The collection of MARIBAR 

マリバール 文集・ギャラリー

7月26日 レッドカード?

2006-07-28 03:28:08 | 抱茎亭日乗メモ
 どうやらレッドカードが出たらしい。
いつものように、マイミクさんの日記を読もうと思ったら
「申し訳ございませんがこのユーザーのページにはアクセスできません。」
というメッセージ。あらま。

しかし、面白いんだけど、日記更新のお知らせは来るし、先方がアクセス拒否してもこちらのマイミクさんではあり続けるのか?
例えば私の別のマイミクさんは私を経由して私がアクセス拒否されている人の日記が読めるのか?
よくわからないけど、まあいいいや。

 mixiではアクセス拒否だが、リアルでは交流あり?なわけないか。
ということは『N画廊』に次ぐ、出入り禁止か?
『N画廊』N氏には直接言い渡されたのでわかりやすかった。

昔はピーピー泣いたりしたものだが、今は「絶縁する」と言われれば「ああそうですか」。
「出入り禁止」「あら、残念」
「アクセス拒否」「はいはい、どうぞ」
それでどんどん人間関係や活動範囲が狭くなっているかと言えばそんなこともなく。
(元内縁夫との別離は例外)

人との関係は常に丁度よい距離を求めて変化をする。それだけのこと。
より濃い人々とより濃密な関係を築いていく努力をしたい。

7月24日 『なすび』

2006-07-28 01:52:30 | 抱茎亭日乗メモ
 7月23日未明、なすびの千秋さんからメール。

>  金曜夜 母上がいらっしゃいました
(略)
> 真理さんには絶縁状を出している状況とか、みんなに話してくれました。
> ホントニ面白い特別な親子ですね。母上の話を三人で聞きながら質問を
> ビシバシとぶつけましたよ、普通では解らないからね、 親である自分が
> 一番と信じていらっしゃるのに なすびは優しくないからね。
> 病気のことや いろいろと真理ちゃんのことは150000人が
> ネット知っていますよ と言ったら ビックリしてました。
>
> いろいろと親子の食い違いがあるようですが 根本は
> 9人姉妹の大家族で育った母上と 一人っ子で育った真理ちゃん
> の生育環境による違いなのではないかと思いました。
> 母上と同世代で似た時代・環境(4兄弟)の私には、母上の気持ちが
> 少しは解ります。けれども 育てたわが子の環境や時代の状況認識が
> 自分とは大きく違っていることに不満なのかもしれませんね。
>
>  先日 真理はガンだかなんだか病気で40度の熱でも病院へも行かず仕事に夢中で
>  電話でも話したくないって切るし ひどい娘なの。などなと色々言うので 重病な
> ら
>  普通の母親なら 娘が心配で すっ飛んで診に行くはずなんだけど-----
>  といったら 少しの間ワナワナと 目と口を開いて黙ってしまわれました。
>
>  もう大人の娘なんだから かまわない 援助しない 放っておくのが一番いいとも
> ね。
> 父親とは中学の数学0点( 教師のミスで )事件から 口きかなくなったそうな どこ
> までホントカ?
>
>  娘も 両親もまったく対策不適切な模様なので みんなは大笑いでした。
> 母上は ひどい客ばかりのなすび と思われたことでしょう。
(略)
>  真理ちゃんの母上はなすびに腹立てたか 楽しかったか解りませんが
>  ずけずけと率直に忠告する爺たちに囲まれて少しは薬になったかもしれません。
> 真理ちゃんは 薬よりも刺激剤らしいね。 もうそろそろと対策変更し 
> 親の脛 齧るか蹴飛ばすか やんわりとなでるか 傾向と対策ですね。

 とのことなので、24日、会社でもらった岩牡蠣や、鮑(にしては小さく、トコブシにしては大きな貝)、梅酢蛸などを持って『なすび』。

 千秋さんの話によれば、母は元気なようで、よござんした。
母の言う、数学採点ミス事件は私は全く記憶にない。母に都合のいい物語なのでは?

