『竜馬がゆく3』もいよいよ終わりに近づいて、時代の流れが大きく変り始めてきました。そんな中で出てきた『鯨海酔候』という名前を見て、ふと昔の旅を思い出しました。
初めて高知を訪れて、たまたま立ち寄った
『酔鯨亭』というお店で土佐の『鯨・鰹・ウツボ』をいただいていると、カウンターで隣に座っていた見知らぬオヤジが・・・。
『土佐に来たら、コレを食べないと』といって、鰹の塩辛を出してくれました。それは『酒を盗む、と書いて→
酒盗』というものでした。
酒盗はクサクテ、塩辛いので土佐の辛い日本酒に最高に合います。酒盗を食べだしてから、オッサンとヘベレケの酔っ払い同士になるまで飲みました。
帰り際に『良い旅をしてよ。おっちゃんはコノ酒盗を作ってる会社の社長なんや。』と言って、御代を全部払って帰っていかれました。
そんなことがあってか、何度か高知を訪れていますが今日は本を読んで懐かしい気分になっちゃいました。あ~、また行きたいなぁ。