール兄弟のいる決勝のスペイン戦は大丈夫だろうか？


この試合、休みなのに早起きして見たのに、

ＮＨＫ、カットしすぎ

第２Ｑでカーメロがシュートファウルでフリースロー得たのに、次のシーンではなぜかクリス・ポールのフリースロー。あたしゃ知らずのうちに寝てしまったのかと思ったよ。

あげく、


第３Ｑはすべてカット


おいおい、ＮＨＫさんよ。バスケなめとるんかい。予選の時は我慢したけど、準決勝だぜ。そりゃ～ねえだろが。

明日は午後から決勝戦が放送されるけど、ノーカットでお願いね。


明日でオリンピックもおしまいか。そういえば今日は涼しいどころか、寒いくらい。まだ８月なのに長袖着たよ。夏は終わりか？

400ｍリレーで銅

陸上男子400ｍリレーで銅

今、生で見たところ。いやあ、凄い。トラック競技のメダルは80年ぶりの快挙だそうだ。

朝原はメダルが確定するとバトンを空高く投げちゃったけどちゃんと保管されてるのかな。

そういえば、ソフトボールのウィニングボールもファーストの選手が歓喜のあまり空に投げちゃって行方不明だそうだ。

それと金はボルトのいるジャマイカ。記録37秒10で世界新！
陸上短距離といえばアメリカのイメージが強いけど、今回で勢力地図も変わったのかな。