The collection of MARIBAR 

マリバール 文集・ギャラリー

6月26日 書店巡り,『MILLIBAR』,『なすび』

2007-06-28 18:19:02 | 抱茎亭日乗メモ
 宮崎学さんによる構想5年、渾身の大作『近代ヤクザ肯定論 山口組の90年』が既に書店に並んでいるとの情報で大手書店を偵察。
東京駅周辺と池袋、渋谷など。
扱いがいろいろ違って面白い。渋谷のブックファーストはダーッと並んで壮観だった。
三省堂大丸東京店は未入荷。数日後に5冊入ります、ですと。ぷう。
丸善丸の内本店は49冊入ってます! ヴィ。
池袋西武リブロはメインフロアの新刊コーナーになくて3階で平積みされていた。
同じ刊行日の田中森一本は新刊コーナーにあったのに。ケシカラン。

 『MILLIBAR』。清野さんと『近代ヤクザ肯定論』の話、本屋あれこれの話。
DJのYさんがいて、映画の話。

 『なすび』。大塚のバーとの一悶着以来の常連さんに久々遭遇。
「奥に行ったら」と言われるが、私は『太古八』羽賀さんの隣に陣取る。
気がつけば私が会いたくない人の隣でもあった。
また五月蝿いことを言われるかと思ったらそうでもなく。結構和やかに話す。
緊張感があるやらないやら、面白い。

千秋さんは『近代ヤクザ肯定論』を「ちょっと読みたい」と言う。
「山口組関係の本はいっぱい出てるからね」
そんじょそこらのヤクザ本と宮崎さんの本が同じな訳ないでしょう!!
「そう? 読んでみるよ」
よろしーい。わーい。
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6月25日 思いつき

2007-06-28 16:52:10 | 抱茎亭日乗メモ
 昨日ジェイソン君と「書くこと」について話していて、過去に「書きたい」と思ったこともあり、人に「何か書け」と言われたこともあり、考える。

今の私が書きたいこと? 書けること? 人が読みたいもの? で、こんな本、商品ならどうか? というものを思いつく。

そのために必要なこといろいろ……。これを考えると面倒臭くなる。
まあちょっと人に相談してみるか。
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6月24日 自然教育園,目黒美術館『原マスミ大全集!』,『ゲウチャイ』

2007-06-28 16:12:16 | 抱茎亭日乗メモ
 友人の福谷誠治さんが、目黒美術館でやっている『原マスミ大全集!』の招待券をくれたのでジェイソン君と見に行くことにした。

目黒駅で待ち合わせ。
「美術館の前に、公園に行かない?」と誘って自然教育園へ。
建築好きのジェイソン君に庭園美術館も見せたかったが、展覧会を見なくても入場料が必要とのことでやめる。

自然教育園は入場料300円。
雨が降ったり止んだりの中傘を差したり閉じたりしながら園内を一周。
ジェイソン君は「日本で公園に来たことはなかった。前回土を踏んだのはいつだか覚えていない」と言う。
特に水性植物園の辺りは、子供の頃に遊んだ故郷の風景に似ていると喜んでいた。

ハイキング好きと言ってたジェイソン君。
自然教育園は広くて木が茂っているから、周りにビルも見えず森のようでもあり、ちょっとしたハイキング気分にもなれる。
雨なので人も少なくて、気持ち良かった。ただ、車の音は聞こえて来た。

 駅をはさんで反対側の目黒美術館へ。
今日は『原マスミ大全集!』最終日でたくさんの人がいた。

私は原マスミを知らなかったのだが、ミュージシャンでもあり、よしもとばなな本の表紙絵で有名になったイラストレーターだった。
朗読をしている声は、ユーミンの声を少し可愛らしくしたような感じだった。

