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マリバール 文集・ギャラリー

1月28日 『旬菜炙り さいか』

2008-01-31 08:23:07 | 抱茎亭日乗メモ
 『旬菜炙り さいか』の最終日。 
昨年7月にオープンして、私が初めて行ったのは11月23日。
近所で、遅くまでやってて、手頃で、店主Sさんが内野聖陽似という素晴らしいお店は、店名もそのまま居抜きで営業するらしいが、経営者が変われば全て今まで通りというわけにはいくまい。
Sさんの『さいか』は武蔵浦和で復活するらしい。

常連のNさんからメール。

> さいかを看取りに来てますよw

私はNHKスペシャル「日本とアメリカ 第2回 ジャパン・パッシング “日本離れ”との闘い」を見ていた。
友人が働いているACCJ(在日米国商工会議所)ネタだったので興味を持ったのだが、面白くなかった。
金融や医療制度の改革は必要だけど、アメリカ企業に都合のいいようにやられても困るよ、みたいな。
「激流中国」シリーズの方が、見ているこっちまで激流に飲み込まれそうな迫力があって興奮する。

TV以外にも、すぐには『さいか』に行けない理由があった。

> 今わんこいますw

「ゲゲ!ではまた後ほどお犬様不在を確認してからにしますぅ。」

結局Nさんとはすれ違いとなる。
24時過ぎ『さいか』に着くと、一旦お犬様は店を出たが、あとでまた来る! という。
えーーー、勘弁してよ。
「多分2時過ぎぐらいに来るんじゃないかな」
「じゃあ大丈夫」

で、座ってビールが出てきたところで、もう来たよ!お犬様が!
「可愛い~~」と犬を撫でる女性客。
犬が見えない席に移る私。「かわいかねえよ」と心の中でつぶやく。
「カラオケやってくるわ」と飼い主女性が言って、お犬様が去る。

「猛獣じゃないんだから」と店主Sさん。
「わかりますけど、苦手なんだもん」
「初めに断らなかった俺が悪いな」
「いや、SさんがOKならいいんじゃないですか。Sさんのお客さんだし、私は言えないです」
「そんなことないんじゃない、嫌いな人もいるからねえ」と他のお客さんが言う。
「動物嫌いはマイノリティですからね」
「マイノリティって何?」
「少数派」
「英語禁止」
「スミマセン」

多分『さいか』がこの先続くとしたら、私は行かなくなるだろうと思う。
お犬様も飼い主様も先客で、『さいか』を楽しんでいて、他の誰も迷惑してないなら、邪魔者は私だ。
くーん、くーん。

その後、煙草の話。禁煙の店やタクシーについて。

果たして、2時過ぎにお犬様は登場したのか?
わからない。楽しく飲んだ気がするが、後半記憶なし。

 気がついたらお風呂の中で、お湯が冷たくなっていた。指先はブヨブヨ。
お湯を出し、温まってから風呂を出て、魂消る。昼の11時になっていた。
私は何時間風呂に入っていたんだ???

服を着て、脱衣所を出て、またビックリ。
玄関が大変なことになっていた。
宅配の荷物が崩れ、靴は散乱、棚の置物はなぎ倒されている。
大丈夫か、私? どこも痛くないけど。
多分ブーツを脱ごうとして転倒したのではないかと思われる。

翌日のお風呂で、右膝の内出血に気付く。

いつか私は、お風呂で死ぬような気がする。

1月27日 指令,ネギネギネギ

2008-01-28 19:56:08 | 抱茎亭日乗メモ
 さるお方の指令電話で目覚め、都内各所をまわり、10分遅れで任務遂行。
「喜んで」。

 帰宅後家事。
木曜日に生協から「沃土深谷ねぎ(泥付き)」が届いて、あまりの大量に魂消る。
カタログの写真だとわからなかったが、ものすごく大きいねぎで、生協のボックスに入りきらない。
「1kg」と表示されているけど、もっといっぱいありそう。

