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アンジェリーナ・ジョリーさん、今度は卵巣と卵管を摘出!

2015-03-26 10:47:45 | 健康・医療・スポーツ
米女優アンジェリーナ・ジョリーさん(39)は24日付の米紙ニューヨーク・タイムズに寄稿し、がんのリスクを減らすために卵巣と卵管の摘出手術を受けたことを明らかにしました。ジョリーさんは2年前にも同じ理由で両乳房の切除手術を受けていました。ジョリーさんはBRCA1と呼ばれる遺伝子に変異があり、乳がんや卵巣がんを発症するリスクが極めて高いとされています。母親は49歳の時に卵巣がんと診断され、7年後に死亡しました。

ニューヨーク・タイムズへの寄稿によると、今回の予防手術についてはしばらく前から計画していたそうです。しかし血液検査の結果に不安があることが分かり、直ちに外科医の診察を受けて卵巣を診てもらうよう医師に指示されたという。「きっと何千人もの女性が感じていたのと同じことを私も考えた」「落ち着いて、強くなれと自分に言い聞かせた。子どもたちが成長して孫に会えるまで、自分が生きられないと思う理由は何もないと」(ジョリーさん)。

フランスを訪問中だった夫の俳優ブラッド・ピットさんは直ちに帰国。詳しい検査を受けた結果、腫瘍(しゅよう)については陰性と診断されました。

「まだ初期のがんの可能性はあった。それでも大きくなった腫瘍に比べれば取るに足らない。幸いなことに、卵巣と卵管を摘出する選択肢は残されていて、私はそれを選んだ」。ただしBRCA1遺伝子に変異のあるすべての女性が摘出手術をしなければならないとは考えないでほしいとジョリーさんは強調。その選択肢も検討しながら自分で判断するよう促しています。

ジョリーさんの場合、母のほかに祖母とおばもがんで亡くしていることと、遺伝子の変異があることを考えた結果、卵巣と卵管の摘出が最善の選択肢だと判断したといいます。手術自体は乳房の切除に比べればそれほど複雑ではないものの、更年期障害と同じ状態になることから影響は大きいとジョリーさん。ホルモンバランスを調整するためにエストロゲンとプロゲステロンの摂取が必要になったとも明かしました。

もう子どもを産むことはできなくなり、身体的な変化も予想されるとジョリーさんは語り、「すべてのリスクを取り除くことはできず、まだがんを発症しやすいという事実に変わりはない」と説明。これからは自然な方法で免疫力を高めることを目指し、「子どもたちに『母は卵巣がんで死亡した』とは言わせない」と力を込めたそうです。