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鳥インフルエンザ、警戒の秋!H7N9型が秋から冬にかけ活発化の可能性があり注意を!

2013-09-20 21:16:24 | 健康・医療・スポーツ
今春に中国で人への感染が相次いだ鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)が再び注視されています。ただちに危険はないようですが、一般にインフルエンザウイルスは夏に活動が低下し、秋以降に活発化する傾向があります。専門家は感染がまた発生する可能性が残っているとみて警戒しています。

そこで厚労省は人から人へ用意に感染が広がる新型インフルエンザに変化したわけではないのですが、万一に備えてH7N9型のワクチンを開発する方針を決めました。ワクチンのもとになる2種類のウイルス株を検討し、試験用のワクチンを製造するのです。最終的には臨床試験をする必要がありますが、当面は動物実験まで取り組む予定だそうです。

H7N9型は中国が今年3月に人への感染例を発表、その後も相次ぎ患者が見つかっていて、発生地域も順次拡大、台湾でも患者が確認されたのです。鳥インフルエンザは水鳥やニワトリなどが感染し、本来は人に感染しにくいのですが、今回は従来よりも人にある程度感染する新種が登場したのです。もしもさらに変化が進んで人間同士で簡単に感染するようになると呼び方が新型インフルエンザになるのです。H7N9型はそこまで言っていませんが、人への感染が広がるうちに変化が進む可能性があり、警戒されています。新型は多くの人が過去にかかったことがなく免疫の抗体を持たないため、重症になる恐れがあると考えられています。

中国で感染ルートの可能性があった生きた鳥の市場での販売禁止などの対策を進めたところ、感染者が減少し警戒態勢が解除されました。世界保健機関(WHO)のまとめではこれまでのH7N9型の患者数は135人、死亡者は44人ですが、6月以降は7月の感染者数は二人だけだそうです。ただ専門家の間では春の段階からすでに、秋以降も油断せずに要注意と言う見方が出ていました。と言うのもインフルエンザは一般的に夏に大人しく秋から冬にかけて活発になる可能性があるからです。再び感染が起きるかどうかは「9月~10月の状況を見てからでないと分からない」と厚労省は言います。

これまでに判明している今回のH7N9型の特徴は重症例が多く、死亡率は3割程度で、患者は高齢者が多く、女性が全体の約3割で男性のほうが多いそうです。病状は発熱と咳が主で、重症では肺炎が多くみられるそうです。動物実験により、くしゃみで飛び散るつばなどによる飛沫感染がある程度起きることが分かったそうです。従来よりも人の細胞にくっつきやすく、人の鼻から喉にかけて上気道の温度で増殖しやすいように遺伝子が変異していたと言います。国立感染症研究所は哺乳類への適応性を高めている恐れを指摘しており、「残り数か所の遺伝子変異が生じるとパンデミック(世界的大流行)を起こす可能性がある」としています。こまめに石鹸で手を洗うなどの習慣をつけておいたほうが良いそうです。

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