マックンのメモ日記

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3つ巴のスマホ市場、日本企業の存在感はどこに?

2011-11-17 18:22:29 | ネット、ビジネス、IT
スマホ市場が一段と熱気を帯びてきているようです。韓国サムスン電子は最新OS「アンドロイド4.0」搭載製品を発表しました。一方で米マイクロソフトの「ウィンドウズフォン」搭載機も登場しています。そんなわけでスマホ用OSのシェア争いが本格化しています。パソコン並みの機能を持つスマホはOSが基本動作を決定しており、操作性など重要な役割を担っており、現在、世界のスマホ用OSで2大勢力なのはご存知のアップルの「iOS」と、米グーグルの「アンドロイド」と言うのは知ってのとおりです。

iPhone4Sの本体デザインは、前モデルとほぼ同じですが、OSは最新のiOS5を搭載し、200以上の機能を搭載しています。クラウドサービスの「アイクラウド」はファイルや写真などのデータを自動でインターネットに保管し、パソコンなど他の機器と共有できるようになっています。また音声で様々な情報をやり取りできるアシスタント機能の「シリ」、iOS同士なら無料で送受信できる「アイメッセージ」なども搭載しています。アップルの良いところはハードとOS、サービスが一体化し、iPhone4Sに詰まって一つの形になった完成度の高さが人気のある秘密でもあるのです。今回はソフトバンクのほかにKDDIも販売を手がけるようになったことで、裾野が広がっています。値段は4万6080円(16ギガ)~7万2000円(64ギガ)です。

一方のアンドロイドですが、採用メーカーが急増してシェアが一気に急拡大しています。サムスン電子は最新の「4.0」を搭載し、「ギャラクシーネクサスSC-04D」を共同で発表しています。日本ではNTTドコモが発売しています。高精細の4,7型大画面ディスプレイと高速処理のデュアルコアCPUが相まって動作は軽快だそうです。シンプルな外観からマニア向けの印象があるようですが、「人目で動作状況がわかるウィジェット(単機能ソフト)た、気道がすばやい内臓カメラなどスマホ初心者を含め多くの人にむく製品だとドコモは言っています。発売時期は11月末の予定で3万円台だそうです。

富士通東芝モバイルコミニケーションズの「ウィンドウズフォンIS12T」は米マクロソフトのスマホ用OSの最新版「ウィンドウズフォン7.5」を搭載。メールなどよく使う項目はアイコンで表示するようになっていて、画面縦に並ぶ「タイル」に触ると、パノラマ画面の「ハブ」に切り替わり、横方向にスクロールできるのです。当然ながら、マイクロソフトのオフィスが使え、交流サイトと連携しやすいなど、使い続けるうちに良さがわかると言います。来年はウィンドウズフォンの新製品が出る見込みで、3つのOSのシェア競争がさらに激化することになりそうです。発売は8が25日予定、値段は7万円台前半。

iPhone4Sで国内市場がどう変わるか聞いたところ、4Sはヒットするものの「ドコモの契約数シェアトップは変わらない(25%)が最も多かったが、iPhoneとアンドロイドとの競争が一段と激化(17%)し、ニ大OSの寡占化が進む(15%)と市場の変化を予測する声が多かったそうです。さらにiPhone4Sのヒットでドコモが将来iPhoneを販売する可能性が高い(22%)との見方もあるようです。

いずれにしても今後ますますスマホの競争は激化するのは間違いないところですが、上記のような結果になると日本のスマホの存在感というものがまったく見当たらない状況で、またパソコンの轍をふむ形になりそうです。日本にはお財布携帯などのように見るべく高機能携帯があるのにこのままではパソコンの二の舞になりそうですね。どうしていつもこうなるのでしょう?いいものを持ちながらそれが生かしきれていないと言うか、日本でしか通用しないものをなぜいつも同じ徹をふむのでしょう?作り続けては、結局、最後は消えていく運命にあるのでしょうか?