The collection of MARIBAR 

マリバール 文集・ギャラリー

3月6日 『檸檬屋新宿』

2008-03-31 20:45:35 | 抱茎亭日乗メモ
宮崎学さんが〈緊急告知〉。
「田中森一さん再逮捕について、大阪地検が報道各社に報道協定を強制して報道を規制している模様。
詳細については、3月6日18:30からの第7回講演・討論集会にて、宮崎学氏が発表します。」
との事で、早く仕事を片付けて行かねば、と思うが原稿山積み。悲しい。
結局21:30までかかって間に合わず、残念。

宮崎学さんに招集された電脳キツネ目組はイベント後檸檬屋かな、と思って問い合わせ。
誰もいない、という事で諦めて東京メトロに乗ったら、檸檬屋常連Yさんから「いますよ」。
イベントと宮崎さんはどんなだったか話を聞きたかったのだが、Yさんもイベントには行かなかったらしい。

「Yさんが待っててくれるなら引返します。」とメールして反対方向のメトロに乗る。

『檸檬屋新宿』には住枝さんの修道学園の先輩がいて、お話し。
先輩は新宿区議会議員の政務調査費返還を請求していて、自民党と共産党の区議が返還していないらしい。
新宿区長に「しっかり返還させろ」と訴えるのだとか。
その訴える場に傍聴に来て欲しいと言われる。
私は豊島区民なんだけど。

「新宿区民も政務調査費より石原新東京銀行の400億円の方が気になるのでは」
と言ったら「あれはもう決まった」と住枝さんと先輩が言う。
「えー? もう決まっちゃったの? まだ報道されたばっかりじゃないですか」
決まった、決まったと住枝さんと先輩。
 (後日嘘と知る。決まってなかったじゃん!)

修道学園の同窓会についてなど。

住枝さんが「嫁さんにならんか」と言うので「誰の?」と聞いたら「俺のだよ!」
プロポーズ?
「お断りします」

それより、またダニに刺される。恐ろしい店だ。

3月5日 映画『マリア・カラス 最後の恋』

2008-03-30 03:12:40 | 抱茎亭日乗メモ
 映画『マリア・カラス 最後の恋』を見る。

面白かった! うっとり。
こういう人たち、生活を「セレブ」と言うのであって、代官山のマンションの小さな部屋で夫を殴り殺してバラバラにした人を「セレブ妻」とか言わないでほしいのだが。

そしてセレブでも庶民でも、結婚するとかしないとか、夫婦の浮気とか、子供がいるとか出来たとか出来ないとか、仕事と家庭とか、男と女の問題、タタカイは変わらない。

以前同じ劇場で見た『永遠のマリア・カラス』は最後の恋の後、晩年を描いたものだった。
私は断然男と女の激しいタタカイの物語に惹かれる。

他の女に走った男が「やっぱり戻りたい」と懇願し、女は「無理よ」と突き放す。
これは非常に悲しいのだけど、女の勝ち! である。憧れる。

 いつもはそれ程詳しく聞かれないのに、何故か恋人に「何の映画見たの? どんなだった?」と尋ねられ、返答にちょっぴり困った。

3月4日 フォーラム神保町,『魚藤』,合コンアフターフォロー

2008-03-30 00:46:17 | 抱茎亭日乗メモ
 仕事を早めに切り上げて「フォーラム神保町」。
猪野健治さんと宮崎学さんがコーディネーターを務める「現代深層研究会」。
本日のテーマは「受刑者の人権について~徳島刑務所事件にみる現在の刑務所状況」ということで、川村理弁護士+元受刑者Yさんの講演を聞く。

勉強会レポートはこちら。

3月28日に調査報告が発表されたが、

朝日新聞は「法務省『違法性認められず』徳島刑務所の医療問題」という見出し。

読売新聞はちょっと踏み込んでいるけど、実態は「改善点がある」程度のものではない。

このメモも凄いけど、これらより、当事者Yさんのお話は具体的で聞いてるだけでお尻と身体が痛くなる。

それだけ問題になった変態医師が今も公的な場所で働いているのが恐ろしい。「働いている」んじゃなくて「患者を虐待している」「犯罪行為をしている」のか。

「最初は変態医務課長松岡裕人をクビにしてほしい、と思っていたが話を集めたら、あまりにも酷すぎる。医師免許剥奪してやりたい。受刑者だけど、真面目にやっている人は多い。無期懲役だと身元引受人がいないと出られない。中で死ぬ人も多い。その人らのために自分はやっている。これまで握り潰されてきた実態を知ってほしい」とYさん。