目黒美術館はネット上で「小さな美術館」と紹介されていたので、展示も少数なのかと思った。
ちゃんと「大全集!」だった。多才な人なんだなあ。面白いものもいくつか。

福谷誠治さんにお礼のメール。

 タイ料理『ゲウチャイ』。メニューがたくさんあって迷う。美味しかった。

ジェイソン君の誕生日に聞いた「決意」が具体的「行動予定」として決断されていた。
「いいんじゃない! 是非やるべし!」と私。

「書くこと」についての考察。
私は周りに優秀な、或いはものすごく努力をしている書き手なり芸術家がいて、それを見ると私の書くものなど割り箸(たまたま目の前にあるから使ってすぐゴミになる)みたいなもの、と思ってしまう。
ジェイソン君は「その人のスタイルがあり、自分のスタイルがある」と考えると言う。

「ちょっとブログの読者がいたって、お金を出して私の文章を読みたい人など数人じゃないか」と言ったら、アメリカでの作家やビジネスライターの最低収入を教えてくれた。
へええ、と驚くような金額で、日本のライターとは全然違う。

一方大使館職員の収入は多分日本の方がずーっといい。
日本は官僚天国だからね。外務省は特に、と聞くし。

だから文章を書く能力があって書くことが好きならば、お役所文章を書いているよりフリーランスライターになった方がいいじゃん! ということになる。

まあとにかく、仕事も目標があって楽しいならバリバリ働くのもいいが、働き過ぎは良くない。
もっと日本を東京をエンジョイしましょう、グータラ日本人職員を見習って!
たまにはテーブルひっくり返して暴れてみてもいいんじゃない? などと無責任なアドバイス。
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6月23日 デート×3,飯田勇写真展『越境地帯』,『NEWNEW』,『MILLIBAR』

2007-06-28 03:03:13 | 抱茎亭日乗メモ
 昨日、やっと会える! と思っていたのにデートがなしになる。
もう随分会ってなくて、顔忘れるよ。……などと言ってはいけない。
彼も大変なのだ。涙。

今日もダメかもしれない、と諦めモードでいたら会えた。良かった。
一瞬たりとも目を離したくない。

「新しい髪型、いいね」と言われる。ニッコリ。
先日某店でジャーナリストの鳥越俊太郎さんにも「面白い髪型ですね」と誉められた。
ウホホ。

楽しい時間はあっという間に過ぎる。でも明日も会えるもんねー。

 新宿エルタワー28階の新宿Nikon Salonで飯田勇写真展『越境地帯』を見る。
中国北朝鮮国境の脱北者とか北朝鮮の取材写真。
飯田氏と思われる人がいるが、私は知らないので来訪者に説明しているのを小耳にはさみつつ。

 池袋西武『DSQUARED2』でセールを覗く。服は特に無し。
スニーカーが面白いものがあった。
でも『MBT』のスニーカーにも興味があるので、考える。

 恋人から電話。「明日じゃなくて、今日また会いたくなった」。
すごい振り回されようだが、喜んで。私もずーっと一緒にいたいのだから。
盛り上がってるなあ、ドラマみたいだ、と思いつつ彼の許へ飛ぶ。

そして、信じられない、夢のようなことが起こる。「感動」と彼。
なんて素敵な人。私は彼の恋人で良かった。彼もそう思ってくれたらいいなあ。

 などと幸せ気分にどっぷりと浸かり、優雅にワインなど頂いていたら、ブログにクレームが入る。
対応する為渋谷ネットカフェ『NEWNEW』に走る。

初めてのレディースシート。ソファで横になることもできて快適。
会計100円。安! 「100円あったらマック」より全然いいじゃん。

 訂正を確認してもらって『MILLIBAR』で一息つく。
お腹が空いて「まぐろアボカドキムチ丼」をガツガツ食べる。

 彼のところへ戻ってまた飲む。今日は断続的にずーっと飲んでる。
いろいろあるけど楽しい。彼が好きでたまらない。
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6月20日 肛門

