The collection of MARIBAR 

マリバール 文集・ギャラリー

12月22日 『檸檬屋新宿』

2007-12-29 19:49:15 | 抱茎亭日乗メモ
 宮崎学さんと電脳キツネ目組組員らと『檸檬屋新宿』。
今年も宮崎さんの謦咳に接する幸せを噛み締めつつ。
「仕事はどうだ?」と聞かれ、「ギャラが大幅アップするような話もありますけど、どうなるかわかりません」と報告。笑われる。

リストラ危機話をしていた組員に「叶姉妹にお金は使うくせにねえ」と言ったら「何の話ですか?」と言われる。
「あれ? DHCじゃなかったでしたっけ?」
「違います」
「あら、失礼しました」
そうだった、DHCは違う人だ。
「化粧品会社でしたよね。どこでしたっけ?」
「もういいです。不愉快だから」
あわわわ、スミマセン。

組員ではないと思うが、スリランカの国会?議員さんが来ていて、スリランカの政治や結婚制度などについて聞いたのは面白かった。
宮崎さんが「ミャンマーの民主化運動の報道にしたって、アウンサンスーチーが真の民衆の味方なのか。それだったらとっくに殺されてる」という話をしたら、頷くスリランカ議員さん。

スリランカといえば紅茶、くらいしか私は知らない。
スリランカでは、離婚はありえないらしい。
「合わなかったらどうするんですか?」と聞いたら「合わないという事はないんです」。
「住枝さんや宮崎さんのように3回も4回も結婚して離婚するなんて考えられない?」
「ないですないです!」と日本語の達者なスリランカ議員さんは説明してくれる。
スリランカでは、結婚は親が決めるのではなく、占いで決める。
占い師は金持ちではなく、医者とか教師(だっけな?)も無報酬で人々に奉仕するんだとか。
女性は外出先でトイレに行かない。
外出もあまりしないし、食べるところも見せたがらない。へえー、そうなんだ。

もっといろいろ話を聞きたいところだが、宮崎さん愛用品のオークションが始まり、生原稿、ノートPCなどが出品され盛り上がる。

メインの品、ノートPCは離婚コンサルタントの岡野あつこさんが落札していた。さすが。
大物カップルの離婚や今年から年金分割が出来るようになった等で、今年は大活躍だったようで。

宮崎さんが帰って、暫く飲んでいた。
途中記憶がなく、気がついたら新宿駅の入口シャッターは閉じていた。
雨が降っていたかもしれない。

終電を逃し、途方に暮れていた頃、恋人から電話。覚えてないが。

一旦『檸檬屋新宿』に戻ったら、既に寝袋数体。『檸檬屋簡易宿泊所』になっていた。
「今出てもタクシー捕まらんから、座れや!」と住枝さんが叫んでいた気がする。

タクシーの領収書を見ると、今までより安く帰れたようだ。

12月21日 『混浴酒場 立ち呑み処 味串(mixi)』

2007-12-29 07:42:27 | 抱茎亭日乗メモ
 おまた兄にも「その恰好で仕事行ったの?」と言われたが、今日はちょっと変わったスカートを履いていた。
もう何年も前に買ったジャン・ポール・ゴルチェの赤。
前と後ろから見るとミニスカートで、横からだとロングスカートに見える。

『おまた』を出て池袋駅を西口から東口に抜け、『ビックカメラ』を過ぎた辺りで、並んで歩いていた男性に「面白いスカートですね」と声をかけられる。
「どんな風になっているの?」と聞かれたので、立ち止まって
「大きな長いストールの真ん中を丸くくり抜いてスカートにしてる感じ」
と解説してスカートを広げて見せたあげた。

「どこ行くんですか?」
「帰るんです」
「飲みませんか?」
「ご馳走してくれるんですか?」
「いいですよ」
「ではどこへ?」
と思ったら最近出来た立ち飲み屋の前だった。

店内には富士山の絵が書いてあり、立ち飲み用の高いテーブルの下には、脱衣かごのようなバスケットが置いてあった。そこに荷物を入れる。
「銭湯なんだね」と男性。ほう。店先の赤い提灯に「混浴酒場」とあった。