千秋さんには「絶縁を撤回するなら話を聞くって、ちゃんと言ったの?それを言ってやんなきゃ」と絶縁状に返事を書くことを勧められた。
しかし、絶縁状に返事を書くなんて、あるのか?変だよなあ。

「親子なんだから」と他のお客さんも言っていたが、親子の縁は切れないからって、大切にしなくてはいい関係にはならない。
気に食わなければ何度でも「縁を切る!」って「狼が来た!」ってことか?
ばかばかしい。

千秋さんは「兄弟がいないから親の脛は自分のものだと思ってると、他人にあげちゃったりするんだよ」と言う。
あげたきゃあげれば。母の脛は私のものではなく、母のものだ。

そこは一人っ子の余裕で兄弟に齧られるわけでもなし、
差し出されれば齧るけど自分でガリガリ行くつもりもなく。
脛のために母に擦り寄るのもいやらしいし、親という立場の上に脛を持ち出して威張りたいとか命令を聞かせようとかいうなら、私は「結構です」。
絶縁されたのだから「母は無一文で死んだ」と思えばいいのでは。

千秋さんには

「また何か母から動きがありましたら、その時に『絶縁撤回するなら話は聞く』と言うということで。」

と返信。

母が、写っている人の分を焼き増しして持って来たという、昨年8月15日のなすびコンサートの写真をもらう。
満面笑顔の母。元気で何より。

7月23日 『酒・肴 おまた』開店10周年記念パーティー

2006-07-28 00:43:04 | 抱茎亭日乗メモ
 池袋の日本酒が美味しい店『酒・肴 おまた』の開店10周年記念パーティー。
ゆりかもめ青海駅前の船乗り場から『セレブリティー1号』というちょっと気恥ずかしい名前の船で東京湾クルーズ。おしゃれだねえ。

 参加人数は60人ほど。『おまた』は小さな店なので、この数はすごい。
ビュッフェスタイルのイタリアンで飲み物はフリードリンク。
当然『おまた』なので日本酒も『波瀬正吉』とか『十四代』とか。
ワインもいいものが揃っているらしい。

 もしや母が来るのでは、と思ったが登場せず。
しかしみんなに「お母さんは?」と聞かれる。

母には、5月20日に『おまた』で絶縁されたのだった。
おまた兄によると、最近「その後娘は来ましたか?」と電話で問い合わせがあったらしい。

私と母がぎゃあぎゃあやり合ってる時に隣にいた女性にも「お母様あれからどうした?」と聞かれる。
「絶縁状が来て、それ以来会ってませんが、元気みたいです」
「母親と娘って、いろいろあるわよね。わかるわ」
それから周りの人と母の話で笑う。

 ゲストも豪華。皆さん『おまた』のお客さん、というところが素晴らしい。
歌手渕上雅代さんの演歌、落語家入船亭扇治さんの一席、津軽三味線金沢栄さんの三味線と、贅沢な宴。

 おまた弟Jr.が興奮気味に「デッキに行こう!」というので階段を登る。
「あっちの船の方がいい!」と彼は言う。
屋形船にカラフルなライトがついていて、少年の目には気になるようだ。
どう見ても「セレブリティー1号」の方が趣味も悪くなく、豪華なんだが。
「えー、ここに溜まってる中で、この船が一番かっこいいよ!それにこんな豪華な宴会をやってる船はないじゃん」と私。

 金沢栄さんは津軽三味線暦44年になるそうだ。
金沢栄さんの三味線を初めて聞いたのは新宿の『地酒屋』。
もう10年以上前になるかもしれない。今日も素敵だった。
11月には面白い場所でコンサートをやるそうで、楽しみ。
金沢さんにも「お母さんは?」と聞かれる。

 何故か、知り合いの店に今年開店10周年が多い。
先日は阿佐ヶ谷『ストロベリーフィールズ』が10周年。
多分、渋谷『MILLIBAR』も今度の12月で10周年じゃないかな?
お店を続けるということは本当に大変で、すごいことだと思う。
最近は飲み歩く機会も減ってしまったが、応援しなくちゃ。

 21時下船。恋人に会いに行く。「酔っ払ってる?」と言われる。
ありゃ?変?それ程飲んでないつもりだったが。
別れ際にチュウをしようとしたら「人がいる」と避けられる。ぷう。
やっぱり酔っ払ってるかも。

帰ったら「ごめんね」と電話が来る。無問題。チュ。

7月15日 BAR 某にてジダン考

2006-07-16 17:54:04 | 抱茎亭日乗メモ
 ジダンの会見を見て「頭に来た!」「かっこ悪いぞ!」という熱心なサッカーファンのmixiマイミクさん。
彼は大塚にあるバーのマスターで、ワールドカップ中はお店もイベントで大賑わいの様子。私は顔を出していないが。