「裁判で訴えても勝てるかわからない。松岡を引きずり出す事ならできる」と川村弁護士。
「48箇所で裁判起こしたら? へ、へ、へ」と宮崎さん。
「併合されるだろうから別の件にしないと」
「なるべく遠くでやるか。ぐふふ」

終了後「『プリズンブレイク』みたいだったなあ」と宮崎さん。
私は見たことないけど。
確かに刑務所内での連絡、外部との通信の方法等はドラマチック、非常に生々しい話だった。

 久しぶりに『魚藤』。他にお客さんなし。
今日フォーラム神保町で聞いた話は刺激が強過ぎるかもしれないので、先日見た『ファーストフードネイション』と二木会で聞いた危険な食品の話。

今日済州島から帰って直接来たという男性がスーツケースを持って登場。
少し話して帰る。

 2月27日の従兄弟Tチームとの合コンについて世話人Aさんからメール。
カップル誕生ならず、とのこと。

「なんだー。デートぐらいすればいいのに!」

と思い、何の報告もない従兄弟Tにメール。

「展開はありましたか?(略)さんは興味なかった?」

> 仕事が立て込んできて、なんか動けない… 日が経つと逃しますよね。(略)さんは誘ってみたい気はしますけど

「あら!それはすぐにフォローしないと!なんか、Tが彼女に興味ないみたいに思われるよ。とりあえず、1回会っただけじゃわからないから、デートしなさい!(略)さんは乗り気だったから、頑張って下さい!」

> いや、そんなに大袈裟にされても

「いや、大袈裟とかじゃないでしょう。全く興味ないなら仕方ないけど普通に礼儀です。誘って。」

さてどうなることやら。本人に積極性がないとどうにもならないよなあ。全くもう。

 私は恋人の電話にニンマリ。良かった、私の恋人は大袈裟で!!

3月3日 夢,レイアウト変え,映画『椿三十郎』

2008-03-21 01:51:04 | 抱茎亭日乗メモ
 元内縁夫と仲良くしている夢。母も一緒にいる。なんだかうまくいかなくて困る夢。

 健康フィットネス雑誌編集部に久し振りに行ったらレイアウト変えで大掃除状態。
開かずの、ブラインドが降りた窓に向って並んでいた机は島になっていた。
何年ぶりのレイアウト変えなのか知らないが、ある人の机の下はネズミの巣ができて糞が積もって大変なことになっていたらしい。恐ろしい。

机を拭いたり、棚を移動したり。
誰が使っていた机なのか、引き出しの中のトレイは何かわからない茶色いものがこびりついて、お湯で洗っても取れない。
消しゴムのカスと、手の脂が化合して堆積して? ぎょえー。
その引き出しは使わないことにした。

漸く落ち着いたけど埃だらけのオフィスで19:45まで仕事。

 池袋新文芸坐にて森田芳光『椿三十郎』を見る。
私は黒澤明版を見ていない。
見なければいけないのは黒澤版の方だと思うが、中村玉緒14年ぶりの映画だそうで、テレビで嬉しそうに映画の話をしていたので、森田版も見ることにした。

織田裕二には期待していなかったが、映画は面白かった。
中村玉緒はお母さんだけど、お姫様っぷりは相変わらず。可愛い。

3月2日 掃除

2008-03-17 06:02:56 | 抱茎亭日乗メモ
 昨日、某さんはお世話になった人のところに掃除に行くのを続けているという話を聞いた。
偉い、凄い。私も発奮。年末大掃除でやり残した窓掃除をしてみた。
某さんを見習って頑張った! 自分の部屋だが。ピカピカで気分いい。