後日確認。『混浴酒場 立ち呑み処 味串(mixi)』という店だった。
風俗店の隣という場所も、ふざけてていい。店員は若い女の子だった。

男性はファッション関係の仕事をしていると言った。
黒に赤の細かい模様のシャツ、茶髪、お笑い芸人の誰かに似ている。

格好と髪型を誉められ、仕事の話などして、一杯飲んだら頬を指で触ってきたりしたので、帰ることにした。
「一緒に行ってもいい?」
「駄目」と言ってるのについて来て、手を繋いで男性の上着のポケットに入れられた。
「帰らなきゃ駄目?」
「駄目」
「じゃあね」

手を振って別れる。楽しかった。

今回、2006年1月19日に藤木直人似の男子に「コーヒー飲みませんか」と言われて断ってしまった反省は活かされた。
しかし、今日の男性は好みのタイプではなかったので、ますます藤木直人を逃したことが悔やしく思い出される。

楽しかったのは、変な人、悪い人ではなかったし、もうこの先ナンパされる事などないだろうと思っていたのに声をかけられ、誉められ、ご馳走してもらって気分が良かったからだ。
ありがとうございました!!

そう言えば、ナンパ師ギネス君はとんと見かけない。引っ越したかな。

12月21日 池袋西武,『BILLY BAREWS BEER BAR』,『おまた』

2007-12-29 07:22:23 | 抱茎亭日乗メモ
 最近はセール開始が早まって、池袋西武の輸入ランジェリーコーナーは今日からセール。
クリムトの『接吻』がモチーフになっている『LISE CHARMEL』の上下を見つける。カワイイ! 半額以下。
サイズもピッタリ。 

 神楽坂『BILLY BAREWS BEER BAR』にて所属会社の忘年会。
池袋西武で他の売り場も覗いていたため、1時間遅れで到着。
もう食べ物は無かったりして、と思ったら、やはり。
ビュッフェに残っているサラダやフライドポテト、チキン、チーズ抜きタコスなど。
飲み放題でビールとワイン。

会社が新役員体制になって、所属会員へのアンケートがあり、最近は雑誌以外の仕事がほとんどなくて大変と泣き言を綴ってしまった。
選挙で復活した役員が私の後ろを通りかかって、挨拶をしたら「雑誌編集部の体制が変わってギャラが増えるから」と言われる。
「本当ですか! ありがとうございます。アンケートに『どうなっているのか?』と不満をいろいろ書いてしまったのですが、知らなかったのでスミマセン」
とお詫び。

やったー!
でもまあ、今までも糠喜びでがっくりというケースは度々あったので、あまり期待はしない方がいいだろう。
「X万円かY万円くらい増えると思うよ」って、X万とY万じゃ全然違うじゃん!
全くいい加減な有難い話で笑ってしまう。あはははは。頑張るぜ。

 2次会はカラオケが押さえてあるが、私は非カラオケチームについていく。
しかし、どこも一杯。皆さん一旦カラオケに行って、店を探すことになったので、私は帰る。

 池袋『おまた』へ。ここも賑わっている。
「東一 純米吟醸(佐賀)」「天狗舞 山廃純米吟醸生(石川)」「出雲富士 純米吟醸生(山口)」と刺身盛り合わせ。
もう1杯飲んだかもしれない。羽化登仙。

「羽化登仙」、2ちゃんねらーに「語彙が乏しい」と言われたので使ってみた。
しかし「www」とか「死ね」とかばっかりの2ちゃんねらーは、猿の尻笑い。
歯牙に懸くるに足らず、だね。

12月20日 冴島奈緒ヨガクラス,『浪曼房』

2007-12-28 07:36:45 | 抱茎亭日乗メモ
 ナインアンダーのジャブロ君を誘って冴島奈緒ヨガクラス。
奈緒さんとジャブロ君の再会は、恐らく私の『MARIBAR 39 PARTY』以来ではないか。

ジャブロ君は踊りも不思議でいかしているので、ヨガもいい感じじゃないかと思っていたが、かなり身体が柔らかくて驚く。
私は硬くて全然駄目だから恥ずかしいけれど、好きな人2人と一緒で大変楽しい。
ジャブロ君も喜んでくれて良かった。