2007-06-28 01:20:01 | 抱茎亭日乗メモ
 ヨガクラス冴島奈緒先生から「肛門」というタイトルのメールが来て、何事かと思った。

先週ヨガクラスで、しゃがんだ姿勢で踵を浮かし肛門を踵にあてるポーズをやった。
体重を肛門にかけるのがポイントで、なにやら性的(能力アップだったっけ?)な効果もあるとか。

そのポーズが原因で「肛門が切れたり裂けたり痛くなったりしてませんか?」という真面目な内容だった。
幸い私は全く平気だった。奈緒さんがとても丁重に私の肛門を心配してくれるので、笑ってしまった。

奈緒さん、可愛くて素敵な人!
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6月20日 映画『キサラギ』

2007-06-27 19:33:26 | 抱茎亭日乗メモ
キサラギバナー

 映画『キサラギ』を見る。予告編を見て、面白そうだと思った。
でもオタクものドラマで、ノリが違うかも、という懸念もあった。
香川照之が出ているものなら大丈夫かとも考えた。
最近『徹子の部屋』に小栗旬が出ていて、小栗本人も好きで仲がいいと言っていたが、藤原竜也と似てるのも気になっていた。

始めは、全く笑えなかった。ああ、失敗か、と思った。
それは多分、正しい反応で、映画の主人公達も皆初対面、アイドル如月ミキへの思いもオタク度も手探りなのだった。
如月ユキの思い出も、ネットの交流もない私が、彼らのノリに始めからついていけるわけもなく、能面のようになって見ていたのだが……。

それぞれの男達のミキちゃんとの距離が判明してくるにつれ、どんどん面白くなり、最後は涙を流して笑っていた。
脚本が素晴らしい。役者陣も見事。ユースケ・サンタマリアはかなり見直した。
しかしやっぱり小栗旬は藤原竜也に似ている。声も似てる。顔は藤原竜也の方がずっと美しいが。

大変良い映画だった。
先日の『しゃべれどもしゃべれども』も良かったし、こういう洒落た日本映画はいい。
愛と感動のなんたらとか、難病とか、ノスタルジーとか、愛国心鼓舞映画じゃなくて。
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6月19日 『反省』刊行記念 鈴木宗男さん×佐藤優さん 逮捕5周年記念大反省会,『ニポポ』

2007-06-26 04:33:35 | 抱茎亭日乗メモ
 アスコム社から『反省 私達はなぜ失敗したのか?』を出版した鈴木宗男さんと佐藤優さんのイベントで丸善丸の内本店。

本を買って整理券をもらってから会場に行くので「早めに来て下さい」と言われていたのだが、5分ほど遅刻。
立ち見も出る大盛況。メディアもたくさん。

面白かった。佐藤さんは本当に可笑しい。
「逮捕5周年記念大反省会」などと言って楽しそうにしているところが、たまらなくいい。
国家の罠だ謀略だと言って、大真面目に正面から取り組むことも大事だが、権力を嗤い、自分を笑い飛ばしながら闘うのはすごいことだし、それが私利私欲ではないところがカッコイイ。

 終了後、電脳キツネ目組組員のTさんが新橋の北海道居酒屋『ニポポ』に連れて行ってくれる。
「ニポポ」はアイヌ語で「妖精」の意。
あら、私の髪型も金子國義『海の妖精』です、と言ってTさんに絵を見せる。

鰊、ほっけの煮物、ナメタガレイ焼きなど北海道の魚を頂く。ご馳走様でした。

Tさんはおやじギャグを連発。
私が笑わないでいると解説をしてくれるので
「わかります。でも全く面白くないです」。
「真理ちゃん真面目だから。笑わないと」
「面白くないのに笑えません」
「ワタシ営業が長いから、つい。場を盛り上げないと。落語でもさ、聞く側も一緒に雰囲気を作るもんでしょ」
「私は笑いのツボが人とずれているんです。おやじギャグを言いたい人に止めてくれとは言いません。でも笑いを強要しないで下さい」
「よく『その話聞いた』ってことあるでしょう?あれ絶対『聞いたことある』って言わない。初めて聞いたように反応する」
「私は『聞いた』って言う。でも面白い話は何度聞いても面白いです」
って、書くとものすごく刺々しい会話のようだが、イベントの感想、北海道の話、ほかいろいろ楽しく話す。

