The collection of MARIBAR 

マリバール 文集・ギャラリー

またかよ! クレーマークレーマー:MONTBLANC 銀座店

2009-11-27 06:13:14 | 抱茎亭日乗メモ
 高級万年筆ブランドからファッション雑貨ブランドに路線拡大したMONTBLANCとは、かつて喧嘩したことがある。
「3月19日 クレーマークレーマー:MONTBLANC 銀座店!」 http://blog.goo.ne.jp/m_saku01/e/1ed055be5b0bb0beb1229f85c374eb03

 あれから2年の月日が流れ、最高に可愛くて憎たらしいストラップの、今度はワッカが開いてチャームが取れてしまった。
今年3月終わりのことだった。

バッグの中でチャームを発見し4月7日、修理に出す。
ストラップのひもが傷んでいたので(まだ切れそうではなかったけど用心で)、交換もした。
料金は6,000円。ワッカと紐の交換だけで?! 高!! けどしょうがない。
修理保証は1年とのことだった。

 5月12日、ピックアップする時にどんな修理をしたのか聞いた。
ワッカは同じものを交換しただけだと言う。
「それだと、また取れちゃうんじゃない? 大丈夫なの?」
と言ってみたが、白衣の修理受付係は修理はしない、受け渡しがお仕事なので、マニュアル通りの事務的お答え。
「修理保証期間中で、チャームがあれば、また修理します」
不安だった。

 10月27日、サントリーホールでクラッシックコンサート。
会場内でケータイ写真を撮った。
終了後サントリーホール向かいのカフェ、オーバカナルの席に着いた時、ケータイのチャームがない! と気づく。

友人と話をしながら、私はバッグをまさぐる。
チャームのことが気になって気になって、心ここにあらず。
サントリーホールに戻って探したい衝動にかられる。

 翌日、サントリーホールに電話。
係の人は大変丁寧に、私が写真を撮っていた場所や客席を探してくれたが見つからず。悲しい!

どこに落としたのだろう? いつなくしたのだろう?
いつもチャームの存在は確かめていたような気がするのだが、この日この場所までは確実にあった、という記憶がない。
不覚である。かなり落ち込む。

 それにしても、モンブラン! 半年でとれちゃうなんて!
6,000円も修理にかかったのに!ふざけんな!

モンブランに電話。
修理の担当者が見ないと、修理が可能か答えられない、持って来い、と言われる。

ああもう! 2年前のいやーな気分再び。あの不快なやり取りをまた繰り返すのかよ。

 10月29日、修理受付の白衣女に「今度なめた対応したらティファニーとかカルチェとか、銀座中のブランドショップ行って『おたくのブランドで携帯ストラップにこういう事態は有り得るの? その際どういう対応します? モンブランにこんなふざけた対応されたんだけど、どう思います?』って、聞いてまわりたい!」と、怒りにブルブル震えながら訴える。

 そして、11月4日。モンブランから電話。
「チャームがないなら直せない、そのまま返す」。
モンブランの修理が駄目だったから、また取れてなくなっちゃったのに!

在庫のチャームをつけ直してくれないのか、と聞いたら、在庫があるかもこちら(修理)ではわからないと。
「探す気もない訳?」「はい、そのままお返しします。」と繰り返すのみ。

「全く納得いかないけど、何を言ってるのかはわかりました」と言って、電話を切る。
がっくり。えらく落ち込む。

 (続く……)

11月16日 木村タカヒロ「PIPE DREAM」展

2009-11-17 16:37:36 | 抱茎亭日乗メモ
お友達のイラストレータ 木村タカヒロさんのメルマガ「キムウィルス voi.48」より……

> さて、16日(月)から第2弾「PIPE DREAM」展が、
> 東京・曙橋のギャラリーゑいじうで開催されます。
> 小品の新作コラージュ作品30点を展示・販売いたします。
>
> 2010年のカレンダーも制作しましたので、
> こちらも販売(サイン入り)いたします。
> 今年はA3サイズにスパークする虎を描きました。
> こちら↓に展示作品、カレンダーの画像があります。
> http://www.faceful.org/pipedream.html
> ぜひお越しくださいませ。
>
>
>
> そして第3弾『顔の中の夢』展は、
> 27日(金)から東京・代官山の
> GALLERY SPEAK FORで開催されます。
> 顔面コラージュ作品40点を展示・販売いたします。
> 本展に合わせ、念願だったオリジナルシャツも制作しました。
> 全面コラージュプリントの超ド派手シャツです。
>
> 12月4日(金)には、GALLERY SPEAK FORにて
> 映像クリエイター井上晃一氏とのトークショーがあります。
> 18時開場、18時半開演。
> 入場無料ですが、SPEAK FORへの電話予約が必要です
> →03-5459-6385(11月4日より予約開始)
> 定員になり次第締め切りますのでお早めにご予約お願いします。
>
>
> その他、最新情報はブログにてアップしていきますので、
> ちょいちょい覗いてみてください。
> http://blog.excite.co.jp/kimvirus/