大きなタッパ2つ使って冷凍保存。その作業がまた大変だった。

そして来る日も来る日も無理矢理な葱料理。身体が温まるというからいいやね。

1月26日 ミーティング,川崎市民ミュージアム『写真ゲーム展』

2008-01-28 19:07:58 | 抱茎亭日乗メモ
 打ち合わせ。ブランチをご馳走になる。
たまの早起きは大変だが、間に合って良かった。

 友人の写真家北野謙さんは昨年12月12日~1月20日まで新宿で二人展をやっていた。
「行きます!」と言いながら会期の長さに油断し、伺えず。

今日が初日の「写真ゲーム ―11人の新たな写真表現の可能性」
川崎市民ミュージアムは遠そうだけど、北野さんの新作を見に、絶対行かなければ。
北野さんのトークがある2月10日に「行きたいです!」と言いながら、また行けなかったりしては拙い。

北野さんが会場にいるなら行ける日に行っておこう、と決めて武蔵小杉に向う。
更にバス。やっぱり遠かった。

北野さんの「our face」「one day」は普通の写真とは違う。
すごく特殊なのかと思っていた。
この展覧会で、普通の写真とは違うものを、違う方法で撮ったり、違う見せ方をしている11人を見て、へえ、写真は今こんなことになっているのかと、とても面白く見た。

特に好きだったのが屋代敏博の「回転回」。始めはよくわからなかった。
2枚の写真、繋がってない。あ、わざとずらしてるのね。
何枚か見て、何か異物が写っているのに気付く。おや、どの写真にも異物が。
ピアノの丸椅子の上の異物は子供か?
モニターで制作過程のヴィデオを見て、やっとわかった。一人で笑ってしまった。

一通り見終えたところで北野さんが着く。
もう一度、北野さんの解説付きで作品を見ていく。
北野さんの新作についても詳しく聞けて、大変興味深い。
「our face」は何度も違う場所で見ているが、一番大きなプリントで、重なり具合がよく見えて迫力があった。
重なっている一人一人がちゃんと見えるような気がした。

15時から土屋紳一さんの作家ミニトーク。
ドイツ在住の土屋さんの作品もとてもユニーク。

例えばグリニッジ天文台(「scan」London)など、ある場所と同じ緯度の場所を北から南に10kmほど移動して撮った風景を重ねていく。
自分が歩いて見たものから気付くことがある。
例えば、グリニッジに基準時間の地位を取られた天文台のあるパリ。
同じ緯度には同じような建物があるとか。
もし、日本の都市で同じ緯度の場所を歩いて写真を撮ったら、グチャグチャな風景になるだろうなあ、とか。

土屋さんは、頭頂部から靴の底まで、何百枚かの写真を縫い合わせた自身の「ぬけがら」も展示して、その写真と同じセーター、ジーンズ、靴で、作品を語る。
(子供達は「あー、首吊りー!」「同じ人?」と喜んでいた)

ミニトーク終了後、「その作品は三脚立てて、ご自身が動いて自分で撮影したんですか?」と私の個別質問。
「撮ってもらいました。この辺縫うのはやりましたよ」

そこから北野さんと土屋さんの対談が始まる。
かなり突っ込んだ話で、メディアに載せるために録っておきたいぐらいだった。
観客は私一人。
作品について、写真とは、これからについてなど真剣に話してて、なんか2人ともかっこよかった。

隣の展示の三田村光土里さんの手紙と、古本と、写真の作品「遠くに住んでいる人からの伝言」は写真の数も少なく、アナログ感いっぱいなところが異色で良かった。
三田村さんとも少しお話。

土屋さんに「5時からのも参加しますか?」と聞かれて、またイベントがあるのかと思ったら、オープニングパーティーがあるらしい。
「へ? 私は関係者じゃないので」と言って、遠慮して帰ってきた。

帰宅後、北野さんから「招待状などはないのでお気軽に」とメールが来ていたのに気付く。
あああ、大失敗!
「私は写真のことなんて語れないし」なんて、引っ込み思案な私。バカ。
勿体ない! きっと作家の皆さんいらしたのにー。
「回転回」とかホラーのお方(今義典)のお姿見るだけでも良かったのにー。