 それはいいのだが、最近良くないのは未明にご飯を食べること。
太るので、止めよう。

3月1日 映画『ファーストフード・ネイション』,『O'hyoi's』

2008-03-17 05:34:11 | 抱茎亭日乗メモ
 芸に命懸けの人は素敵だけど、人前では「まあ暇潰しで」みたいな態度で、並みの人間には真似出来ないものを生む人も魅力的。
藤村俊二、オヒョイさんは飄々として面白くてお洒落でカッコイイ。
オヒョイさんのワインバー『O'hyoi's』には前から行ってみたかった。

最近、大好きな人が『O'hyoi's』の関係者だと知り、連れてって! とお願い。
快諾。しかしスケジュールを問い合わせると反応なくなり凹む、を2回繰り返し。
まあ、忙しいからしょうがない、何度でも誘うぜ。

猛アタック? の甲斐あって初『O'hyoi's』実現の運びとなる。やったー!
映画の日なので『O'hyoi's』の前に映画でも、と一歩踏み込んでみる。OK。
何が見たいか、私の希望は言いつつ「おまかせします」。

 待ち合わせに2分遅刻。いやー、カッコイイ。人混みの中でも光が射してるね。
私はニコニコ顔。

映画は、私の提案したうちの1本『ファーストフード・ネイション』を見ることになる。
嬉しいけど、硬いかな、と少し不安だった。

人と一緒に映画を見るのは久し振り。楽しんでいるかしら、と気になる。

なかなか衝撃的な話と映像だった。
ドキュメンタリーではないが、ノンフィクション『ファストフードが世界を食いつくす』が原作で、リアル。
あの食肉処理場はセットではないと思うのだが、よく撮影を許可したなあ。

2月14日に「二木会」で聞いた話を思い出す。

「裏は取れていないが、O-157大流行のきっかけはファーストフードではないかと言われている。怪しいのはミンチ肉。ハンバーガーにはくず肉が使われている。腸が入っている。ウンチも入っている。それが人間の身体に入った。レアに近いものを売っていた。ファーストフードのハンバーガーを食べる人には『牛のウンチ入りと覚悟せよ』と言う」

ってこの映画そのものじゃん。アメリカじゃなくて、日本の話かよ!!

そんなハンバーガーを巡る作り手、売り手、買い手の日常が、たいしてドラマチックでもなく当然のように描かれ、そして今日も明日も変わらない……。
みたいな映画で、私は大変興味深いのだが、隣に座る彼はどうなんだろうと心配した。

「面白かった」とのことで、ホッ。
二木会で聞いたアメリカ産牛肉の話などで盛り上がる。
某さん、昔は吉野家の牛丼を食べまくったらしい。
きれいなカラダは吉牛で作られたのか。

 念願の『O'hyoi's』へ。
オヒョイさんの拘りが随所に。某さんが解説してくれる。素敵。
せっかくなので牛肉赤ワイン煮。ワインも美味しかった~。
某さんと一緒だったからお店の対応も違ったのでは。お土産まで頂いて、感激。

いろいろな話。
立ち入ったことも聞いてしまったが、話にくいであろうことを教えてくれて、某さんの人柄がよくわかって、ますますファンになった。

ああ楽しかった!

2月29日 『駒沢美粧』,『おまた』

2008-03-16 02:05:57 | 抱茎亭日乗メモ
 3月に働くかもしれない現場のクライアントの意向に合わせて、普通のベリーショートにしてみた。
「まだらに染めるのは止めて」と色の事を言われてたので、尋常でない形にしようかとも思ったけど、落ち着いてしまった。
斉藤さん、ちょっとつまらなそうだったが「いい色に仕上がりました」。

