米国で「アナ雪は盗作」と、２７０億円の賠償求める訴訟！

米ウォルト・ディズニーの大ヒットアニメ映画「アナと雪の女王」に自伝の内容を盗まれたとして、自伝作者の女性が同社を相手取り、２億５０００万ドル（約２７０億円）の損害賠償を求める訴えを起こしたことが２９日までに分かりました。

芸能情報サイトのＥ！Ｎｅｗｓによると、訴えを起こしたのはイザベラ・タニクミさん（通称Ｌ・エイミー・ゴンザレス）。訴状の中で、２人の姉妹の物語や裏切りなどのエピソードは、タニクミさんが２０１０年に出版した自伝「Ｌｉｖｉｎｇ　Ｍｙ　Ｔｒｕｔｈ（原題）」から盗用されたものだと主張しています。２億５０００万ドルの損害賠償に加え、「アナと雪の女王」関連のグッズ販売や配給などを一切停止するよう求めています。

弁護士によると、タニクミさんはプライバシーを守るため現時点で取材には応じていません。主張の詳しい内容については裁判を通じて明らかにする意向だといいます。

２０１３年に公開された「アナと雪の女王」は興行収入約１０億ドルの大ヒットを記録しました。関連グッズの販売は好調で、ブロードウェーのミュージカルやスピンオフ作品の公開も控え、テーマパークには間もなく新アトラクションが登場します。

ディズニーによると、同作品はアンデルセン童話「雪の女王」を原作としている。同社広報は今回の訴訟について、「あまりに馬鹿げている」と述べています。