とのことでギャラリー「ゑいじう」へ。

「禁じ手」を解いたという新作コラージュは、楽しんで作っている感じが伝わってくる。
今までとちょっと違う雰囲気もありつつ。

久しぶりに会う、役者でシャンソン歌手のセイジ君や、前回木村さんのオープニングでもご一緒した亀ラヴァーのゴトーアキオさん他お客さん、スタッフのみなさんと乾杯。

ゴトーさんには現在、万年筆メーカー「モンブラン」へのクレーマークレーマーにアドバイスを頂いている。
この場でも謀議。親身の指導を受ける。詳細は追って。

ちょっとだけ言うと、ゴトーさんは雑誌『小説推理』(双葉社)にて「完膚なき戦い クレーム100本勝てるかな?」というとんでもなく面白くてためになる連載をお持ちの、最強クレーマーなのだった。
連載のイラストはキムスネイクの政!サイコーだぜ。


http://www.kimsnake.com/talent.htmlを見たら、政の好きな食べ物は「モンブラン」だって!! わははは。
モンブラン、食ってやってくれい!

ゴトーさんにもだが、政のこの歌↓にも励まされる。



 続いてみんなで韓国料理店にてマッコリ&焼肉。
かなり飲んで、終電で帰ったような気がする。あー面白かった!
27日も楽しみだわん。


11月11日 『瀬島匠』展

2009-11-12 04:56:45 | 抱茎亭日乗メモ
 幼馴染で歌手で彫刻家の詩子からメール。

> 現代美術を代表する,銀座の老舗,村松画廊が閉鎖をするにあたり,ムサ美時代,油絵の恩師であり,独立会員であられる瀬島 匠 先生の個展が開催されるのでご案内をさせて頂きます

> 会期
11月9日~14日
11時~19時
(最終日17時30分)

> 会場
 村松画廊(銀座)
03-3567-5665
http://www.muramatsugallery.co.jp/index.html

> 交通アクセス
東京メトロ 銀座線
京橋駅 徒歩1分

> 独特なブルーの色調と空間は圧倒的な広がりを保ち,見る人を引き込まずにいられない,先生独自の素晴らしい作品が展示されます。
 深い空と海の瀬島先生の世界(絵画)をご堪能頂きたく存じます。

> ささやかながら会場にて,私のミニライブを行うこととなりましたので重ねてご案内させて頂きます。
> 日時
11月11日

> 時間
18時30分~約20分。

> もしもご都合がよろしければ,ぜひいらして下さい お待ち致しております

※今回は4~5曲と,短い演奏会ですが,今月はライブ月間としており,今後2~3回のライブのご案内をさせて頂く予定でおります
どうぞ,宜しくお願い申しあげます。

> 木田詩子

 とのことで、駆けつける。瀬島氏の作品は知らなかったのだが、すごかった。
詩子の優しい歌が、強くて大きい絵のある空間に響いて、とても合っていて、良かった。

 

詩子は非常に才能溢れる人だと思っていたけど、いろいろな芸術家を見ている先生である瀬島氏が「詩子は何者だよ、すげえなあ」と言うので、やっぱり相当すごいんだ、と思い知る。

詩子の彫刻作品は今年も日展に入選、かなりいい場所に展示されているらしい。

私はゲージュツ界の事はよく知らないけど、日展に入選するには、有力な先生について何年も作品を作り続けて、やっと挑戦させてもらって、何回か通らなくて、悩んで、それでも頑張って、ついに入選!
しかし、それを続けるのはまた大変で、逃すことを恐れたり許されなかったりして、エントリーしないゲージュツ家も多いとか。

そんな中、詩子は異色の存在みたい。
かっこいいじゃん! と私などは思う。次は何をやってくれるのか?! とワクワクしちゃうね。

詩子もかっこいいが、瀬島氏の作品も重くて迫力があって、圧倒された。
家族のお話などは、面白かった。
ああ楽しかった。 この出会いも、詩子のお陰だ。


11月1日 すうぷ屋,映画『母なる証明』

2009-11-08 14:47:06 | 抱茎亭日乗メモ
 シェハスコが終宴となり、一人で渋谷。雨。
シェハスコ最終組は大丈夫だろうか?

シネマライズの日曜最終回1,000円で『母なる証明』を見る事にする。
と思ったら今日は1日で、映画ファン感謝ディ。誰でも1,000円じゃ

 時間が余って『すうぷ屋』。
満腹だが、スープが飲みたいと思った。
ほんのちょっとでいいのに、スパゲティとスープのセット飲み物付きを頼んでしまう。
バカ。お腹パンパンだよ!
しかし酔っ払いの満腹中枢は麻痺していて、完食。

酔っ払いで満腹で、映画館が暗くなったらすぐ寝ちゃうかも、と思ったが、とんでもない。
『母なる証明』、凄い映画だった。一瞬たりとも目を離せず。

ポン・ジュノ監督は『殺人の追憶』も良かったが、その後の怪物ものは見る気がしなかったし、『TOKYO!』は全くダメだった。
『母なる証明』はどうなる事かと思っていた。
そう来たか~!