過去のいろいろなスタイル→ヘアカタログ

 『駒沢美粧』の帰りは渋谷『MILLIBAR』に行くことが多いのだが、今日は時間が早かったので池袋『おまた』。

店に入って、飲んだ酒をメモするために手帳を開いて今日が「bukuの日」であることに気付く。
失敗。

飲む。
「楯野川 中取り 清流 本醸造(山形)」「黒龍 吟醸生 吟十八号(福井)」「作(ざく) 雅乃智 純米吟醸 中取り(三重)」

 恋人に新しい髪形を写メール。「なかなかのもの」とのこと。ウホホ。

 冴島奈緒さんが働くお店のリクルーター活動。

2月27日 『かこいや』,マクドナルド,gyao『ぼくを葬(おく)る』

2008-03-15 21:46:39 | 抱茎亭日乗メモ
 従兄弟Tの働く会社の男性と匿名希望Aさんの友人らと合コン。
従兄弟Tの地味な印象もあり、前回の映画監督チームの華やかさとのギャップが激しそうな予感がしていたのだが、杞憂だった。

遅れて参加の1人を含む男性5人と、女性4名、世話人のAさんと私で11名、『かこいや』の個室はギュウギュウだった。
席の移動が簡単に出来ない狭い個室は、合コンにはあまり良くないと思った。
「かこいや」の料理はちょっと変わったものもあり、それは話のネタにもなり、良い。

私が面白かったのは、同い年の従兄弟Tの会社での顔が見られたこと。
若手や後輩から結構信頼されているようで、見直した。
昔Tを苛めていた私にとって、冗談ながらも後輩に睨みを効かしたTの顔は大変新鮮。
後輩君たちも、私は合コン相手の対象外でも「従兄妹なんだー。Tって呼ぶんですか?」と面白がってくれる。
「同い年?! 見えない!」等と言われて、気分いい。

 明日の仕事を考える真面目なサラリーマンたちの2次会希望はなく、お開き。
AさんとYさんがお茶をするとの事で、私も一緒に『マクドナルド』。

「桜井さん、従兄弟はカッコよくないって、そんなことないじゃないですかー」
「へ? そうなんだ」
「全然大丈夫ですよ」
ほう。身内で厳しく見過ぎたか。じゃあ、よろしく!

 帰宅後、gyaoでフランソワ・オゾン『ぼくを葬(おく)る』を見る。
以下ネタバレあり。

前にgyaoで映画を見た時、画面が小さくてダメだ、と思ったのだが、今回は脇に広告が出ていてチラチラ動くし、更にダメダメだった。
でもフランソワ・オゾンの未見作品なので見る。

納得いかないけど、一人の死に方の選択として興味深く、映画としては大変面白かった。
男と海が美しくて、寂しい。

主人公は軋轢のあった姉と和解するのだが、会うことはしないで写真を遺す。
死は個人的なものだけど、恋人を理由も告げず追い出したりまた会いたがったり、残されたものとしては堪らないやり方で、私はこうはしない、と思った。

最後はどうせ一人寂しく死ぬのだから、「死に方は生き方」なら、私は「死ぬ死ぬ」とぎゃあぎゃあ大騒ぎして死にたい。

映画を見て思い出した。
私は父親の死期が迫っても、和解も会うこともしなかった。
私には残されるものとしての意識もなかった。
当時逆の立場だったら? 今も父が生きていたらどうだろう? なんてことも考えた。

2月26日 じゃ、どこよ?

2008-03-12 18:11:41 | 抱茎亭日乗メモ
 ロス疑惑裁判を担当した弘中惇一郎弁護士が、三浦和義さんはサイパンがアメリカだという認識が無かったようだ、とコメント。
思わずテレビに向って「なわけねーだろ!」と叫ぶ。
何回も行ってて、アメリカだとは思わなかったって、じゃあどこなんだよ。

なんて非常に瑣末なことだけど、このコメントは三浦さんを守ることになるんだろうか。

私は、三浦さんは、アメリカに行ったら逮捕される、という意識がなかったのではないかと思う。
本当のところはわからないけど。
若い頃活躍し成功を掴んだ思い出の場所である一方、トラブルとかネガティブな記憶が強いために、アメリカには「行きたいけど行きたくない」と話すのを聞いたことがあるような気がする。

2月25日 社会保険事務所,東急百貨店,ナインアンダー@手刀,日本海庄や

2008-03-12 05:28:19 | 抱茎亭日乗メモ
 2月中に手続きをすれば、来年度分の国民年金の支払がクレジットカードで出来ると聞いて、豊島区役所に問い合わせ。
手続きは社会保険事務所で、と言われる。
17時を過ぎて、ダメかと思ったら社会保険事務所は19時過ぎまでやっているのだとか。
手続き完了。

 昨日見た『Giuseppe Zanotti』の魚の骨サンダルを買おうか非常に迷って友人らに相談メール。
ああ、どうしよう。
ハイヒールは履かないけど、特別なデートやパーティー用に、女として一つくらいお気に入りを持っているべき?