いやしかし、マンツーマンの北野謙ミニトークならぬ「ずっとトーク」、「北野 VS 土屋生対談聴衆一人」。
贅沢だった! 非常に貴重な時間をありがとうございました。

1月25日 デート,『200∞年目玉商品展』内覧会,『MILLIBAR』

2008-01-28 05:20:32 | 抱茎亭日乗メモ
 「なかなか会えないストレスで死にそう」と言ってた恋人と、やっとデート。
恋しかった!
付き合って3年目ともなると、そんなに頻繁に会いたくはなくなるのかも、という気もしたのだが「本当に本当に愛してる」と彼は言う。
デヘヘヘ。良かった。私も、愛は深く濃く。ムフフ。

 アーティスト大久保亞夜子ちゃんがキャラクター(「タマショー」)デザインと、『Levi's』の歴代ヴィンテージジーンズのディスプレイをやっているという『200∞年目玉商品展』の内覧会を見に行かせて頂く。

19:30まで、と聞いていた。
19:20頃、会場の東京ミッドタウン内『21_21 DESIGN SIGHT(何て読むんだ?)』に着く。
あの芝生の庭の向こうにこんなものがあったとは知らず。

なんだか偉い人と一緒の時間に着いたみたいで、関係者が出迎え。
解説付きでご一行様が見ているところをカメラ多数が追う。
見覚えのある顔、と思ったら三宅一生だった。
女性は誰だか思い出せなかったのだが、あやちゃんが「高円宮妃です」と説明してくれる。
ありゃりゃ、追い越して入場してしまった私。

面白い作品いろいろ。目玉目玉目玉。
あやちゃんも頑張っていた。カタログにも漫画をいっぱい描いたとか。
明日からの展示に登場するという「タマショー」のスタンプも楽しみ。

あやちゃんの相棒のMちゃんに久し振りに会う。2人とは元檸檬屋従業員仲間である。
2人は、なんだかぶっ飛んだ状態(誉めている)になっているTBS『あらびき団』の美術デザインをしている。

『ソトコト』の展示には、牛糞で作ったマサイ族の家があった。入ってみた。
「本当に全然臭いがしないんだね」と感心して言ったら「本物じゃないですよ」。
なあんだ。と思ったらこんな記事発見。『ソトコト』って、どうなんだろう。
康夫ちゃんと浅田彰の「憂国呆談」再開は素晴らしいけど。

あやちゃんの師匠日比野克彦氏が高円宮妃に説明をしていた。
そこに一緒にいたのは随分短く髪を切った寺島しのぶとフランス人の夫。
すごいメンバーだなあと遠くから見つめる。

そして、あやちゃんが日比野克彦氏の妻で私が大好きな衣装デザイナーのひびのこづえさんを紹介してくれた!
夢中で、初めて作品を見た時の事、あれも見ました、これも行きました、こんなメールを書いたこともあります、私が持っているのはこんな衣装です、とベラベラベラ……。
ああ嬉しい。いやー感激。

今日は素敵なものいっぱい見ちゃったなー。あやちゃんに大感謝。

 渋谷『MILLIBAR』へ行って、見てきた内覧会の報告。
ひびのこづえさんの話をしたら、隣の常連客さんが「こづえかあ、こづえはさあ」と言うので、何者?と思ったら、美術予備校の同級生だったとか。
話が弾む。

1月24日 電気代!,『おまた』,DVD『歌舞伎町案内人』

2008-01-27 22:40:36 | 抱茎亭日乗メモ
 昨日、今日と社食で電気代の話。
一人暮らしで冬の部屋では厚着をして省エネ、5,000円ぐらい、と女性。
私の部屋は寒くて冬は1万2千円ぐらい、と言ったら「高い!」と驚かれる。