会見を全部見たわけじゃないけど、私の反論。

「私は『よし!』と思いましたよ。
素人を拳銃で殺したわけでもなく(酷い例えでスミマセン)、サッカー選手相手に頭突きでしょ。
正しい喧嘩なのでは。

子供が、家族が見ているからこそ、やるべきだったと考えます。
『ここは優勝のため、フランスのために我慢』とか『俺は世界のジダン、大人だぜ』とかの方がかっこ悪いと思うんですけど。

ま、文化の違いですかね。
私はスポーツより喧嘩のほうが面白いんで、余計なことを、スミマセン。」

> という事は、 引退の後は、  k1 ですか!!

「いや、今は格闘技もスポーツの一つ、喧嘩とは違うと思います。
って偉そうにすみません。

他人や組織の決めたルールを守って戦うより、
己の価値観、生き様で、仲間(家族)のために戦う道をとっさに選んでしまったなら、『法より掟』を実践しているわけなので人として、男として素敵だなあと。

そして彼の行動は問題提起となり、世界に議論を巻き起こしたのだから、喧嘩としても一流だと思いました。
体育館の裏でやったらダメです。それはかっこ悪い。

私も偉そうですが『許せない』と言ってる人は、自身の愛する人が侮辱されても黙って耐えるのか?
『そんなことよりボール、ボールはどこ?』が正しく美しいあり方と考えるのか?
仮にジダンが自身の家族で、自分のことを侮辱した相手に頭突きを食らわせたなら、『なんてバカなことをしてくれたんだ!』と責めるのか?

なんてことを考えただけで、彼の今後には特に何も期待していません。
どちらかというと、はちゃめちゃな面白いタイプの方が好みなので。
彼はとても真面目な人という印象です。

って、門外漢が長々と、本当にスミマセン。 」

と書いて続きはお店で。
目白のバー『なすび』の常連でもあるHさんが大塚のお店3軒と一緒に作ったオリジナルウィスキー「大塚」を飲みながら。

「何を言われたかを、ジダンは言えないんですよ」とマスター。
「言いたくないんでしょ。あまりにも酷い言葉だから」
「いや、暴動になるから言わないように言われてるんですよ。政府にも」
「でも、侮辱された、侮辱した、ってことは認めてるんでしょ。侮辱されたんだから、やるべきでしょう」
「手を出したら負けですよ」
「手を出させた方が勝ちってことか。でも瞬間的に判断はしてるんでしょ。これをやったらどうなるかってことぐらい」
「ただ頭に来てやったんでしょ」
「そうなの?一流選手なのに?」
「今までも何回もやってるんだから」
「だったら尚更どうなるか知ってるでしょう」
「それまでの試合の流れもあったんじゃないですか。見てました?」
「いえ、全然」
「こうでああで」
「ふうん。で、お母さんやお姉さんは『そんなことより優勝して欲しかった』って言ってるの?」
「いや、それがジダンのお母さんと、侮辱したマテラッツィのお父さんが出てきて言い合いしてる」
「ぎゃはは。おもしろーい!」
「面白きゃいいってもんじゃないでしょう」と憮然とするマスター。

私が店に行く前に書き込まれていたマスターのコメント。

> サッカーは、スポーツですよ!
>
> 喧嘩では、ありません!

仰るとおりで、私のコメント。

「昨日はご馳走様でした。

そう、サッカーはスポーツ。
サッカー選手も喧嘩をする。個人としての掟で。
サッカー選手であるからサッカー界の掟でも裁かれる。
サッカー選手である前に個人であることを、肯定するか、否定するかって話ですかね。

面白かったです。ではまた。」

私は全面肯定派。
「国を代表するサッカー選手なのだから感情をコントロールするべき」
なんて言ってるから、中田だってバカらしくてやめちゃうんでないかい?

金より名誉より個人の誇りと自由、な感じでどちらも好感度高し。
背景、人柄など何も知らないけど。

これは機微に触れるかもしれないので、ネットではなく直接話したかったことだが、マスターは在日韓国人の3世である。
全く状況は違うだろうとは思うが、アルジェリア移民の2世であるジダンを自分に引き寄せて考えても意見は同じなのだろうか?
サッカー選手とバーのマスターは違うのか?

そのあたりを次回は聞いてみたい。
って私もしつこいね。レッドカード出されるかしら?

