The collection of MARIBAR 

マリバール 文集・ギャラリー

6月13日 快適水回り,映画『毛皮のエロス』,『MILLIBAR』

2007-06-18 18:09:32 | 抱茎亭日乗メモ
 キッチンの蛇口の水漏れを直して貰う。これで水道代も少し安くなるのでは。
お風呂の排水の詰まりも解消して、快適。
大家さんが住んでるマンションだと管理もしっかりしてて、良いね。

 映画『毛皮のエロス~ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト~』を見る。
以下ネタバレあり。

いきなり素っ裸のオジサンが庭で芝刈り機。笑った。
多毛症の男性の部屋には『成山画廊』で見た写真があり、異形の人たちがたくさん登場。
裕福な家庭の美しい主婦ダイアンはそういう人に強く惹かれるタイプだった。
エロスというより、主婦の自分探し、芸術、写真への衝動を描いた映画だった。

多毛症の男性はダイアンが写真を撮り続けるように、空白のアルバムを遺して死ぬ。
当然ダイアンは彼らの周りのフリークスを撮るのかと思ったら、冒頭のヌーディスト村へ行くのだった。

映画としてはあまり面白くなかったけれど、ダイアン・アーバスという写真家には興味を持った。
ダイアン・アーバスの写真

 『MILLIBAR』に寄り、見てきた映画の話、本の話。
お客さんで新書の進行管理をやっている人がいて、新書のヒット作について聞く。
手嶋龍一,佐藤優『インテリジェンス 武器なき戦争』とか、皆読んでいるんだなあ。

6月12日 腰痛,ゴーヤ君,恋人

2007-06-18 15:33:20 | 抱茎亭日乗メモ
 夏に向けて、エクササイズに励む。
先日始めたヨガのポーズも入れたりして張り切り過ぎたのか、バッグに重い荷物を詰め込んだせいか、腰痛。
人生初めての本格腰痛かも。どうしよう。病院に行くべきか?
とりあえず腰痛体操などしてみる。

 先日、誕生日だった友人に会う予定で花束を買って行ったら、友人の体調不良でドタキャン。
お祝いと励ましのプレゼントのつもりがお見舞いの花束となってしまった。 

 そう言えばゴーヤ君も誕生日だったっけ。

「お誕生日おめでとう! 楽しいお誕生日を。
『飲もう』メールに無反応だとものすごい不安なんだけど、勇気を出してメールしてみました。アハハ。」

とメール。夜になって言い訳メールが来る。

「良かった、ナニヲさんに続けて絶縁されてなくて。
落ち着いたら連絡下さい。美味しいもの食べに行きましょう。
プライベートのいろいろ?結婚するんですか?子供?借金?ご家族に何か?
私もお腹壊しやすいので、お互い体を大切にしましょう~。パパになるんだし。あ、違うか?」

 今日も恋人とは仲良し。「可愛い」「素敵」 笑う。愛も誉めて育てる。大事だね。

6月11日 デート,学校が弁護士に相談?

2007-06-18 05:49:37 | 抱茎亭日乗メモ
 デート。
ボラットのように「ナァァァイス!」と叫びたくなるような、楽しいひと時。
人前ではクールな恋人が可笑しくて、ニヤニヤしてしまう。

 学校が弁護士に相談、のニュース。

<学校法律相談>教員支援の弁護士配置 東京・港区

 東京都港区は今月から、区立の幼稚園、小中学校に対する保護者や住民からのクレームやトラブルの解決法を教員に助言する専門弁護士を配置した。文部科学省は「学校トラブル専門の法律相談は聞いたことがない」といい、同区教委は「今は苦情も複雑多様で現場は頭を抱えている。弁護士配置は全国でも初の試みで、教員にはクレーム対応よりも教育にしっかりと時間を取らせたい」と話している。
 学校には、両親の離婚相談や同級生の親同士のけんかの仲裁、「チャイムがうるさい。慰謝料を払え」といった住民の苦情など、多様なトラブルが寄せられる。対応を誤って事態を悪化させることもあり、法律的見地から教育現場の専門アドバイザーとして、弁護士の相談窓口設置を決めた。
 区内5カ所の総合支所ごとに1人ずつ担当弁護士を決め、管内の区立校からの相談に随時応じる。担当は、保護者からの相談を受けた経験もある教育問題に詳しい弁護士が選ばれた。
 相談内容には、給食費を滞納する家庭への集金の注意事項までも想定。区教委は「専門相談を有効に使い、円満解決してほしい」としている。

(6月12日8時37分配信 毎日新聞)

いやな渡世だなあ……。
これが広がって、親が
「先生! うちの子はどうたらこうたらなんですが」
と面倒な事を言ったら、教員も学校も
「それは弁護士に聞いてみないと……」
みたいな対応になるのか?

親と教員、学校は直接話さず学校側の弁護士が親と対応するのか?
で、親の方も金があれば弁護士に相談、代理人同士で交渉?

親と教員が正面きらないようにするってこと? 何か変じゃないか?
弁護士費用は税金だよな?
親が学校に離婚や喧嘩トラブルを持ち込むなら、教員じゃなく親が気軽に弁護士に相談出来る場所を作ればいいんでないかい?

私は現場を知らないで言ってるのだが、これが悩める教員を救い、子供の教育に良い結果となるのだろうか?