彼女の部屋は40A。
私の部屋は冬は度々電気が落ちるので、30A→40Aにしようかと思ったのだが、これ以上高くしてどうする。

そして、昨日帰ったら電気代使用料のお知らせが届いており、1万3千いくら!
「たっかーい!!」と一人叫ぶ。

かつて、キャンパ製の遠赤外線パネルヒーターを友人2人に薦められて買ったのだが、これが全然暖かくない!
しかもエアコン以上に電気食いなのだった! 参ったね。
毎晩かじかむ手をこすりながらキーボードをたたいている。貧乏を噛みしめる冬。

 21:20まで仕事。TSUTAYAでDVDを借りて、『おまた』に寄る。

合コンの話。『おまた』常連Kさんの公認会計士チームとの合コン案も出る。

お酒は「佐久の花 純米吟醸生(長野)」、「作 雅乃智 純米吟醸(三重)」、「黒牛 純米生(和歌山)」。
おまた兄が「仕入れに力入れ過ぎたかも」と言うくらい、どれも美味しい。素晴らしい。

 帰宅して、借りたDVD『歌舞伎町案内人』を見る。
合コン会場に決まった『湖南菜館』のプロデューサーで、歌舞伎町案内人の李小牧氏について予習するべく。

山本太郎の中国人役は無理があるような気がしたが、さすがである。
自ら噛み千切って指詰めするシーンは鬼気迫るものがあった。
やはり、山本太郎出演作品はどんなものでもチェックしなくちゃ。

1月23日 お仕事,『旬菜炙り さいか』,合コン大作戦

2008-01-27 20:52:27 | 抱茎亭日乗メモ
 匿名希望Aさんからの求人依頼、アーティスト大久保亞夜子ちゃんからの展覧会レセプションご案内など頂く。
先日『Blen blen blen』で知り合った若くてかわいいユウコリンに声をかけてみた。
ふられる。どちらも急な話で当然か。

 仕事が終わったら映画『人のセックスを笑うな』を見に行くつもりが、今日は原稿山積み。
22時まで仕事で無理だった。

 『さいか』に行こうかな、と思っていたところに常連Nさんからメール。

『さいか』なき後どこで飲めばいいか、以前はどこで飲んでいたかなど、Nさんと店主Sさんと3人で話す。

Nさんが冗談でSさんを「池袋の強姦魔」と呼び「強姦魔がいなくなるのか」。
『ペッパーランチ』の拉致監禁強姦強盗事件の話。
Sさんは事件を知らなかったようで、驚く。
「『さいか』で2人きりの時はちょっと緊張しますね」
と私が言ったら
「何て事を言うんだ!」と今度はSさんが驚く。
「冗談ですよ!!」と私。
「自意識過剰」と呆れるNさん。
自意識過剰とは違うと思うが、冗談ですから。

池袋のSPA帰りの熟年夫婦が、カウンターの後ろの4人テーブル席に座った。
暫くすると扉が開き、ロープで繋がれた白い犬が入ってくる。
悲鳴をあげる私。驚く犬。迎えに行ていたらしい熟年妻と連れて来た娘?も驚く。
私はあまりギャアギャア叫んでいないつもりだが、充分大きい声だったと思う。

Sさんは追い出さない。お犬様は席に着く。
私は「ビックリしたー!怖いー」と言ってカウンター席を奥に一つずれる。
「何もしやしないわよ、いい子なんだから」と熟年妻。私の方が悪いのか?

ブルブルッと頭を振る犬。ああ!毛が散る!
気持ち悪くて気になって、落ち着いて飲んでられない。
すぐに席を立つべきか迷ったが、酒が残っているので飲む。
先にNさんが帰ってしまう。

どうやら店内に犬嫌いは私だけ。
動物憎悪協会が圧倒的マイノリティーなのは知ってるけど、飲食店に犬連れはないんじゃないか?
「ペットOKの店」とでも書いてくれれば絶対に入らないが、ここは普通の居酒屋だ。
しかし、ご主人がOKなら私は文句が言えない。
イケメンSさんの『さいか』は今月いっぱいらしいので、出来るだけ寄りたいと思うが、動物は勘弁。
不在を確かめてから出掛けることにしよう。