 恋人からデートのお誘い。随分先。早く会いたい!
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6月19日 チョン・ソンイル編著『キム・ギドクの世界 野生もしくは贖罪の山羊』

2007-06-25 03:10:51 | 抱茎亭日乗メモ
 図書館で借りた『キム・ギドクの世界 野生もしくは贖罪の山羊』(チョン・ソンイル編著)をやっと読み終わって、1週間遅れで返却。
図書館から催促の電話がかかってくるかととビクビクだった。

この本は全世界初のキム・ギドク オフィシャル・ブックをオリジナル編集した日本版。
韓国版は500ページを超えるものだが、289ページに削られている。
それでも重かった。これを持ち歩いたせいで腰を痛めたのかもしれない。

面白かった。キム・ギドクが好きな理由が少しわかった。

インタビュアーのチャン・ジョンイルがキム・ギドク映画を「連帯がない、展望がない」と言っていて、ああ、だから私は好きなんだと思った。
『悪い女~青い門~』など、個と個の連帯を感じさせるものはあるが、集団の連帯ではない。

キム・ギドク映画に最も多く出演している俳優チョ・ジェヒョンの話は非常に重要だった。

以下引用。

―ひとりの観客として、キム・ギドク映画をどう見ているのか?

彼の世界をよく理解しているとは言えない。キム・ギドク映画を高く評価もしない。これが限界だと思える地点も見える。だが人が、ここが限界だと思う地点から突破するのが、キム・ギドク監督でもある。生身をえぐって、足の爪の方向を変えたように。

引用終り。

キム・ギドクは足に合わない靴を履き続けて膿が靴に溜まり、足裏に張り付いて靴が脱げないぐらいになってしまった。医者に手術が必要だと言われたが、自分で治すと言って爪を剥がして方向を変えたというのだ。

キム・ギドクも「突破者」なんだ。
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クレーム運動

2007-06-24 23:39:22 | 抱茎亭日乗メモ
 学校荒廃などが問題になると「挨拶をしよう」と集団声かけ運動をやったり、公共マナーについて新聞の投書欄に問題提起したりするのを見掛けるけど、私は個別声かけ運動。
高校からの友人たちも黙ってはいないタイプだ。

 先日はちょっと恥ずかしい思いをした。
池袋駅で前を歩く若い女の子が、ベージュピンクのブラウスを上下逆様に着ていた。
女の子を追い抜いて確実に上下逆様であることを確認して「これはわざと逆様に着ているんですか?」と聞いてみた。
女の子は笑顔で「ハイ! これもスカートなんですよ!」と言って胸を張って、ロングスカートのボタンを外しファスナーを全開して胸の上までずり上げて着ているのを見せてくれた。
「ああそうなんですか。良かった。ごめんなさい」と赤面する私。
「いいえ」と嬉しそうに隣の男の子と笑う女の子。

そそくさと去って、余計に恥ずかしくなる。
それは若者の「オシャレ」なのだった。
私もオバサンになったのだなあと深く実感。
間違って着ているのかと思ったことを詫びるより、心意気を誉めてあげるべきだった。
「そうなのね! 素敵ね!」と言ってあげればよかった。だっせー私。

私も、若い頃電車の中でオバサンに「それはわざと後ろ前に着ているの?」とか「わざと裏返して着ているの?」とか聞かれたことを思い出した。
私も胸を張って「ハイ!」と答えていたなあ。