157,500円は高いけど、3月は健康フィットネス雑誌以外のギャラの良い仕事もありそうだし(あてにならないが)、なんとかなるか?

もう一度履いてみようと、東急百貨店。
店員にうまいことを言われて、買ってしまった。
やはり、こういうのは出会いだ。気に入った。
一生大事に履いて、棺桶に入れてもらおう。

写真はカタログからで、私が買ったのはストラップと中敷きが黒ではなく藤色。
春らしい色で、黒よりずっと素敵。

 お友達のバンド、ナインアンダーのライブで池袋『手刀(チョップ)』。
新人ギタリストのデビューに期待していた。バンドが若返って、元気溌剌。
ジャブロ君も気持ち良さそうだった。

 久し振りにライブを見に来た、私がかつて社員だった某社の人たちと『日本海庄や』。
最近の某社の動向を聞く。
買ってきた魚の骨サンダルを見せて、自慢。皆に誉められて、気分いい。
買って良かった。

 ナインアンダーの打ち上げも『日本海庄や』。
ベースの松本さんが某社チームの席に来て一杯飲んで、某社の皆さんは帰り、ナインアンダーチーム席に移動。

一杯飲んでこちらもお開きとなり、残った女子4人とジャブロ君で2次会。
『日本海庄や』の別フロアにて。

ジャブロ君が、きれい好きか否かという話。
ご本人は「俺は神経質で清潔好き」。彼女は「そんなこと感じたこと無い」。
トイレの話からエロネタになる。2時過ぎまで。面白かった。

松本さんに「三浦和義、どうなんですか?」と聞かれる。皆に聞かれるなあ。

『噂の真相』の岡留さんがブログ

> 米国側の内政干渉に該当しないのだろうか。ひょっとしたら、日本での米兵の不祥事でバッシング報道が相次いでいるため、その逆襲と対日世論操作のためではないのか、といったことまで憶測をめぐらす。そうでないと、何とも不可解な逮捕劇だからだ。

と言っていて、そうかも、と思う。
そしてマスコミが「三浦三浦」と繰り返せば、防衛省批判も霞んでいく。
日米政府で示し合わせたのかもしれないと勘繰りたくなる。

2月24日 母,さいか!,東急百貨店,映画『トゥヤーの結婚』,『Blen blen blen』

2008-03-12 03:09:53 | 抱茎亭日乗メモ
 久し振りに母から電話。母が元気が無くなったのは一昨年の夏。
それから今まで、母の方から電話をかけて来た事は無かったかもしれない。
母の友人がやっている演劇を見に行こうという話。珍しい。
春一番が吹いて少し元気になったのだろうか。

 今日も強風。これは間違いなく北風。寒い!

 修理に出していた東芝のケータイが戻ってくる。ボタンが軽くて快適。
修理代もかからず、データも消されず、良かった。

 閉店した『旬菜炙り さいか』のご主人Sさんから電話。
新店のチラシ作りの手伝いを頼まれていたので、その打合せかな、と思ったら、なんと交通事故で大変なことになっているらしい。

開店準備の重要な、大変な時期に、全く動きが取れない身体になってしまったそうで、なんとも可哀想。
でも「生きてて良かった!」と励ます。折れた骨は治るし。
顔は無事でイケメンに変わりはない。頑張れー!!