6月28日 セレブ母娘誘拐事件

2006-07-10 02:16:43 | 抱茎亭日乗メモ
 美容整形にはまっている友人は、あの誘拐事件の母池田優子のクリニックで手術をしたのだった。

彼女の場合は、お母様がテレビで池田優子を見て「ここへ行きなさい」と言ったらしいが、テレビ出演してセレブ生活を公開する事でお客と誘拐犯を呼んだわけか。

 私は「会う度髪型が違う」とよく言われるが、友人は会う度顔が変わっていく。
先月は目がくっきり二重になっていた。

眉間から鼻筋に何か入れたとか、顎をとんがらせたいけど失敗すると顎なし人間になっちゃうとか。

アートメイクを学んでいる友人もいて、彼女は「アートメイクをすれば寝起きもバッチリ。常にスッピンでも大丈夫」と言うのだが、それってスッピン?

睫毛パーマはいい、、睫毛エクステンションは取れやすくて、取れる時は自分の睫毛も抜けちゃうから、もうちょっと(技術の進歩を)待つべきだとか。
この二人とは、ほとんど美容ネタ。

ついには自ら美容皮膚科をオープンすることになった友人。
「ビジネスでやるというより、自分のところにあれば通うのに便利、って感じなのでは?」と聞いたら笑っていた。

私自身は年取ったらいろいろやるんだろうな、とは思っていたが、まだそれほど興味はなかった。
しかしこう情報が入ってくると、はまってしまうかも。
歯の矯正を皮切りに、豊胸、脂肪吸引、それからそれから?

「年をとることを否定的に考えたくない」
「年齢にこだわりたくない」
なんて言ってて、完全に矛盾してるね。

7月8日 スカパラin日比谷野音,下高井戸『爺』

2006-07-10 01:19:01 | 抱茎亭日乗メモ
 ベース川上君のご招待で東京スカパラダイスオーケストラ『WILD PEACE TOUR』初日の野音ライブを見る。

 ギリギリの時間に地下鉄日比谷駅の表示に従って地上に上がったら、野外音楽堂と対角線上真反対の出口だった。
右往左往して音楽堂の前でオープニングの歓声を聞く。
チケットが手に入らなかった人たちが「おお、ばっちり聞こえる!」と盛り上がっていた。

満席。関係者エリアは階段の立ち見だけど、踊り見跳ね見なので無問題。
スカパラの日比谷野音ライブは11年振りだそうで、ギムラさんの追悼ライヴ以来なのかな。

 カッコイイ。スカパラは昔からカッコイイ。今も変わらず、大変カッコイイ。
2ちゃんねるでは「有名人好き。有名人と知り合いなのだけが自慢のバカ」などと言われる私。
しかし私は有名人が好きなのではない。有名人と知り合いなのでもない。
かっこいい人、才能ある人、面白い人が好きなのだ。有名でも無名でも。
川上君、谷中君、沖君らとは知り合いではない。学生時代いっつも一緒に遊んでいた友達。
それは自慢。最大の自慢。誇りよ。悪かったわね、おほほほほ!

どいつもこいつも素敵なんだけど、私は沖君のキーボードがかなり好き。
あんなに激しく踊るキーボードって、他にいるか?
今日は鍵盤の上に四つん這いになって弾いていたいたような気がするが、大丈夫なのか?

ああ惚れ惚れ。

 終了後、芋焼酎を川上君に渡す。
「差し入れは何がいいかな?」と聞いたら

>やあ、そんな重いのに、悪いからいいよ、芋焼酎なんてー(笑)!!

とリクエストがあって、焼酎バーでアルバイトをするナインアンダーの松本美弥子さんに相談。
松本さんお薦めのものは伊勢丹の酒売り場になく、蔵元の人に薦められて「白露」の伊勢丹限定3年ものにした。

 S君の彼女とAさんも一緒に、S君の35年前のアルファロメオで下高井戸『爺』。
噂の店に来られて嬉しい。
名前から想像していたのと違って、モダンな店だった。
隣がお父さんがやっている寿司屋で、魚はそちらから。『爺』のメニューにもお寿司がある。

魚はどれも美味しかった。酔っ払いの失敗談いろいろを聞く。

終電で帰宅。ああ面白くて美味しくて、楽しい一日だった。
 

停戦?