 世界のミックが世話人の合コンメンバーと店案が来る。
私と匿名希望Aさん、2人の世話人を除く女子は全員OLだが、男性チームは、俳優×2、映画監督、コメディアン。

「きゃー!すごいぃぃ!わはははは。
これ、合コン?いやー、こんなの、ないですよ、普通。
私も、世話人ながら興奮する!
歌舞伎町案内人お店も興味津々です。
お忙しいところ本当にありがとうございます!」

とミックにメール。しかし大丈夫だろうか。
女性チームは女子アナやタレントじゃないし、30代後半が多いし。
どうなることやら全く想像がつかなくてドキドキするが、非常に楽しみだ。

1月22日 田中森一著『反転 闇社会の守護神と呼ばれて』,お仕事

2008-01-23 03:31:37 | 抱茎亭日乗メモ
 昨年から、会社で手が空いた時に読んでいた田中森一著『反転 闇社会の守護神と呼ばれて』をやっと読了。
非常に面白かった。

一番印象に残ったのは最後の言葉。

「あれだけ親しかった許永中を裏切った」と人に言われたくなかった、許永中にそう思われるのも嫌だった。
だから自分の裁判が不利になろうとも、彼をかばった。

痺れるねえ! 素敵だ。

それを自らの「弱さでもあり、限界なのだろう」と田中氏は言う。

そうなのか? それは強さじゃないのか? と私は思う。

どちらかというと、中村天風のような、爺様社長たちが大好きな、安っぽい説教めいた教訓の言葉に救われてしまうあたりが、意外に素朴、結構浅い、と思ってしまった。
真面目さが弱さなのか?
例えば宮崎学さんとか、三浦和義さんとか佐藤優さんとか鈴木宗男さんとか、同じように苦しかったと思うのだけど、単純な自己啓発本に救いは求めないだろう。
彼らがバカみたいに強いってことか?

 12月のギャラの明細が送られてきた。
忘年会で幹部に「来年ギャラがX万円からY万円増える」と言われたが、どうなってるんだ?
ギャラが増えるからには仕事量も増えるんだろうけど、年明けても何も変わってないが。

会社に電話。
「まだ決まってないんだ。決まったら知らせるから」
うむむ。さてどうなる事やら。

夜、会社から電話。3月に入りそうな仕事について。
また髪の色の事を言われるかもしれない。次は黒髪にするか。
アフロとか坊主とかで。アハハ。

 なかなか会えない恋人が「死ぬかもしれない」と言う。本当に、早く会いたい!

1月21日 『なすび』

2008-01-22 23:47:21 | 抱茎亭日乗メモ
 仕事は19時過ぎまで。今年初『なすび』。

自主夜間中学をやっている叔父に読んでほしいと、千秋さんが佐々木賢著『教育と格差社会』という本を下さる。

千秋さんの新しいケータイの操作方法を、お客のKさんと一緒に教えたり。

一瞬たりとも黙っていられないお客さんを出入り禁止にした千秋さん。
恐らくその人が原因でお店に来なくなってしまったTちゃんについて。
Tちゃんはこのブログを読んでいると前に言っていた。

Tちゃーん、もうカラオケに誘ってTちゃんに奢らせたあの人は、『なすび』に来ませんからー。
よろしかったら『なすび』に行ってあげて下さい!
Tちゃんは『なすび』のおじさんたちの人気者なんです~!