でも、わざとじゃなくて、酔っ払ってコートを裏返しに着ていたこともあった。
誰も指摘してくれなくて、家に帰って気付いたり。あれは恥ずかしかった。

 今の時期だと傘を下に向けずに横にして持ったり、振り回すように持っている人が大変気になる。怖い。
隣や前にいれば「その持ち方は危ないですよ」と言う。
突然話しかけられて「何のこと?」みたいな顔をする人もいるが、たいてい「ああ」と言って持ち方を変える。

 ゲームとかケータイの操作音を鳴る様にしているのも五月蝿いので、隣にいたら「音が出ないようにできないんですか?」と言ってみる。
「あ、スミマセン」と言ってメールを止める人もいるし、私から離れて続ける人もいる。
でも少しぐらい離れても、あの電子音は耳障りになる音で作られているから五月蝿いんだけど。
そもそも、あの音は何のために必要なんだ?

昨日のおばあさんはすごかった。
お年寄りには珍しくものすごい勢いでメールを打っている。ピッピッピピピピピ。
私「音が出ないように出来ないんですか?」
ばあさん「できますよ」
と言って打ち続ける。驚く私。
「ピッピッて五月蝿いんですけど」
「はあ」
じっと私を見詰める。暫く止める。また打ち始める。挑戦してるのか?

私が降りる駅でおばあさんも席を立つ。
ドアの前に立つおばあさんを追いかけて
私「ピッピ五月蝿くて、すごく迷惑ですよ」
ばあさん「聞こえますか?」と言ってじっと私を見詰める。
私「はい」

しばし、ポカン。
このババア……! 聞こえるよ! 聞こえるから言ってんだよ! と怒鳴りたい衝動に駆られる。
が、これからデートなので、そんなことで鬼の形相になりたくない。
ドアが開いて私は改札に走る。

今ふと思う。おばあさんには電子音が聞こえないのかもしれない。
私の声は聞こえても。

だからね、ケータイメーカーは操作音オフに初期設定して頂戴!
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6月18日 『JUNYA WATANABE』,『Aubade』,『おまた』

2007-06-23 06:03:16 | 抱茎亭日乗メモ
 昨日はバタバタだったので、再び池袋西武。
『ジュンヤ ワタナベ』に行って、緑のトップを直しに出す。
このトップの襟が縄状になっているのだが、縛っている太い糸が緩んでしまった。
数年前にも同じ状態になって、直してもらったことがある。その時使った糸も持参。

「ずーっと前に買った古いものなのですが」と言って服を見せると、店員は
「このタグだと、2シーズン目ぐらいのものじゃないでしょうか。きれいに着て頂いてありがとうございます」。
10年以上前か。(調べた。1995年だった。)

結構な頻度で着ているけど、傷んではいない。
流行とは関係ない特殊な形なので、いつでも大丈夫。いつでも素敵。大好きな服。

 再び下着のセールを覗く。私は通常、下着は上下セットで買う。
随分前にテレビ番組で女性タレントが「上下揃ってないのはダメ!」と言ってて、それから上下揃いで買うようになった。

しかし、どうも下の方が早く傷む。洗濯方法と洗剤の違いだろうか? 悩んでいた。 
最近やはりテレビ番組で女性タレントが「上一つに下は二つ買わないとダメ!」と言ってて、なるほどと思った。
しかし、今下が傷んで組み合わせがあぶれている分はどうすれば?

完璧セットではなくても、色や雰囲気が合うものを買ってみるか? と思って探す。
黒とか赤とか白とかなら合わせやすいが、微妙な色のものは難しい。

『Aubade』の黒のショーツを発見。カッコイイ。


写真は色違いの赤だけど、ショーツ中央を目を凝らして見ると、ネットとチュールの間にリボン型のスパンコールがキラキラ。
これも予算オーバーだけど買ってしまった。

 腰痛も治ったし、デートの準備は万端なんだけど、すれ違い。涙。

 『おまた』で自棄酒。嘘。彼から「酔っ払ってる?」と聞かれて元気に「ハイ!」。笑う。

『おまた』の日本酒はもちろん美味しいが、「海老とアスパラの胡麻だれがけ」も◎。
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6月17日 劇団私『一線』