2006-07-01 11:57:36 | 抱茎亭日乗メモ
 目白のバー『なすび』の千秋さんから「ブログ見ましたよ」とメール。

> 面白い 特に母親批判が面白い
> 単純に読めば どうにも困った母親父親のようだけど
> ひとり娘を見守る親ばかだと思えば 至極普通の両親ですよ
> 一人っ子は いろいろ問題が起こりやすいのだろうと思う
> 中国なんかは 一人っ子ばかりだから これから心配だ
> 女性は子宮で思考するという説があって 男と思考の回路が異なるから
> 議論するのが無駄だとか 私はそうは思わないが
(略)
> なすびにおいでの女性客のお話は 男よりもほんとに役に立って
> 面白いね。

 18日に親戚を、24日に元同僚を招集した母だが、その後連絡はない。
どうなったか知らない。

 16日の夜、私同様母に縁切りされたT叔父からメール。

> その後攻勢はないですか もう諦めたのかな しんせきの会合はやるのかな もしやればそのあと誰かにたのんで電話してくるかもしれないね

「(略:母の元同僚)の先生以来ぱったりです。
母が出してくれると言った歯の治療費の支払いがあってきついです。全くもう!」

 17日の昼、母から招集がかかった、T叔父の息子で私と同い年の従兄弟Tからメール。

> お誘い頂いていますが、ご遠慮します。父のことでもめているようなので、息子としては行きにくいことお察し下さい。皆様にはエレベーター事故の件で忙しいようだと言っておいてください。直前にすみません

「あら、聞いてませんか?私も叔父さん同様母に縁切りされて、叔父さんと共闘戦線なんです。
だから私も行かないし、連絡もしないです。ごめんなさい。全く迷惑な話よね。なんなら叔父さんと3人で飲みますか?
お仕事大変かな。体に気をつけて下さい。」

従兄弟Tはエレベーターのメーカーだかメンテナンス会社だかで働いており、地震などがあると大忙しなのだが、今回のシンドラー事故では大変なことになっているのだろう。
シンドラー事故の前から会社を辞めたいと言っていたが、大丈夫かな。

T叔父に報告メール。

「Tからメールがあり、明日は行けないと。私も縁切りされたこと知らないみたいでした。叔父さんと喧嘩してTだけを呼ぶのも全く迷惑、おかしな話だし、Tが戸惑うのも当然ですよね。
じゃあ3人で飲みますか。」

と二人に提案するも応答なし。

 恋人は「(母は)今、少しは反省してるのかな。何を考えているんだろうね」と心配してくれる。
しかし多分母は、冷たい娘に捨てられたかわいそうな自分、としか思っていないだろう。

中高校生の親殺し事件が増えているけれど、私も当時何度心の中で親を殺したか。

「親子の縁は切れるものではない」とよく言われる。確かに縁を切っても母は母。
しかし、命はあっても関係が殺されている絶縁親子などいくらでもいる。
交流があってもそれが冷え冷えとしたものなら、ないほうがましなのでは。

 日記の読者Mさんからのメール。

> 出来る事なら、関係を修復した方がいいと思います。
>
> 実は、僕にもほぼ絶縁状態だった弟がいました。
> この弟が一昨年自殺しました。
>
> 色々あっても本当にいなくなると
> 残された者は、結構虚しいものです。
> 納得はいかなくても、もう少し距離を縮める努力は出来たかなぁ
> と振り返る事が、最近よくあります。
>
> すみません
> 余計な言葉だったかもしれません。

そんなことはありません。ありがたいことです。

Mさんの弟さんのことは大変辛い。心が痛む。

和解について、私は全く拒否していない。母次第だ。

Mさん、千秋さんのメールで、人と交わす言葉の重み、関係の維持と無常について改めて考えた。

私は「母が縁切りを撤回するなら話を聞く」つもりでいる。
しかし母は「話(=命令)を聞くなら縁切りは撤回する」と思っているのかもしれない。

そして、そう思ったままどちらかが死んでしまっても、仕方がなかろう。
嫌だといっても、そういうものなのだ。
嫌な方が動けば、抗えば、事態は変わるかもしれない。
しかし、私はそれでいいと思っている。

子供の頃、心の中で両親を殺して以来、私の冷え冷えとした両親への愛は少し溶けてはパキッと凍るを繰り返しているのかもしれない。
母が「冷たい娘だ」と言うのは正しいのだ。
しかし、冷たい人間に「冷たい!冷たい!」と言っても、何も変わらないという事を知るべきだ。

停戦じゃなくて、冷戦か。