マックンのメモ日記

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中国軍事パレード、ネットで注目集めた5つの話題!

2015-09-05 11:56:03 | 政治(国内・海外)
中国で3日、抗日戦争勝利70周年を記念する軍事パレードが開催され、初めて披露された最新兵器から、公の場に姿を現すことがまれになった歴代指導者まで、目を見張るような光景が見られました。ただ、中国のインターネットユーザーの間では、これらとは違うものが特に興味を引いたようです。中国のネットユーザーの間で話題になった5つのことを紹介しましよう。

1.習国家主席、左手で敬礼

 中国版ツイッター「 新浪微博(シナ・ウェイボー)」で話題となった第2位は「左利きの敬礼」で、3日午後遅くまでに閲覧者は28万人に達しました。複数のサイトユーザーが、習近平国家主席はなぜ左手で兵士たちに敬礼したのだろうか、と問いかけました。右手を使うのは軍人だけで、民間人は左手を使うからというユーザーもいれば、中国の歴史をさかのぼり、道教の原点「道徳経」からの引用を指摘するユーザーもいます。中国共産党機関紙、人民日報は、習主席が実際には「兵士たちに手を振って挨拶した」ときに、カメラショットのせいで敬礼をしているように見えたと伝えています。

2.習主席夫人の赤い服

 中国中央テレビ(CCTV)が3日朝、彭麗媛・国家主席夫人が真っ赤なワンピースで習主席と並んで外国からの訪問客を迎える映像が放映されるとすぐに、ネットは夫人の服の話で持ちきりになりました。中国のソーシャルメディアで広まった画像の一つでは、夫人が着ていた服に似たレースの付いたアンサンブルが999元(約1万8700円)で中国電子商取引大手アリババ・グループ傘下の通販サイト淘宝(タオバオ)で売られているという投稿が見られました。しかし、その数時間後、この商品を検索すると、結果は表示できないというメッセージが現れたのです。夫人のファンの一人は、「中国人女性には美しく見えるようになるチャンスは与えられないのか」と嘆いたそうです。

3.故毛沢東主席の孫

 故毛沢東主席の唯一存命する孫、毛新宇氏が公の場に姿を現すときはいつも注目を集めますが、今回のパレードも例外ではなかったようです。軍服を身に付け、自撮りを試みるファンに囲まれた毛新宇・少将の画像がたちまちネットで広まったのです。中国人民政治協商会議(政協会議)の委員も務める同氏は、政協会議の年次会合では大急ぎで記者団を通り過ぎることが多いそうです。

4.ベラルーシ大統領の息子

 毛新宇氏も注目を集めましたが、主役の座をさらったのはベラルーシのルカシェンコ大統領の息子でした。新浪微博のユーザーは11歳になるニコライ君をべた褒めしました。ニコライ君は2008年の夏季五輪の際にも父親と一緒に北京を訪問したことがあります。今回は、グレーのスーツを着てこざっぱり見えるニコライ君が習国家主席夫人ににこやかに挨拶する姿が中国国内のネットで大きな話題となったのです。アナリストらはニコライ君が父親の跡継ぎとして育てられていると指摘しています。ルカシェンコ大統領は20年以上大統領のポストにありますが、人権侵害を理由に米国と欧州連合(EU)への渡航は禁じられています。

5.オバマ米大統領のパレード見物パーティー?

 オバマ米大統領は軍事パレードへの出席を断りました。しかし、中国のインターネットユーザーから忘れられたわけではありません。3日に広く共有された画像の一つには、オバマ一家がテレビの前に集まり、まるでパレードを見ているように見える様子が写っていました。ただ、この画像は実際にはオバマ一家が女子W杯2011年大会の決勝に進んだ米国チームの戦いを観戦しているものです。新浪微博ユーザーらがオバマ大統領の娘たちのキャプションを勝手に付け替えたのです。「ベラルーシ大統領は息子を天安門広場に連れて行ったのに、お父さんは中国のテレビ放送しか見せてくれない」と。