1月20日 『BAR Blen blen blen』,『旬菜炙り さいか』

2008-01-21 06:28:58 | 抱茎亭日乗メモ
 起きたら夕方。風邪は治った模様。

友人の写真家北野謙さんの写真展は今日までだったのに、間に合わず。
26日からの川崎での展示を見に行こう。

 日曜最終回1,000円で『人のセックスを笑うな』を見ようと、渋谷シネマライズへ。
窓口が閉まっていて思い切り戸惑い、映画館を間違えたことに気付く。
そう言えばシネマライズで日曜最終回が21時過ぎというのは今までなかった。ぷう。

渋谷シネセゾンに移動、てことは定価だよな? 仕方あるまい、と思ったら満席販売終了。
悲しい。しかし、これは大ヒットだな。
見終わったカップル(ばっかり!)も「良かったよね」と語り合っていた。

 肩を落として『Blen blen blen』へ。近くでT君ら『Afuune』の人たちに会う。
『Afuune』の従業員?送別会だとかで、『Blen blen blen』は立ち飲み状態となる。

私は隣の席の若くて可愛いユーコリンとお話。
就職活動中とのことで、「負け組」からのアドバイスいろいろ。

 お腹が空いて『さいか』で焼き鳥、焼酎お湯割り。
「1月一杯で移転します」と店主Sさん。えー!? ショック。
せっかく近所にいい店見つかったと思ったら。ぷうぷうぷう。
しかし、Sさんにとっては発展、勝負となる計画。頑張って。

私もお酒を控えられて、良いことだわ。ぷう。 


1月19日 二日酔い

2008-01-21 06:21:48 | 抱茎亭日乗メモ
 朝帰って寝て、夕方起きる。二日酔い。風邪がぶり返している。

 昨日の男と女話で、女から男への酷い裏切り行為のいくつかを聞いたりして考える。
最近見た古い映画『昼顔』の影響もあるかもしれない。

背徳への嫌悪と怯懦と憧れ。一途な思いの安心と無聊。エロス。浮気。自己愛。秘密。
いろいろな言葉で女の言い訳、弁護を考えてしまう。

裏切ったのか、裏切られたのか。裏切るのか、裏切られるのか。
どちらもない事が正しくて偉くて幸せなのか。
そんなことで愛を失いたくない。

私は裏切られることはない、と思う。何が裏切りなのかわからないから。
愛する人がすることで、許せないことなどないから。

世間からしたら裏切りとされることでも、愛を深める場合もある。

恋人が、とても恋しく、愛おしくて堪らない。会いたい。けど二日酔い。ウプ。

1月18日 仕事始め,小池昌代の感光劇場,『浪曼房』,『つきじ喜代村 すしざんまい』

2008-01-20 01:00:51 | 抱茎亭日乗メモ
 漸く仕事始め。昨年は22日からだったので、今年はこれでも少し早い。 
勘が鈍っている上PCも調子が悪い。今日の作業は3Pで終り。

 友人の役者藤村忠生さんが出ているお芝居を見に、紀伊國屋サザンシアター。
詩人、小説家である小池昌代の朗読芝居『小池昌代の感光劇場』。
第3部に藤村さんが出ると聞いていた。

私が劇場に着いたのは第1部の終りの方で、第2部は炬燵にみかんで絵本作家古川タクとの対談、第3部は小説『タタド』の朗読芝居だった。

今まで見たことのないタイプのお芝居、というかイベントで、興味を持った。
歯の矯正が終わったら、朗読習おうかな。

終了後、楽屋を訪ね、藤村さんにご挨拶。

 匿名希望Aさんに「今日飲みにいきませんか?」と誘われて『浪曼房』。
仕事の話など。
Aさんは女性の友人数人に合コンのセッティングを頼まれたそうで「恋人を探している男性いませんか」と聞かれたので、従兄弟Tの話。

そこへ藤村さんのお芝居を見ていた(会場では会えなかった)MJさんから「飲みでも行く?」と連絡が入り、俄かに興奮する私。
Aさんに「合コンの事は何でもするから、MJさん呼んでいい? 愛してはいないけど、ほぼ愛しているの。久し振りなのよ!」
「いいですよ。じゃあ、誰か男の人紹介してってその人に頼んで下さい」
「えー? そんなこと私は頼めない」

そしてMJさんはやって来た。きゃー。
「ミック・ジャガーのように、誰も居所を知らない、連絡がとれない、用があるなら世界中を探せ、という存在になろうかな」と言うので、今日ここではMJさんとする。