2007-06-22 21:48:26 | 抱茎亭日乗メモ
 目白のバー『なすび』で会った保手濱歌織さんは劇団私のプロデューサーで、『檸檬屋新宿』のお客さんでもあった。
招待券を頂いたので高田馬場アートボックスホールに劇団私の旗揚げ公演『一線』を見に行く。

池袋西武の下着売り場で悩んでいたら遅れてしまい、アートボックスは意外に遠くて、大幅遅刻。
昨日は『なすび』一行が、今日は『檸檬屋新宿』一行が観劇に来ると聞いていたのだが、会えず。

『なすび』で「劇団私って、劇団本谷なんとかみたいだね」と私が言ったら
「打倒本谷有希子なんです!」と保手濱さん。
劇団ひとりみたいでもある。そういうのが流行なのか?
保手濱さんは演出・出演もしているが、本谷有希子より保手濱さんの方が可愛い。っていう問題じゃないか。

舞台には他にもきれいな女性が登場し、縁側に腰掛け「サクライさんの結婚式で……」と男を責めるような問い詰めるようなセリフを言うのだが、男ではなく客席の私をジーッと見つめている。
私は耐えられず視線を逸らしてしまった。
「なんでサクライさん? なんで私を見るの? なんで私が桜井だって知ってるの?」と動揺。
後で保手濱さんに聞いたら「偶然です。桜井さんが目立ったからじゃないですか」と笑われた。

 内容については、ご招待なのに遅れて行って全部を見ないで言うのは大変失礼だが、私は舞台に驚きを求める。
目の前で生身の人間が凄いことをしてくれるのを見に行くので、後半でここが見所!とか、そう来るかい!という何かが欲しいと思った。

でも、「私」の思いでちゃんと舞台を作り、興行しているところが凄い。
才能があってきれいな人は好きだ。これからが楽しみ。
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6月17日 池袋西武

2007-06-22 03:09:13 | 抱茎亭日乗メモ
 池袋西武のポイントカード会員向け夏ものセール。お目当ては『DSQUARED2』。
15日から始まって出遅れたのか、もともと品揃えが貧弱なのか、欲しいものは何も見つからず。

 下着も既にセール。
外国製品はサイズがなかなか合わないから、本当は初日に行かねばならない。
二日遅れで参戦の私には、好みでマイサイズの商品は見つけられなかった。

店員が探して試着室に持って来てくれた上下は凄い素敵だった。
しかし、未だかつてない高価格。(ブラが19,460円)
「え?! それはセールの値段? 随分高いですね」
「はい」
『ANDRE SARDA』というスペインのブランドで、初めて聞くが、数年前に買った『ジョン・ガリアーノ』より高いかも。
(調べた。ショーツはジョン・ガリアーノの方が高かった。これはデザインがとても凝っている。ブラはアンドレ・サルダのほうが高い。レースと素材の良さだと思われる。)
そんなに高級品を纏うべきボディでも身分でもないよなあ。
恋人が下着フェチというわけでもないし。
よく、いいものは長持ちするから結局お得とか言うけれど、高級下着は大変デリケートで一枚ずつ手洗いしてもすぐ傷む。

ちよっと迷ったが結局買うことにした。

しかし店員のレベルは100円ショップ並、と言っては酷いかもしれないが、日雇いバーゲン要員なのか?
電卓を使っているのに間違った金額を提示するし、普通「高い」と言われたら高い理由、ブランドや商品の価値を語ったりするものだが、それもない。

サービスとして5000円以上買うと化粧品のサンプルがもらえるとチケットには書いてあるのに、私にチケットを渡す時は「化粧品をお買い上げ頂くともらえます」と説明した。
「下着を買って、更に化粧品も買わなきゃダメなの?」
「はい。有名ブランドですから」
ソニア・リキエルぐらい知ってるよ。
3万円以上使わせて、また何か買わないとくれないって、それは「サービス」と言えるのか? と思いながら化粧品売場へ。

