「R」が付かない月・・・

「R」が付かない月には牡蠣は食べられない・・・

牡蠣がおいしい時期、或いは牡蠣の旬の時期というと、寒い季節をイメージします。


牡蠣は、海水の温度が上がり始める３月～８月が産卵期となっていて、この時期の牡蠣は、産卵するために力を使い、身は痩せ、味も低下するのだそうです。

また、この時期に牡蠣を食べられないのはおいしくないだけではなく、牡蠣自身の体力が落ちているため、菌に感染しやすかったり、腐敗する可能性が高いとされています。

水温が温かくなると、牡蠣の餌となるプランクトンの中に毒性を持つものが増えてくるそうで、そのため毒を持った餌を吸収した牡蠣は、毒性を持った貝になってしまいます。

このような毒性を持った貝を食べた場合、俗に貝にアタルと言って激しい中毒症状を起こすだけでなく、場合によっては命を落とすこともあります。

牡蠣については、海外では、Ｍａｙ、Ｊｕｎｅ、Ｊｕｌｙといった、スペルに「Ｒ」が付かない月には、牡蠣を食べてはいけないと言うことわざもあります

日本では夏に旬を迎える牡蠣もありますが、食べられない旬ではない時期には、ちゃんとした理由があることを覚えておくと、もっと牡蠣を楽しめるようになりそうです

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