MJさんの近況、匿名希望Aさんの話から合コン話へ。
そんなこと頼めない筈が、なんとか話題をそっちへ持って行く。
「合コン? やったことないなあ。やってみるか」とMJさん。
「わーい、やったー!」と拍手する私とAさん。

MJさん「じゃあどんな人かわからないと紹介しようがないから、今から来ればいいじゃない」
「えー?今からですか?」とAさん。
「女性が来たら男性も呼んでくれるの?」と私。
「もちろん」
さすが世界のミック。
しかし恐らく既に23時近く。
やはりこの時間に出て来るのは難しいだろう。遠いらしいし。
私なら絶対、なんとしても行くが。

 そして男と女話朝まで。ああ楽しい。面白い。が、ところどころ記憶が無い。
散々ご馳走になったような気がする。

 ついには『つきじ喜代村 すしざんまい』にて、夜明けの大トロ、中トロ他いろいろ。
ミック、ご馳走様です! ああ美味しい、嬉しい。

お店は24時間営業だそうで、勤務明けのキャバクラ嬢らで賑わっていた。

濃いぃ一日だった。MJさんに感謝。

1月17日 真剣養生,新記録

2008-01-18 03:48:25 | 抱茎亭日乗メモ
 長い年末年始のお休みも今日で終了。
遊びに行く予定だった男子が風邪でダウン。

では久し振りにT叔父が参加している勉強会「二木会」に行こうかと思ったが、T叔父は欠席とのこと。
テーマは「どこまで高騰するのか石油価格」。
講師は中東石油問題アナリストの中村玲子。

夕方起きてみたら私も風邪気味。出掛けるのはやめておく。

今日会う予定だった男子を人に紹介しようと思っていた。
間に立ってくれた友人に、男子が風邪のため仕切り直しを、とキャンセル&お詫びメールしたら

> ちょっとだらしないよね。真剣さがないから風邪ひいちゃったのかな。

と言われて、大変申し訳なく思いつつ、厳しいなあー! と驚く。
いつからそんな、体育会系かモーレツ会社員みたいに?

真剣でも風邪をひく事はあるだろう。彼も非常に心苦しく思っているだろう。
しかし、彼も真剣だが、友人も真剣だったのだ。有難い事である。
私だけが遊び半分というか、男子も友人も紹介した人にも何かいいこと、情報があればいいね、ぐらいの気持ちだった。
世の中は厳しい。チャンスは巡るが掴めるかは真剣勝負。ってことだね。

というわけで、私も長い休みの後「風邪ひきました」などと言ってられないので、今日は家で養生。

 『抱茎亭日乗』2006年7月の日記を更新。
この休み中にもっと進めると思ったんだけどなあ。真剣さがないからか?

 ブログの方は、更にアクセス数が上がって、17日は2032pv、164ip。なんで?
pvは新記録。ありがとうございます。面白い?

1月16日 映画『昼顔』,インド料理『MOJAMOJA』

2008-01-17 04:50:39 | 抱茎亭日乗メモ
 昨夜『おまた』から帰ってウダウダとブログを書いたりしていたら朝になる。
このまま徹夜で9:50から上映の『昼顔』を見に行くか、寝るか?
『昼顔』は18日まで。この後朝起きて見に行ける可能性はかなり低い。
しかし今日見に行って、起きていられるのか? と迷っているうちに時間になる。

出掛けてみた。池袋駅を走る。ギリギリの時間なのに有楽町線が4分遅れ。おーい。
銀座の街を走る。間に合った。銀座テアトルシネマは結構混んでいた。

『昼顔』は非常に良かった。
なんで映画を見るために徹夜してラッシュに揉まれているのか、これでつまらなかったり寝ちゃったり、或いはもしや満席で見られなかったりしたらバカ過ぎる、と思ったが頑張って見て良かった。
面白かった。

カトリーヌ・ドヌーブが美しい。足が細い。ピンクのミニバスローブが可愛い。
フランスのヤクザ男、怖くて変だが恋心が可愛い。買春しに来る男、全員可笑しい。
『夜顔』でおじいちゃんになったユッソン、この頃から不躾でしつこくてふざけた男だったのね。