 映画『トゥヤーの結婚』を見に渋谷ル・シネマ。
東急百貨店渋谷本店の店内を通って行く時、素敵なサンダルを発見。
チケットを買って、上映までの合間に、もう一度見に行く。

魚の骨のハイヒール。かなり変でゴージャス。
ヒールも高いが金額も滅茶苦茶高い!
私は、ハイヒールは一つも持っていない。欲しいと思ったことがない。
しかし、この魚の骨にはやられたー!という感じ。

履いてみた。慣れないのでフラフラ、ガクガク、うまく歩けない。
「お似合いです」ってホントかよ。

『ジュゼッペ・ザノッティ デザイン』というイタリアのブランドでセレブ御用達なんだとか。
魚の骨はスワロフスキー製。同じものを川原亜矢子がお買い上げ。
ふーむ。素敵だけど、高いよなあ。

 『トゥヤーの結婚』は非常に面白かった。驚きの映画。
驚き1。内モンゴル自治区の生活、環境、文化の勉強にもなる映画だ、と思ったら中国の生態移民という政策により撮影後この暮らしと風景は失われてしまった!
驚き2。トゥヤーの夫を演じたのが俳優ではなく本物の遊牧民だった、というのも感心したが、情けない友人役も遊牧民で騎手なんだとか。演技うま過ぎ!

 『Blen blen blen』へ行く。
豪君に「今日の映画は面白かったんですか?」と聞かれて「はい! 大変!」
「そっかー、よかった。最近つまらない映画を見てがっかりして店に来る、ってパターンでしたよね」
そう、今日は寒いけど良い映画を見て心は暖かく、お酒も美味しい。

冴島奈緒さんが働いているお店のリクルーター活動。

三浦和義さんの話。隣の席の若者に「ロス疑惑デート」の話をする。
「勝新太郎、清水健太郎、羽賀研二、三浦さん。なんで私の好きな人は逮捕されちゃうんだろう」なんて話。

2月23日 デート,映画『ジェシー・ジェームズの暗殺』,三浦さん!

2008-03-12 00:21:25 | 抱茎亭日乗メモ
 ものすごい風。春一番だそうだけど、寒い!
春一番て、もっと生暖かい風だと思うのだが。夕方になって風向きが変わったのかな。

風で? 部屋がギギギ、と変な音が翌朝までし続ける。

 NHK『土曜スタジオパーク』で、小野文恵アナウンサーがなんだか焦っているようだった。
ゲストは川平慈英で、話が全く面白くなかった。
最後に小野アナが「ちりとてちんちん……スミマセン、私がかんでしまいました」。
ガハハハ。ビビる大木もハッとしていて、可笑しかった。

 デート。感動的に仲が良い2人。
でも今日、恋人ではない好きな人に告白される夢を見た。
これは密かな(じゃないか)願望。
実際あり得ないし、あったら困るけど、困ってみた~い。

恋人にも、密かな欲望とか変わった趣味とか、あったりして?
エディソン・チャンみたいな嗜好がないのは良かったと思うが、ああいう趣味って、どういう心理なんだろうか。
イケメンなのに? イケメンだから? 自己愛の強さ? 蒐集癖の一つ?

 映画『ジェシー・ジェームズの暗殺』を見る。
この男たちの心理も大変興味深い。
男の男に対する憧れ、崇拝、嫉妬、憎悪。悪、金、支配に対する欲望と反発。
暴力、恐怖、緊張、不信、葛藤との親和性。

私は強盗犯ジェシー・ジェームズの伝説を全く知らなかったので、どこが言い伝えられていることと違うのかわからない。
聞いたことがあったとしても、どっちが真実に近いのかはわからない。

金持ちから金を奪い弱きを助けるヒーローとして描かれる物語よりは、この映画の方が私は好きだと思う。
ブラッド・ピットもケイシー・アフレックも非常に良かった。

 犯罪者がメディアにあることないこと書きたてられ、時の人となりヒーロー扱いされ、身内に暗殺され謎めいた伝説となった映画を見たこの日、サイパンで三浦和義さん逮捕のニュース。

なんでまた? 本当に波乱万丈な人生だよなあ。
三浦さんはかつて「銃撃事件の目撃者証言の存在を日本の警察・検事は隠していた。改めて捜査をして欲しい」というような発言をしていた。
それが実現するのはいいかもしれないけど、自身が逮捕されて容疑者という立場となって、とは思っていなかっただろう。

