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マリバール 文集・ギャラリー

5月17日 「鹿児島県議選弾圧冤罪事件をとおして 日本の司法・国家の変革を考える」討論集会

2007-06-03 23:39:21 | 抱茎亭日乗メモ
 仕事を早退して総評会館へ。
「鹿児島県議選弾圧冤罪事件をとおして 日本の司法・国家の変革を考える」討論集会の司会を宮崎学さんが勤めるとのこと。

電脳キツネ目組の人たちもたくさんいて、挨拶。
本日昼間にも宮崎さんのイベントというか勉強会があったことを知る。
ううう。不覚であった。でも知ってても仕事で行けなかったが。

北海道警の裏金を暴露した元北海道警の原田宏二さんのお話は大変面白かった。
山梨県で選挙違反をガンガン取り締まっていた経験を持つ原田さんが、当時「選挙違反」をという犯罪をどのように捉えていたか、どのように検挙したか、どのように落としたか。
「超簡単! 選挙違反事件での”お手柄”の作り方」みたいな話で、会場爆笑。
やがて背筋が寒くなる。

鹿児島の12人全員が無罪となったのは、私たちが東京で見ていると「当然じゃん、警察も検察も馬鹿だね」と思うが、地方社会では意味も重さも人々の意識も全く異なる。

地方のメディアが熱心に報道しても、東京ではまるで無視ということは少なくない。
だから原田さんは「この集会が東京で開かれることの意義は大きい」と言っていた。

 終了後皆は『檸檬屋新宿』へ。
大阪から上京している組員も来る、とのことで私も行きたかったが、別件があって会えず。
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5月16日 アクセス御礼,600円タクシー,大丈夫か?,映画『ハンニバル・ライジング』

2007-06-03 23:22:01 | 抱茎亭日乗メモ
 9日にアクセス数の目標を150ipにする、と書いたが、15日が362pv、151ipでクリア。
16日は439pv、160ipで、おお、気分良いね~。次は200ipを目指す。
皆様、ありがとうございます! 面白いですか?

 滅多に見ない初乗り600円タクシーに乗った。この辺りでは3台しか稼動していないらしい。
「もっと増やせばいいのに」
「あまり知られてないですからねえ」
「車体に大きく『600円タクシー』て書いたらいいのでは?」
「そうですねえ」
運転手として働く側にとっては安い料金は売りにしたくないのだろうか?

しかし、いつもは初乗り料金660円で行ける所、680円かかった。
なんだ、安くないじゃん!

 恋人も大変だが、大切な友達も突然大変なことになり、心配で動悸がする。
その友達を別の友達に繋いでいるので、別の友達も大変なことになるのではないかと不安になり動悸が激しくなる。
なんとか解決をと祈る。
でも、友達はきっと大丈夫。今までだって乗り越えてきたじゃないか。頑張れ!

 今となっては惰性で見ているハンニバル・レクターもの。
ほとんど興味はないけれど、全部見てるので『ハンニバル・ライジング』も見る。

変だった。レクター、顔違うし。もっと丸顔じゃないと、イメージ違い過ぎる。
女が日本人じゃないし。様式もセンスもあれは「Japanese」じゃない。

隣のオバサンは「うわ!すごっ」とか言って猟奇的なシーンを見ていた。
しかし、現実社会で母親の生首持参で警察に出頭する少年もいる。映画を超えている。

少年は「戦争やテロがなくなればいい」と言って、母親を殺した。らしい。
全く意味がわからなかった。
でも『ハンニバル・ライジング』を見て、わからなくはない、と思えた。
レクターは戦争中に家族を惨殺され、妹を食べさせられるというおぞましい経験から異常人格となる。

少年がこうなったのも戦争のせい、戦争が悪い。
戦争をするのは誰だ、ブッシュだ。大人たちだ。
ブッシュが悪い、大人が悪い、身近にいる大人は? 母親だ。母を殺そう。……とか。

しかし、実は少年は「戦争やテロがあればいいのに」と言った。らしい。
なんだよ、それなら始めからわかる。
単なる好奇心から人を殺したい、みたいな人は昔からごくたまにいる。
教育とか幼児期の恐ろしい体験などが原因ではなくそうなった、或いはもともとそうだった、と思われるような人がいる。

そうであれば、恐ろしいことだが、今回母親が被害者であったことは良かったのではないかと、私は思う。
もし自分が少年の母だったら、兄弟や近所の子供やお年寄りや女性を殺すくらいなら自分を殺せ、と思うだろうから。
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5月15日 お仕事無しよ

2007-06-03 06:27:45 | 抱茎亭日乗メモ
 やはり恋人は心配なことになっていた。
大変なのは彼なのに、彼が謝るので、私は涙。

 随分前に派遣会社から5月23日の仕事の話があり「空けておいて」と言われていた。
かつて2回働いたことのある現場で、2回目に仕事をする前にクライアントから社長宛に
「桜井さんは仕事熱心でいいけど、髪を赤と緑にまだらに染めるのは止めてほしいのですが……」とクレームが入り、その時はピンク1色だったのでいいかな、と思って恐る恐る行ったら「おしゃれだね」などと言われて、平気なんじゃんと思った。

3回目は直前にクライアントから断られたので、今回もどうかな、と思っていた。
今日、手配担当の男性から電話があり「常識的な髪で行って下さい」と念を押される。

オレンジに染めてから1ヵ月半経っているから、今はオレンジと言うより明るめの茶髪。
しかし、クライアントがそう言って来るからには、これで許されるかはかなり微妙。
「事前に言ったのに、またかよ!」と怒らせてしまうかもしれない。
出来れば真っ黒な髪で、ものすごいコンサバルックで行った方がいいのだろう。

「黒く染めることは出来ませんか?」と手配担当者に言われる。
「すぐには難しいです」
1日の仕事のために美容院に行き、したくもない色に変えるのもねえ。
「羨ましいです」と手配担当者。なんでやねん? 私は悲しいです。
仕事が無いと困る、紹介してくれ、と五月蝿く言って、やっと紹介してもらったのに我儘な事で大変申し訳ない。
謝って、電話を切る。

受話器を置いてすぐ、「カツラがあるじゃん」と思いつく。
押入れから取り出し、被ってみる。
酷い。こりゃダメだ、と一人で笑う。
黒髪の下からオレンジの髪がはみ出して、2段染めだよ。

胸までの長さの黒髪のカツラもあるのだが、髪の毛の量がハンパじゃない。
これじゃ貞子だよ。ガハハハ!
初夏の陽気にこれを被って8時間は働けんだろう。

ということで、完全に諦めた。
悲しくて可笑しい一人カツラファッションショーであった。
この写真は「ヘアカタログ」には載せられない。悲し過ぎる。
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