ああ、両方見られて良かった。
終了後『夜顔』の上映を待つ人でロビーは混んでいた。女性がいっぱい。

 大塚駅から帰って、インド料理『MOJAMOJA』でランチ。
サラダ、ビーンズカレー、ナン、ラッシー、ヨーグルトデザートもついて850円は◎。
ナンはお替わり自由、カレーもたっぷりあって、辛さも指定できる。美味しかった。
ランチタイム禁煙じゃないのは×。

後から来た女性が窓際に座ったら、店員が「そこはちょっと寒いです」。
私が座っていた奥の席も、上に窓があって冷たい空気がスースーしてたけど。

店員が「また来て下さい」とドアまで見送ってくれる。また行こう。

 帰って18時過ぎまで寝る。
夜も映画を見ようかと思ったが、何を見るか検討しているうちに時間切れ。

 16日のブログアクセス数が1329pvと跳ね上がる。どして? ipは154で普通。
このところ毎日更新しているからかな。

ブログの日付が追いついたところで、2006年の日記も続きを書かなくちゃ。

1月15日 池袋スポーツセンター,『おまた』

2008-01-17 02:38:26 | 抱茎亭日乗メモ
 冴島奈緒ヨガの定期クラスが終わってしまったので、これからは池袋スポーツセンターに通うことにした。

池袋スポーツセンターは2002年2月21日以来。
ヨガ教室は2001年11月24日以来だ。
プリペイドカードを持っていたが、すっかり使い方を忘れ、受付の人に聞いて教えてもらう。
スタジオの場所さえ覚えていない。
しかし、相変わらずきれいで快適な施設だった。スタッフも親切で良い感じ。

利用料600円、イシュタヨガのプログラム参加料は200円。安!
19:15からなので45分間かと思ったら20:30までたっぷり。

奈緒さんのクラスのように少人数ではないので、一つのポーズをじっくり、一人一人の手の位置や目線までチェックしながらゆっくり、というわけにはいかない。
ポーズがしっかり決まらなくても、流れるように次のポーズへ移っていく。
それでも汗じっとり。手足プルプル。気持ち良かった。

最後のシャバーサナ(=屍のポーズ)でリラックス。
「忙しい日常を離れ、意識を自分の内側、本来の自分に集中させて下さい」
などと言われるが、私は「終わったらどこに飲みに行こうかな?」と考えてしまう。

 今年初『おまた』。
久し振りに会ったKさんと母の話。
Kさんのお母様も難しい人らしい。私の母より強烈かも。
友人のやっていた美容クリニックと、眉毛サロン『アナスタシア』について。

お会計で、私は5千円札を出したつもりだったが1万円札からの釣銭が出てきて、あれ?
おまた兄が「多分1万円だったと思うけど5分待ってくれたら調べる」と言うので、その間焼酎をもらって待つことに。

Kさんが「私が調べてあげる!貸して!」と言い始め、おまた兄は「いいや、明日調べて足りなかったら今度もらうから」と言い、結局面倒なことを言ってタダで焼酎をもらってしまったという申し訳なさ。
スミマセン!

1月14日 デート

2008-01-17 00:41:29 | 抱茎亭日乗メモ
 風邪は完全に治って、快調。しかし寒い。

 ランチデート。
11:30に終わる映画を見て銀座にいるから丁度いいかも、などと言っていたが、やはり朝までブログで駄目。
恋人にも「無理だろうと思った」と見抜かれていた。

昨日の親戚との結婚願望話と「紹介しなさい」について。
恋人は何も言わず、私の話を聞きながらご飯を食べていた。

結婚も周囲の承認も、私にとって必要なものではない。彼も同じだろう。
愛があって2人が仲良しならそれで幸せだし、お互い自由であることが大事だ。
今の気持ちいい状態が続けばいいし、壁にぶち当たったらその時考えればいい。
愛は勝つ。

母の話他。