ウォンビンにも期待していたが、遥かに超えている。

映画の「母」のように雨にうたれて帰宅。

11月1日 シェハスコ

2009-11-03 15:32:53 | 抱茎亭日乗メモ
 渋谷のブラジルバー『ブレンブレンブレン』の恒例イベント「秋のシェハスコ em 多摩川」。
春にもお誘いした、Kさん、MGカップルが今回も参加。
春は雨の中で震えながら霧雨のかかった肉を頂いた。

今回は快晴だよ!と思ったら強風で肉も皿も酒も吹き飛ぶまたまたサバイバル模様。飛び散る肉汁シャワー浴びながら肉を囓る人々。

なのに大変ピースフルな雰囲気。
美味いからだね。

レンガみたいな肉を刺してセットすると自動的に回転、じっくり焼ける新マシーンも登場。
毎度進化するシェハスコ。素晴らしい。

Kさんお手製サラダも美味でした!

誕生日の5歳、35歳を祝い、シェハスコが縁で結婚したカップルを祝い、ケーキも頂く。

ご近所さんのアラサー女子が、フランス人男子二人組さんとお話したい、と言うのでナンパ係。
仲良くなれたみたいで良かった。

あー食べた飲んだ。楽しかった~。

9月30日 母,映画『ココ・アウ゛ァン・シャネル』,MILLIBAR

2009-11-03 06:05:57 | 抱茎亭日乗メモ
 昨日ぶちキレて電話を切ってしまい、どうなる事かと思いつつ 夜、母に電話。
「昨日は子供来た?」と聞いたら
「ううん、昨日は雨が降っていたから」

何故知らない子供の事情がわかるんだ?
なら今日もだから来ないという事か?
明日も電話すると言ったら「ありがとう」と落ち着いていた。ふう。

やはり発症したのだろうか?この先こんな事の繰り返しになるのだろうか。

年上友人の認知症のお母様も大変そう。
お母様も不安なんだろうなあ。
私の母も不安なのだろうか?

年下友人のMさんは

> お母様の状況、少し気掛かりですね…。
ウチの母親は感情過敏になると些細な事実が大事件に膨らみ、怒り奮闘&喚き散らす→徘徊→警察沙汰なんてショッチュウだったので、何となく心持ちの状況がわかります。まともに相手の話を聞いていたら自分がオカシクなります。
とはいえ親ですし。
まさに親子の呪縛(笑)!

> 桜井サンのお母様はそこまでではないと思いますし、昨日からグッと冷えたり雨が降ったりと季節の変わり目なので、不安定になりやすいかもしれませんね…。小学生はナゾですけど。

とメールをくれた。

「あー、季節の変わり目ね!なるほど、夏の暴走の疲れが出たのかもね。これで静かになるならいいですが。そううまくは行かないだろうね。アハハ。」

 今日は仕事が早く終わったので、『あの日、欲望の大地で』は止めて渋谷で『ココ・アヴァン・シャネル』を見る事にした。
『ココ・シャネル』は老女の回想スタイルでつまらなかったけど、『ココ・アヴァン・シャネル』は少女が成長していく自立物語で、ずーっと良かった!
『アメリ』の人(オドレイ・トトゥ)、随分老けていたが。

『ココ・シャネル』が非常に良かったという、「おまた」の常連で脚本家志望のSさんには

> ココシャネルより良かった?
> うーん、評論家一般と真逆。僕もたぶんアバンは観ずに終わると思う。

と言われる。
評論家一般の評価などどうでもいいけど、Sさんとは映画の好みが全く違ってちょっと面白い。

私は『ココ・シャネル』は英語なのがダメダメ。
だからって『アヴァン・シャネル』が凄く魅力的なわけでもなく、私の中ではレベル低~い争いかも。

そもそもブランドとしての『シャネル』やスタイルが好きではない。
私は、シャネルが「ゴテゴテ飾っていかさないわ」と言うような、過剰な装飾が好きだ。
「シンプルなデザイン」なんて、つまらん。

素敵な服が次々登場する映画にはかなり興奮するタイプなのだが、どちらのシャネルもさっぱりだった。
「アヴァン・シャネルの方がずーっといい」というのは「ココ・シャネルはものすごーーーくつまらなかった」ということなのだ。

 『MILLIBAR』にて、清野さんに母の話、映画の話にお付き合い頂く。
私以外のお客さんがいなくて、私は清野さんのスポーツニュースチェックにお付き合いする。