終了後、奈緒さんは銀座へ出勤とのことで赤いドレスにお着替え。
格闘技スタジオにカクテルドレスの女。可笑しい。

 ジャブロ君と居酒屋『浪漫房』。
ヨガの話、バンドの話。恋人以外の男子と差しで飲むのは久し振りで、新鮮。

夢に向って頑張っている人は、見ていて、話していて気持ちいい。
B'zのようにロックの殿堂で手形を押したいか、唯一無二のめちゃくちゃ美味しいラーメン屋のようなバンドになるか。
いいねー、バンドマン、ミュージシャンは。表現者は。陶然。

「どうなの、真理さんは」
「う。私は美味しいもの食べて、素敵な人に会って、遊んで、楽しいよ」
「俺は、美味いもの食って、すごい人に会っても満足できない」

それでこそジャブロ君なのであって、私は創作衝動とか、人々に認められたい欲求とか、寝食忘れて没頭できる程好きなことがない。
だからジャブロ君は素敵だけど、私は私が好きな人達から素敵とか面白いとか思われないだろう。
全くクリエイティブではない、つまらない人間ではないかと非常に不安に思う。

しかし、才能はなくても役割はある。はず。求められるまま、温い方へ、楽しい方へ。

12月19日 仕事納め,デート,ナインアンダー@高円寺20000V,『和民』

2007-12-27 06:34:47 | 抱茎亭日乗メモ
 雑誌の仕事は年内最終日。
遅くなっては困るので、いつもより大分早く行った。暇だった。

待機中に読んでいた『反転 闇社会の守護神と呼ばれて』が、あと1ページというところだったが、置いて帰る。

仕事始めは来年1月18日。合間に仕事は入るだろうか。
12月に編集部の体制変更の方向が決まる、と聞いていた。
いろいろ動きはあるが、私の希望がどうなるかについては、結局何の話もなかった。
社長に電話。打ち合わせ中。
会社から仕事の手配についてアンケートが来ていたので、そちらで状況を訴えるか。

 待ちに待ったデート。なのに5分遅刻。
会った瞬間抱きついてしまうかと思ったが、店での待ち合わせではそうもいかない。

話すこと沢山。サプライズもあり。ご飯も美味しく、ああ幸せ。

 お友達のバンド、ナインアンダーのライブを見に高円寺『20000V』。
新ギタリストのお披露目。かっこいい。大人のバンドって感じ。

なんだか音のバランスが悪いような気がしたけど、機材のことはよくわからない。
とにかくやっぱり4人がいい! そして脚立があって欲しい。ジャブロ君に飛んで欲しい。

 打ち上げの『和民』へ。ここでもモリモリ食べてしまって、いかんね。
生グレープフルーツサワーのグレープフルーツを男子が搾ってくれて、ニッコリ。

前にジャブロ君をヨガに誘ったら「行ってみようかな」と言ってたのに来てないし、と責めると「行くよ」。
「ホントにー?」
「ホント行く」
「じゃあ、明日ね」
「え、明日?」
動揺するジャブロ君。

終電で帰るときも「明日、ヨガね」と念押し。

12月18日 『RESTIR』,『なすび』

2007-12-27 05:21:54 | 抱茎亭日乗メモ
 午前中、恋人の電話で起きる。晩ご飯デートのお誘い。ぎゃあああ!
「今日は仕事なの」
「そっか。おやすみ」
ううう。遊ぶ金欲しさで働いているのに、恋人と遊べない! 悲しい。

 20時過ぎに仕事終了。
今日の『RESTIR』セールは21時まで。銀座店を覗いてみる。
欲しいものはなかった。

 恋人に電話。誘いを断ったら次はこちらから誘うのが流儀。
私が彼の誘いを断ることは殆どないので、私から誘うのは珍しいパターン。
そして、明日やっと会えることになる。ワーイワーイ。嬉しくて泣く。