ジェシー・ジェームズと比べるなよ! と言われそうだけど、私は共通するところは多いと思う。
メディアに持ち上げられたり貶められたり、本人もそれを利用しているところとか、用心深いのか脇が甘いのかわからないところとか、貧しきもの、弱者に優しいところとか。

身体が心配だけど、無事で帰って来て、何があったのか聞かせて欲しい。

2月22日 留学生文学賞,『檸檬屋新宿』

2008-03-10 01:21:19 | 抱茎亭日乗メモ
 宮崎学さん、『檸檬屋新宿』の住枝さんらが審査員をしている「留学生文学賞」の表彰式とパーティーがあって、私学会館へ。

『SOULWORK』の和柄トップスに『Giambattista Valli』のピンクスカート。

ししろうさんによる詳しいレポートはこちら。

今年は大賞受賞作品は無し。
「全体のレベルは毎回上がっている」とか「日本語表現の完成度と、文学作品として成立しているかのバランスをみた」とか「それぞれの作品を自国の言語で書いたら、自国で通用するのか」とか、審査員の言葉いろいろ。

宮崎学さんは「日本人学生が外国へ行って、現地の言語を学んでこのレベルの作品を書けるのか。自信はない」。
だからこういう賞があることは素晴らしいし、入賞者は偉い。
そして毎回思うけど、留学生の皆さんのスピーチは面白い。
日本の新人文学賞の受賞者の真面目な言葉より遥かに。

久し振りに宮崎さんと電脳キツネ目組の人たちとお話。
次回の作品募集ポスターを作ったイラストレーターのかんべみのりさんとも話す。

受賞者には様々な副賞(沖縄旅行とか電子辞書とか絵とか水とか)が贈られるのだが、何故か私が群馬県水沢観音の饅頭のプレゼンターとして壇上にあがる。

 二次会は『檸檬屋新宿』。私は随分久し振り。
住枝さんは一次会終りから既に壊れかけていたが、一次会でスピーチをしなかった全員に一言ずつ喋らせ、留学生を「おーい、イタリア!」等と呼び、「俺の事好きだろう?」と握手を20回ぐらい求めていた。

『檸檬屋新宿』はかなり不思議な店だろうなあ、留学生にとっては。
毎年どんな留学生に会えるか楽しみなのだが、今年は男子が可愛かった。

私は終電で帰る。
住枝さんは「俺は寝る!」と言い横になっていた。
大阪在住の「イタリア」の彼は東京の友人と連絡が取れず。
いきなり檸檬屋泊になって、寝袋出してあげたけど、大丈夫なんだろうか……。

 帰宅後、宮台真司さんのお母様が亡くなったことを知る。
2月3日に『ラスト・コーション』を上映中の渋谷ル・シネマで宮台さんにお目にかかって、上海に住んでいたというお母様のお話をしてくれたのを思い出し、悲しくなる。

 留学生文学賞入賞者だけではなく来場者にも配られた水沢観音の真っ黒い饅頭を2個も食べて、寝る。
太るね。

2月21日 バーゲン,合コン大作戦

2008-03-05 02:19:38 | 抱茎亭日乗メモ
 三崎商事のバーゲンで南青山のポーラビル。
今回は『ドルチェ&ガッバーナ』の商品は出ないそうで、お目当ては『DSQUARED2』のみ。

約36万→約10万の舞台衣装のように重い豪華なスカートと、80%off?ぐらいで約5万円の金色ショートパンツを履いてみる。
仕事の前だったから全然時間がなくて決められず。
しかし我が家の収納場所も不足気味だし、いらないか……。

 すっかり遅くなったが出社。20時過ぎぐらいまで仕事。

 明日から3月2日まで雑誌編集部は休み。
最近あまり会えない恋人に「遊んでくれないと、また酒飲んでばかりになる」とメール。
謝られる。涙。次のデートが決まる。ゆっくり出来たらいいなあ。

 従兄弟Tチームと匿名希望Aさんチームの合コン企画をメールで打ち合わせ。
前回映画人チームの時は私も世話人ながら興奮したけど、今回はどうなることか。