何も買わなくてもサンプルをくれた。イプサは肌診断もしてくれた。ぷう。
大丈夫か? 池袋西武。
下着のセールは他のデパートよりかなり充実していると思う。
販売員の接客も頑張ってよ。
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6月16日 『駒沢美粧』,『MTBウォーキングスタジオ駒沢』,『檸檬屋新宿』

2007-06-21 13:00:00 | 抱茎亭日乗メモ

 昨年7月に届いた金子國義展のDM(『海の妖精』2006)に魅せられて、「この髪型にしたい!」とずーっと思っていた。

やっぱり『駒沢美粧』斉藤ヒロハルさんはすごい!
このポストカードを持って行って「これにして下さい」と言われてその場でパッとできる人はそういないのでは。

うむむ、この貝殻の波型は自然毛では無理か……などと話していたら、
……できたじゃん!

感激。

*過去のヘアスタイルいろいろはこちら。

斉藤さんといろいろな話。「常識的な髪型で」と念を押されて断ってしまった仕事のことを話したら「スプレーで染めればいいんじゃないですか」と言われて、目から鱗。
そうだよなあ! シャンプーで落ちるし、安いし、コンビニでも手に入るだろうし。
よし、会社に連絡しなくちゃ。

 2ヶ月半ぶりに『駒沢美粧』に来てみたら、1階店舗がスニーカー屋になっていた。
何やら特殊なウォーキングシューズを扱っているらしい。覗いてみた。
『MTBウォーキングスタジオ駒沢』という。

舞妓さんの履物「おこぼ」のようなスニーカーでMBTという。Mはマサイ族のM。
マサイベアフットテクノロジー。ほう。
置いてあるのを見ると「変なの」。でも店員が履いている姿はそんなにおかしくない。
履かせてもらった。「ものすごく変」な感じ。グラグラする。
この不安定感がエクササイズと腰や美しい姿勢のトレーニングになるらしい。
立ち方、歩き方など丁寧に教えてくれるが、時間切れ。
次回はゆっくり見せてもらおう。色がもっといろいろあればいいのにな。

 急いで『檸檬屋新宿』へ。ある勉強会に、住枝さんが誘ってくれた。
ホットで大変興味深い内容。

住枝さんは最初は進行係的な質問などもしていたのだが、だんだん壊れて絶叫し始める。
でも、私がこの勉強会に参加させてもらえたのは住枝さんのお陰なので、感謝している。
でも、はしゃぎすぎて皆が帰った後しんどそうに横になる住枝さんのケアは後に任せて、帰る。

 家で新しい髪形の撮影会。裸電球の照明は暗いし、酔っ払いでうまくいかない。
これ以上頑張っても無理なので、納得がいかないけど取り急ぎ恋人に写メール。
「いいね」と電話がかかってくる。ありがとう。

恋人も良い話があったみたいで嬉しい。早く会いたい。
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6月15日 『薩摩しゃも』,居酒屋,ダイニングバー

2007-06-20 23:14:09 | 抱茎亭日乗メモ
 2002年夏から約1年豊洲で働いていた時の上司同僚と集まり飲む。
私の提案で『薩摩しゃも 新橋店』。
女将さんが知り合いで、いつも良くしてもらっている。

今日は金曜日で予約一杯の模様。ものすごい忙しさに店は殺気だっていた。
その雰囲気の中4人か5人で、と予約していたのに3人に変更、私は20分遅刻。
酷いね。一人で待っていた不思議さんには大変申し訳ない。