 幸せな気分で『なすび』。
『三愚舎ぎゃらりー』の羽賀英夫遺作文人画展に貸していた私のファイルをピックアップ。

千秋さんと映画の話など。
『やわらかい手』はお薦めなのだが、千秋さんに説明しても「面白そうだと思わない」と言われる。
そうかあ。
私も見る前は駄目かもしれないと思ったら意外に良くて感歎。
千秋さんにも試して欲しいのだが。

12月17日 恋人よ!, 『RESTIR』

2007-12-27 02:10:06 | 抱茎亭日乗メモ
 恋人に会えないことを託ったりしてはいけない、と思うのだが耐え切れず。

「早く会えますように」「顔忘れてしまう。なんて嘘よ」「とても恋しい」

とメールしたら、謝りメールが来て「もう少し時間を」「愛してる」と言われて泣く。
彼が大変なことはわかっているのに、こちらこそ、ごめんなさい。
謝り合戦してもしょうがないので

「謝ることじゃないわ。大切な人へ。

とメール。

 21:45まで仕事。23時までセールをやっている東京ミッドタウンの『RESTIR』に行く。
クリスマスパーティー用のドレスなどあれば、と思ったが欲しいものは無かった。

12月16日 NHKスペシャル『ワーキングプアⅢ ~解決への道~』

2007-12-26 18:20:59 | 抱茎亭日乗メモ
 昨夜は2時過ぎまで飲んでいた。
恋人に「二日酔いでしょう?」と疑われるが、「大丈夫!」。よく寝たし。

でも恋人には会えない。
会えないとわかっているのに「会いたい」と言ってうざがられたら悲しいので、言わない。
「会えなくても、いつも思ってる」と言う。

 テレビばかり見てダラダラ。
Ⅰ,Ⅱを震えながら見たNHKスペシャル『ワーキングプア』シリーズ。
Ⅲは「解決への道」とのことだが、程遠さに茫然。

「なんとかなる」とか「死にゃあしない」とか言っていたのは、いつの時代の話だよ?
「死ぬより辛い生き地獄」がすぐそこにある社会って、いつの間に?

「格差社会、いいじゃあないですか」と言ってた小泉が大好きな国民だから、しょうがないか。

12月15日 映画『あの胸にもういちど』,『MILLIBAR』,『旬菜 炙り さいか』

2007-12-25 06:09:25 | 抱茎亭日乗メモ
 渋谷ル・シネマで映画『あの胸にもういちど』を見る。21:30から上映だが5分遅れ。
通常本編が始まると入れてくれないそうだが、金・土曜日のレイトショー特別限定上映につき、途中入場を許される。
申し訳ございません。

冒頭5分を見逃したのはかなり惜しいが、全裸に黒革ジャンプスーツを着るシーンには間に合って良かった。

『やわらかい手』のオバチャンが、かつてはこんなスリムでセクシーなおバカ女性だったとは、感動的。

延々バイクで走るとか、サイケな画面多用で退屈なところもあったけど、話はバカバカしくて面白かった。

マリアンヌ・フェイスフルみたいな壮絶人生を送った女優って日本人にはいるだろうか。
ビジュアルとしては若い頃の加賀まりこが渡辺えり子になっちゃった、みたいな感じか?

 『MILLIBAR』は、今日も賑わっていた。映画屋Iさんとお話。
私は今年はよく映画を見た。人生最多かも。
Iさんは仕事以外は、スポーツ特に野球をよく見に行ったとか。

 ハシゴは止めよう、いかん、駄目、と思いつつ『旬菜 炙り さいか』。
内野聖陽の話をしたかったから、というのもある。
「似てるって言われません?」と聞いたら「言われる」とご主人。やっぱり。

「イケメンだよね。女性はイケメンの店が好きだよね」と隣の席の男性。
「イケメンならいいってわけじゃないんですよ。不味くちゃ駄目だし、汚い店は駄目だし」と私。
『さいか』は近所だし、高くない、遅くまでやってる、など様々なポイントが積み上がっている。
「ヤバい」とはこういう時に使う。

隣の席の男性は酔っ払っているからか、何を言ってるのかよくわからないが、さつまいもチップス、しめ鯖、名古屋コーチンのたたきなど次々「どうぞ」とくれる。
私だけでなく、みんなに勧めている。

