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「インターネットの父」が警告する「デジタル暗黒時代」!

2015-02-22 16:35:23 | ネット、ビジネス、IT
21世紀は将来の歴史家から忘れ去られるだろう——技術が急速に進歩している現代の私たちには考えにくい概念です。しかし「インターネットの父」と呼ばれる人物が、米科学振興協会(AAAS)の主催した会議でそう警告しました。

アップルやグーグルなど大手ハイテク企業はデジタル情報を利用・消費する方法を繰り返し生み出し、毎年のように画期的な製品を世に送り出しています。データを消費・保管する方法はどんどん増え、そのペースについていくのさえ難しくなっています。

インターネットの父の一人として知られる、グーグルのヴィント・サーフ副社長によると、ビデオカセットやアナログレコード、カセットテープ、フロッピーディスクなど、旧式の記憶媒体に保存されたデータはすでに読み取り装置がなくなり、ほとんどが消失しました。

サーフ氏は、それは始まりに過ぎないと言います。何世紀も残るような電子保存メカニズムがまだ生み出されていないため、今さまざまな記憶媒体に保存されている文書やデータも今後、消失する危あす機mにさらされているというのです。サーフ氏はこれを「ビット(情報)の腐敗」と呼んでいる。

ビデオカセット再生機やCDプレーヤーなどのハードウエアが使われなくなれば、ホームムービーから大統領の覚書まで、昔の情報にアクセスすることが不可能になるかもしれないのです。

大手ハイテク企業が提供しているクラウド技術や、ドロップボックスなどのクラウド型データ保管サービスを利用すれば、この問題は「少しは解決できるかもしれない」。しかしサーフ氏は、数百年後でもデジタル情報に簡単にアクセスできるシステムを開発する必要性を訴えています。

サーフ氏は、カーネギー・メロン大学でコンピューターサイエンスを教えるマハデブ・サティヤナラヤナン教授と協力し、教授がバーチャルマシンと名付けた開発中の技術を使ってこの問題の解決に取り組んでいます。

サーフ氏によると、バーチャルマシンを開発すれば、バーチャルマシン上でハードウエアのエミュレーション(疑似化)を行い、オペレーティングシステム(OS)を搭載することが可能になるといいます。

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