巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

基本的には巨人応援ブログです。しばし更新していませんでしたがマイペースで再開。

誰も伝えない長嶋茂雄野球教室の真実

2016-11-16 23:22:29 | 巨人
13日(日)、佐倉市で長嶋茂雄野球教室が開催されました。
一昨年、昨年と3年続けての開催です。この件は当日のスポーツニュースや翌日の新聞でも取り上げられたのでご存知の方も多いのではないでしょうか?私も教室が開催された場所まで足を運び、その様子を見てきましたがその時に感じたことを書きたいと思います。

当日は11月とは思えないほどの好天で、まさに野球日和でした。
講師は中畑清、篠塚和典、定岡正二、角盈男、松本匡史(青い稲妻)、元木大介という豪華さ。
私より3学年上の元木を除けば少年時代に巨人の主力選手として活躍した面々で、その雄姿を近くで見れたことは素直にうれしかったです。長嶋さんも時折、子供たちを指導するなどお元気そうでした。

でもこれはアラフォーの巨人ファンとしての意見です。
肝心な野球教室は有意義なものであったか?

厳しい言い方になりますが、はっきりいって答えはノーです。

要因は参加人数にあります。昨年は高学年だけの参加でしたが、今年は対象を全学年としたことで504人にまで膨れ上がりました。あまりにも多すぎです。単純に504人を講師の人数(6)で割ると84人です。この日は講師として参加する予定でした鹿取義隆が都合により欠席したこともありますが、仮に講師が7人にだったとしても単純に割れば72人。1人が見れる範疇を超えています。1人の人間が目に届くのはせいぜい30人くらいでしょう。

指導は投手陣を角、定岡が、野手の低学年を元木と松本が、高学年を中畑と篠塚がそれぞれ担当しました。
投手は正確な数はわかりませんがだいたい50~60人くらい。多くても80人といったところ。この人数を2人で見ていたわけですから投手に関してはある程度は適正な参加人数だったかもしれません。

その分、しわ寄せは野手を教える方に回りました。残りの400人以上をわずか4人で見なければならなくなったのです。
キャッチボールをしようにも場所を確保するのが精一杯で、それこそ芋洗い状態でした。当然、指導は行き届きません。これは運営側の落ち度ですね。

私からすれば低学年は指導の対象にするべきではなかったと思います。
というのもこの年齢の子供たちはまだまだ未熟で、基本的なことを教えるにとどまるからです。仮にも指導するのはプロ野球で活躍した方で、彼らが教える段階にまで技術が伴っていないのです。宝の持ち腐れもいいところです。基本的なことは少年野球の指導者に任せればいいと思います。

野球教室には蕨和雄佐倉市長をはじめ、私の幼馴染の市議会議員ら何人かの議員を見かけました。当然、この芋洗い状態を目にしているわけです。

「長嶋さんが今年も来てくれた。マスコミもたくさん来てる。大盛況でよかった、よかった」

ともし思っているならとんだお笑い草です。
まあ、さすがにそこまで能天気だとは思いませんが…。



コメント
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