帰ろうと思ったら、カラオケに誘われる。
「行きません」と言ったら「きっぱり言うねー」と『さいか』のご主人。
あれ? 悪かったかしら。男性にお礼を言って、帰る。

12月14日 『カフェ・セレ』,カラオケ『GONTA』

2007-12-25 03:59:07 | 抱茎亭日乗メモ
 値上げ以来「タクシーは乗らない!」と決めていたのだが、禁を破ってしまった。
全然駄目。

 雑誌『Tarzan』の忘年会で東銀座『カフェ・セレ』。
ゴージャスな会場でビックリ。
忘年会の様子を詳しくレポートしているブログを見つけたので、こちらを是非。

ものすごい人でギュウギュウの中、ドリンクカウンターの前で女性に話しかけられる。
「すごく素敵! この服はどこのですか?」
「上はジョン・ガリアーノ、スカートはどこだったっけな、何とかウイリアム? イギリスかな?」
「そうなんですか。一番素敵! すごくいい!」
と絶賛される。

今調べた。ウィリアムではない。『bernhard willhelm』だった。
ベルンハルト・ウィルヘルムというらしい。
熊か犬の顔形の、鮮やかな水色のスカート。ベルギー製だった。
ジョン・ガリアーノの黒いカーディガンは、いっぱい鏡の飾りがついている。

誉められて非常に嬉しいが、その女性も大きなピアスをして、スリムなパンツにブーツと、カッコイイ。
三船美佳みたいな雰囲気。きれいで明るい、ハイテンション。
「何やってる方なんですか?」と聞かれ、「編集の手伝いみたいなことを」。
今度は私が尋ねると、「鶴見一美」と書かれた名札を見せて「鶴見辰吾の妻です」と言う。
「まあ! そうなんですか。自転車の番組見ました。素の人柄が伝わって、すごく良かった」
「嬉しい! 後で主人来ますから、言って下さい!」
と盛り上がる。

私は何の力もないお手伝いですから、と言ってるのに「そんなことないです!」と一美さんは言い、プロロードレーサーの新城幸也さん(石垣島出身、かわいい!)に「ご挨拶して」なんて言っちゃって、あわわわ。

「鶴見一美さんに言われまして」と全日本とかアジア選手権とかで活躍のロードレーサーまでが私に声をかけてくれる。参った。

しかし、一美さんは美しくてパワフル。素敵な人だった。

豪華賞品の当る抽選会もあったのだが、私は何も当らず。
同じ会社の男性が当てた『THE BODY SHOP』のボディシャンプーを幾つももらったので、抽選会そっちのけでいろいろな人とお話していた一美さんたちに配る。

それにまた感激してくれて「うわー! ありがとうございます!! 今日は会えて良かった!」と抱きつかんばかり。

パーティーではこうでなくてはいけない。素敵な人がいたら話しかける。
私も一美さんを見習って、素敵な人に声をかけるのだ、とタイミングを見計らっていたのだが、素敵な人は常に人に話しかけられている。

名札だけはチェック。「山下晃和」。ファッションが光っていた。
面白いパンツをはいていた。なるほど、モデルさんだったのね。

ネットは便利だが、検索するより直接声をかけるべきだった。
そういう意味でも、一美さんは魅力的な女性だと思った。
鶴見辰吾は俳優として確たる地位を築いているが、一美さんには更なる「あげまん」(死語?)力がある感じ。
ご夫婦での活躍も楽しみだ。

 2次会はカラオケ『GONTA』。
私はカラオケはやらないが、編集部の人と飲む機会はほとんどないので行ってみた。
「タバコ、すごいよ」と言われたが、禁煙室もあり、快適。

元アルバイトのかわいい女の子に『コーヒールンバ』を歌ってもらう。

私のことを「アベさん」と呼ぶ人に今年中にけりをつけたいと思っていたのだが、話せず。
来年も私は「アベさん」か。それも面白いかな。

終電に何とか間に合って、帰る。

12月13日 NHK『スタジオパークからこんにちは』,冴島奈緒ヨガクラス

2007-12-24 03:29:10 | 抱茎亭日乗メモ
 『さいか』のご主人は俳優で似てる人がいるが、名前が判らなかった。
今日のNHK『スタジオパークからこんにちは』のゲストは内野聖陽だった。
これこれ!この人。
あら、大河ドラマにも出てたのね。
それも主役とは知らなかった。

