巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

基本的には巨人応援ブログです。しばし更新していませんでしたがマイペースで再開。

仕掛けるねえ、原さん!

2019-04-13 12:47:53 | 巨人
ヤクルトとの3連戦の初戦。エース・菅野の力投などで勝利。3連戦の頭(初戦)を取ることができた。
菅野は4回途中で球数が70を超えたため、連続完投とはならなかったが、それでも7回を投げ切ってくれた。勝つにしろ、負けるにしろ、先発が7回を投げ切ってくれると非常に助かる。金曜日の場合、移動して即ゲームというケースが多い。巨人は前日は試合がなかったが、ヤクルトは前日は広島で試合をして、当日に東京に移動して即ゲームだ。これは、想像以上にキツイだろう。先発のライアン・小川は前日に、いや早ければ前々日に東京には戻ってきているはずだが、中継ぎ・抑えの投手はそうはいかない。なので金曜に投げる投手はできる限り、長いイニングを投げなければならないのだ。

さてさて、この試合、「仕掛けるねえ、原さん!」と思わせる場面が2つあった。
まず初回。1死1・2塁で打者は4番・岡本の場面。
カウントが3-2になるとエンドランのサイン。打球はセンター前に抜け、もちろんスタートを切ってきた2塁走者は悠々生還し先制。まさか4番・岡本の時にエンドランとは…。ヤクルトバッテリーも思いもよらなかっただろう。
とはいえ、原さんは02年の日本シリーズ第1戦で同じく1死1・2塁、しかも打者はあの松井秀喜の場面でエンドランを仕掛けている。だから、よくよく考えたら驚きではないのかも。ちなみに02年の時は松井が空振りし三振、3塁盗塁もアウトでダブルプレーとなったのだが…。

そして5回には3点リードで、2死満塁。
なんとか追加点がほしい場面で、それまでの2打席、内容の悪い凡退をしていたビヤヌエバの代打・慎之助を早くも起用。これが大当たりで慎之助がタイムリー2点打を放ち、これで勝負をほぼ決めた。もしこれがビヤではなく、ゲレーロだったらそのままだったとは思うが、それでも外国人に対し、まだ5回の段階で代打を送るのは、なかなかできないことだ。おそらく原さんのことだから、ベンチ裏で本人になぜ代打を送ったのかを説明はしているだろう。試合終盤では慎之助がビヤの隣に座り、いろいろお喋りしていた映像を確認できた。これも「コミュニケーション」である。

こういうのを見ると、あんま言いたくないけど、由伸と原辰徳の監督としての「差」なのかなあ、なんて思ってしまう。
特にまだ5回に、しかも外国人に代打を送ることは由伸の時には見られなかった…はず。
実際、「代打・阿部」を使わずに負けた、なんてこともあったからね。
3年間、現場を離れていたけど、勝負勘みたいなものは、まだまだ健在ですかな。
たまに動きすぎて墓穴を掘るんだけど…。

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