オープン戦の初戦、マウンドに上がったのは開幕投手の最有力・菅野だった(広島のエース・前田健太がまだ実戦で投げていないのと比べると仕上がりの早さが際立つ)。その菅野、状態は最悪に近かったと思う。先頭打者にいきなりストレートの四球。
だがここからが違う。続く2番の菊池の時に
初球からエンドランだなと思っていた。一番遠い所に投げれば打てないんじゃないか」と相手のサインを読みきり、外角低めのカーブで左飛に仕留めた(報知から引用)。こうしてアウトを1つあっさりと奪う冷静さがある。周りが見えているのだ。このアウト1つで落ち着いた菅野は、小林の盗塁刺殺もあり三者凡退で仕留めた。結局3回を1失点。まずまずの投球を見せた。
一方で6回から3番手で登板した小山。こちらも調子は今ひとつ。いきなり相手のルーキー野間にホームランを打たれると、そこから3四球で2死満塁のピンチを背負うなどメロメロ。原監督から「代わり映えしないね」とばっさり。
小山はストレートとフォークと球種が少ないので調子が悪い時に補う力がない。しかもただ「エイ・ヤー」と投げるだけ。菅野のように周りが見えるほど余裕がないのだ。
昨年シーズン半ばから出てきて6勝。特に交流戦で活躍したが、いずれも調子が良かった時。悪かった時の修正力はゼロに近い。二桁勝ちたいなら、今年の実戦から投げだしたカーブを磨くことだ。だが精度がイマイチのため、今年も5・6勝止まりといったところか…。
調子が悪いながらも抑える一流投手(菅野)と悪いと修正ができない二流投手(小山)の差をまざまざと見せつけられた試合だった。
現状、巨人の投手の星勘定をすると、菅野で14勝、杉内11勝、内海10勝。この3人で35勝するだろう。
問題は彼らに続いて二桁勝利を挙げられる選手がいるかどうかだ。
大竹、小山、今年から先発転向の西村、ポレダ、マイコラスの新外国人、今村、宮國と頭数はいるが、どれも決め手に欠ける。
先発4番手以降がドングリの背比べ状態に頭が痛い…
外野陣が飽和状態なだけに、矢野・松本哲也・横川・陰善あたりを駒にしたトレードもひょっとしたらあるかもしれない。
だがここからが違う。続く2番の菊池の時に
初球からエンドランだなと思っていた。一番遠い所に投げれば打てないんじゃないか」と相手のサインを読みきり、外角低めのカーブで左飛に仕留めた(報知から引用)。こうしてアウトを1つあっさりと奪う冷静さがある。周りが見えているのだ。このアウト1つで落ち着いた菅野は、小林の盗塁刺殺もあり三者凡退で仕留めた。結局3回を1失点。まずまずの投球を見せた。
一方で6回から3番手で登板した小山。こちらも調子は今ひとつ。いきなり相手のルーキー野間にホームランを打たれると、そこから3四球で2死満塁のピンチを背負うなどメロメロ。原監督から「代わり映えしないね」とばっさり。
小山はストレートとフォークと球種が少ないので調子が悪い時に補う力がない。しかもただ「エイ・ヤー」と投げるだけ。菅野のように周りが見えるほど余裕がないのだ。
昨年シーズン半ばから出てきて6勝。特に交流戦で活躍したが、いずれも調子が良かった時。悪かった時の修正力はゼロに近い。二桁勝ちたいなら、今年の実戦から投げだしたカーブを磨くことだ。だが精度がイマイチのため、今年も5・6勝止まりといったところか…。
調子が悪いながらも抑える一流投手(菅野)と悪いと修正ができない二流投手(小山)の差をまざまざと見せつけられた試合だった。
現状、巨人の投手の星勘定をすると、菅野で14勝、杉内11勝、内海10勝。この3人で35勝するだろう。
問題は彼らに続いて二桁勝利を挙げられる選手がいるかどうかだ。
大竹、小山、今年から先発転向の西村、ポレダ、マイコラスの新外国人、今村、宮國と頭数はいるが、どれも決め手に欠ける。
先発4番手以降がドングリの背比べ状態に頭が痛い…

外野陣が飽和状態なだけに、矢野・松本哲也・横川・陰善あたりを駒にしたトレードもひょっとしたらあるかもしれない。
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