 仕事が暇そうなので帰らせてもらって、10分遅れで冴島奈緒さんのヨガクラス。

先週、もう少しで背中で握手が出来そうとわかり、お風呂でストレッチしたら、両腕が届くようになった。握手までは無理だが。
「奈緒さん、見て!」って逆上がりが出来た子供の「お母さん見て!」のよう。
この歳でも柔らかくなるのだなあ。嬉しい。奈緒さんのお陰だ。

毎週木曜日のクラスは今年いっぱいで終了。
奈緒さんが教えてくれるから楽しく頑張れるが、一人ではつまらないからやらないだろうな。

昨日飲み過ぎて二日酔い気味だったが、ヨガは二日酔いにも効くのであった。
ビールを1本飲みながら奈緒さんとトーク。

 恋人はハードスケジュールでなかなか会えない。
ふえーん。ラブラブだけど寂しい。

12月12日 三愚舎ぎゃらりー,『太古八』,『なすび』

2007-12-21 07:34:13 | 抱茎亭日乗メモ
 期待通り仕事が早く終わって、『太古八』羽賀英夫さんの遺作文人画展最終日の『三愚舎ぎゃらりー』。
19時から羽賀さんを偲ぶ会をやっている。『なすび』のお客さん多数。

私のお宝ファイルも好評。
私も久しぶりに読み返して笑ったけど、女性が『こんな女はだめ』を朗読して、みんなで笑う。


 『こんな女はだめ』

歩きながらケイタイ電話してる女はだめ。
キャーキャー叫ぶ女はだめ。怒る女はだめ。
すぐ泣く女もだめ。お札はいいが
硬貨を拾う女はだめ。小さな子、年寄に好か
れない女はだめ。トイレに行く女は
だめ。すっぽんぽんが好きな女はだめ。
美術館、オーケストラに1回も行ったこと
がない女はだめ。すし屋で「うに、とろ、あわび」
の女はだめ。何も欲しがらない女はだめ。
何でも欲しがる女はもっとだめ。面喰い
の女はだめ。面喰われはよろし。子供
を生んできれいにならない女はだめ。
「ふふふ」「ほほほ」と笑うのはいいけれど
「ひひひ」「へへへ」はだめ。「カンラカラ
カラは全くだめ。新宿2丁目の女は女
じゃないことが多いからよく確かめて。



羽賀さん、センス良いなあ。
しかし、トイレに行く女はだめか?毒が溜まるよ。

 千秋さんが『太古八』に行く、と言うので「私も!」と手を挙げたら「だめ!」
「何でよ?」
「連れてかないよ」
「じゃあ勝手に行く!」

 結局6人でぞろぞろと『太古八』へ。
千秋さんが、目白駅前で会った女性を「『太古八』行かない?」と誘っているので
「何でよ?」
「上客だもの!」
ぷう。

お花の前に、羽賀さんの笑顔の写真があった。
女将さんが羽賀さんとの馴初めを話してくれる。
今日みんなが語っていたテーマ、羽賀さんは、自身が言っていたように恋多き遊び人だったのか、実は真面目な人だったのか、女将さんの見解を聞く。

ギャンブルはしないが「生き方自体が博打うち」の「英夫さんがともだちだったら人生どんなに楽しかったか」との言葉は本音だと女将さんは言うけれど、やはり一番長く一番近くにいた妻という立場は相当面白かったのではないかと思う。

 女将さんにご馳走してもらって、『なすび』へ。
酔っ払って覚えてないが、千秋さんにもご馳走してもらったような気がする。

私の太古八絵本企画は幻に終わってしまったけれど、千秋さんが展覧会と偲ぶ会を開いてくれて、皆に見てもらえて良かった。
羽賀さんも女将さんも千秋さんも、素敵だ。ありがとうございました!!