いろいろ頼んで美味しくいただく。
帰りに女将さんと宮崎学さんの話を一言二言。女将さんは宮崎さんの大ファンだ。

 緊急事態発生で遅れて来たMさんと四人で居酒屋。仕事の話、恋話など。
23時近くに仕事を終えたWから電話が入り、タクシー代出すからおいで!と説得するも失敗。

 主婦の不思議さんは帰って3人でダイニングバー。あまり覚えていない。
会社役員のMさんがご馳走してくれた。

 やはり腰痛は治っていなかった。ずっと痛いわけではないが。
恋の悩み事と関係あるやらないのやら。切ない。
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6月14日 冴島奈緒のヨガ& ストレッチクラス,『檸檬屋新宿』

2007-06-19 16:29:51 | 抱茎亭日乗メモ
 今週は仕事があるから冴島奈緒さんのヨガクラスには行けないかな、と思っていたら昨日、今日から6連休を告げられ参加が可能になる。

開始時間ギリギリに『AXKICK』に着くと、奈緒さんは雑誌の取材を受けていた。
その時の衣装も素敵だったが、クラス中は奈緒さんが描いたヌードイラストのTシャツで、襟と胸の下をカットしたものを着ていた。
セクシーでカッコイイ。

私も、働いている健康フィットネス雑誌で奈緒さんのヨガクラスを紹介してくれないかなあ、と思って副編集長に話してみた。

久し振りにサエジマニアのoちゃんにも会って、一緒にヨガ。
「真理さん体柔らかいじゃない」と言われるが、ポーズなんか全然出来てないのだけど。

まだ腰の痛みがあることを言ったら、腰に良いポーズを教えてくれて、皆でやってみる。
なんだか傷みが消えた気がする。

終了後、奈緒さんの次の打ち合わせの時間までお喋り。奈緒さんの仕事の話や恋話。

前回奈緒さんが上はヨガの衣装のまま帰っていたので、私も真似をして着替えず。
でもヨガウエアではなくFILAの水着を洋服に合わせるのは、なんか変だった。
 
 違和感を感じつつ、そのまま『檸檬屋新宿』へ。
店で競泳用っぽい水着で(スカートは履いている)飲んでるのは、やっぱりおかしい。
他にお客さんは一人。
「変ですかね?」と聞いてみたらあまり気にならないみたいだったので、まあいいか。

間もなくその方は帰ってしまい、住枝さんと二人静かに飲む。
住枝さんはお酒を飲まないように医者に言われているらしいが、私と二人では間が持たないのか、飲んでいた。

後ろを、黒い塊がものすごいスピードで通り過ぎる。
ゴキブリか? と思ったが早過ぎる、大き過ぎる。
ネズミ!? 恐ろしい! 営業中に店内をネズミが走る飲食店。
私が食べたものはネズミと分け合ったってことだよな。うげえ。

『檸檬屋』が谷中にあった頃、ソファをどけたらネズミの糞が数センチ積もっていた光景を思い出して気持ち悪くなった。

先日『なすび』で招待券をもらった劇団『私』の公演チラシが貼ってあるのを発見。
なんと、プロデューサーで演出の保手濱歌織さんは『檸檬屋新宿』のお客さんで、脚本家君も来たことがあるとか。
へええ。繋がっているなあ。

 繋がっていると言えば、友人が働き始めたという六本木のお店は、奈緒さんが好きそうな店だなあと思って聞いたら「大好きで、昔から行ってました」とのこと。
ほう、やはり。今度一緒に遊びに行こう、と話した。

23時頃、住枝さんと帰りましょうかと話をしていたら、劇団『私』の保手濱さんや、音響の女性を知っているMさんが来店。
ここでも偶然の繋がりが出来る。

Mさんは息子さんの結婚を控え、いろいろ悩ましいことがあるそうで、話を聞く。
よくある、結婚を巡る男女・親子・両家の葛藤話。面白い。

終電の時間になるが「お前おれよ」と住枝さんが言い、Mさんが送ってくれると言うので引き続き2時過ぎまで。
Mさん自身の恋愛・結婚話から息子さんのお相手の家庭の事情まで知ることとなる。
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