「成人指定 妖艶タイプムンムンケイタイで~す。」

12月11日 叔父への回答

2007-12-18 06:34:44 | 抱茎亭日乗メモ
 先日叔父から執行猶予などについて教えて欲しい、とメールが来て、ネットで調べていろいろ情報を送った。

追加で

> 窃盗犯なら出来心でもよいが収賄 詐欺などに猶予がなぜつくのか?

と聞かれる。

裁判になれば99.9%有罪なんだから、何でもかんでも刑務所行ってたら、シャバは「そして誰もいなくなった」状態になっちゃうから? とか、経済犯がいないと世の中のお金がまわらなくて景気が後退するから? とか、合法的に活動させれば社会に貢献できるから? などと考えながら

「執行猶予は外国にもあります。よく、外国芸能人が薬や暴力などで捕まり社会奉仕を命じられたりしますよね。
経済犯の罪が軽いというのは個人の印象によると思いますが、刑法が古いとか、詐欺や贈収賄は犯罪として立件するのが難しいとか、金より人の命が重いとか、いろいろ理由はあるみたいで議論されているようです」

と返信。
もう少し早くメールをくれたら、安田好弘弁護士の講演会に誘ったのに。
とりあえず安田さんの著書『「生きる」という権利―麻原彰晃主任弁護人の手記』を紹介。

12月9日 観世能楽堂,TANTO TANTO,映画『やわらかい手』,Blen blen blen

2007-12-17 06:16:24 | 抱茎亭日乗メモ
 『なすび』常連のWさんに招待券を頂いて、渋谷区松涛の観世能楽堂に昭門会のお能を見に行く。
13時開演さえ間に合う時間に起きるのが大変で、14時半に着く。
狂言・棒縛(ぼうしばり)が終わるところだった。

休憩の後、仕舞と能・三輪(みわ)。
解説を読んで流れは理解しても、謡いの言葉がわからないし、寝不足もあって眠りつつ雰囲気と様式美を楽しむ。

 16時半に終了。
19時からの映画『やわらかい手』のチケットを買って、東急百貨店の『TANTO TANTO』へ。
チケット半券提示でドリンクがつく。
白ワインを頼んだら、出てきたのは赤ワイン。まあいいか。
ゆっくりパスタを食べて、それでも時間が余ってネットカフェ『NEW NEW』で45分。

 『やわらかい手』は『フル・モンティ』とか『カレンダー・ガールズ』のようなイギリス映画お得意のコメディかと思ったら、違った。
重病の孫の治療費のために風俗店で働くことになったお祖母ちゃんが静かにしかし強く状況と闘う映画である。
笑える場面もあるけれど、イギリス人のオバチャンは真面目で、暗く、寂しく、繁華街でも家の近所も、とぼとぼと放心したように歩く。

私は、オバチャンが同僚の女性に会いに行ったのは「孫を助けたらこの仕事は辞める」と言うためだと思った。
でも、オバチャンは「友達よね」と言いに来たのだった。
ウムム、甘い、浅いね、私。

オバチャンを演じているのはイギリスのベテラン女優かと思った。
ところがマリアンヌ・フェイスフルはかつてミック・ジャガーのミューズだったとか、ドラッグに溺れた時期もあったが今もロックシンガーだとか、近年乳がんを克服したとか、その人生が映画のような女性だったのね。

ルパン三世の峰不二子のモデルって、ホントかよ! 見る影まるで無し!
という程見事なオバチャン振り。それが、だんだんきれいに見えてくる。
愛は勝つ、な非常にいい映画だった。泣いた。

気になったのは、オーナーが「日本風だ」と言うセックスショップ。
まるで牢獄のよう。
私がかつてテレビで見たこの手の店は、壁にアイドルの等身大写真を貼ったり、セーラー服の絵など書いてあって、もっとキッチュでバカバカしく可笑しかったのだが。

 『Blen blen blen』で飲む。
アパートの建替え立ち退き話が勃発して困っているという男性。
「立ち退き料もらえばいいじゃん!」と言われて「え? そんなのもらえるんですか?」と驚いていた。
皆でそそのかす。
「でも、大家がおばあちゃんで、家賃払いに行くと、ミカンとかくれるんですよ。そんなの取っていいんですかねぇ」
いい人だ。