6月10日 デート,『紀尾井町プラザクリニック』

2007-06-18 03:44:02 | 抱茎亭日乗メモ
 デート。先日の私の相談事に絡んでいろいろな話。
私は結構楽観的になっているのだが、彼は「やばいんじゃないか」と言う。
さて、どうなるだろうか。
彼は頼りになって、面白くて、素敵な人。実は彼も大変なのに。有難う。

 『紀尾井町プラザクリニック』。
上の歯に金属の留金をつけて、ワイヤーを通す。
また飛び出して痛くなる可能性はあるとのこと。ビクビク。

ワイヤーのなかったこの一月で上の歯が引っ込んできてしまった気がする。
歯の位置が変わって、頻繁に頬の裏側や唇の裏を噛んでしまう。
口の中は口内炎だらけ。
溶かして留具を覆う粘土状のものをもらったが、食事や歯磨きでとれてしまうので、効果はどうなんだろう?

舌を上の歯の裏側に当てる位置でキープするように言われる。
「らんろられり?(何のために?)」と聞いた。
「下顎が出てる人は、舌を常に下顎にベタっと置いてる人が多い。歯の位置を直しても、大きな舌が下顎を押し出してしまう。だから、舌を意識して上げるようにしないと、また出てきちゃうんだよ」と先生。

ほう。初めて聞いた。舌で上の歯を前に押し出せばいいのか。
歯列矯正で舌の筋肉を鍛えなきゃいけないとは驚き。。
しかも普通は、上の歯に舌を当てた状態で飲み込むものらしい。知らなかった。
皆さん、意識してました?

6月9日 失敗!,超5000pv/w

2007-06-18 01:22:04 | 抱茎亭日乗メモ
 大変なことになっている友達に、恐る恐る「ところで私の方の人間関係と利害得失はどうなるのかな?」と聞いてみたら「大丈夫、心配しないで」という反応でホッとした。

そう言えば友達はもうすぐ誕生日だったはず、と手帳をチェック。
はっ! まっずーい!
私がお祝いの言葉もなく、「大変でしょうけど、私の件はどうなるの?」とメールを送ったその日が友達の誕生日だった。

慌ててメール、電話。
「私酷いことした! お誕生日だったよね! よりによってあんなメール送って、ごめん!」
「ああ、そんなのいいよ」
いや、よくない。私なら落ち込む。泣く。
「ちゃんと言わなきゃ。 遅れちゃったけど、お誕生日おめでとう」

騒動勃発以来初めての電話で、相当参っているかと思ったら友達は意外に元気。
良かった。
大変なことは大変だが、前向きだし何をしなくちゃいけないかはわかっているようだし、助けてくれる人もいるみたいだし、大丈夫そう。

ハードな日々で身体は心配だが、声を聞いて安心した。頑張ろう!

 当ブログ、6/3~9の一週間のアクセス数が5694pv、1180ipで、初5000pv越え。
無料版gooブログで対応しているカウンターは、記事内に貼るしかなくて、しかもその記事のアクセス数しか表示しないらしい。
意味あるのか? と思うけど、毎日貼れってことか?

調べたら、複数ページに貼るとおかしなことになるらしい。
過去記事のカウンターを外して、最新記事に貼り付け、を毎日やれってことか?
変なの!

6月8日 相談,過去最高だが?

2007-06-16 10:40:02 | 抱茎亭日乗メモ
 大変なことになっている友達に絡む、私の人間関係と利害得失が気にはなるものの、友達が苦しんでいる時に「で、私の件はどうなるの?」とは聞き難い。

別の友人に

「こんな話しても返答に困るだろうけれど、
私の(略)はどうなっちゃうのかねえ」

と相談。というかぼやく。

> それやばい それはやばい。かわいそう!話聞いただけで息苦しい!

> (略)この場合は難しいですよねえ…
> (略)は尚難しいですよね…事は非常に複雑で、

とくれた返信の中に「信頼」という言葉があり、考える。

恋人に相談。明解な回答。しかし私にとっては厳しい決断と行動を迫るもの。
彼の返信にも「信用」という言葉がある。

母に相談。「わからないわ」。これもある意味明解。
よくわからないからどうしたらいいかわからない。
わからないから聞いてみよう、となる。

友達を信頼したいが、信頼が揺らいでいる。
友達は私を信頼しているか? 恐らくしてくれているだろう。
互いの信頼を獲得するために聞けばいい。確認すればいい。

「やはりちゃんと不安なことは聞いておくべきかと思ったので辛いところ申し訳ないけど、メールしました。
(略)
正直なところを教えて下さい。
もちろん友人関係は何も変わらないからね」

とメール。

「迷惑はかけない。安心して」と説明のメールが来る。

「わかった。ありがとうございます。大変な時に嫌な聞き方しちゃってごめんなさい。事情がわからない部分があったので。
(略)
かなり安心しました。」

 6月7日の当ブログアクセス数が1930pv。前の週1週間のアクセス数を超えている。
なのに159ip。不思議だ。
今まで、ブログアクセス数はだいたいip数の2倍強がpv数だった。
一人が2、3ページ見る、という割合。
7日の数字は何かの間違いか? gooブログ。カウントの取り方変えたのか?
誰か全ページ読破した人でもいるのか?

静かに読者は増えている模様。
しかし数字以外には何の反応もないので、よくわからん。

という訳で、gooブログも6月14日から漸くカウンターのブログパーツに対応したそうなので、設置!

……してみたけど、ここのページにあっても意味無いので移動!(2007年11月6日)

6月7日 冴島奈緒のヨガ&ストレッチクラス,『なすび』

2007-06-14 18:09:17 | 抱茎亭日乗メモ
 冴島奈緒さんが歌舞伎町でヨガクラスを始めたので行ってみた。
新宿区役所並びの飲み屋がいっぱい入っているビルの、元はスナックだったと思われる扉の向こうがスタジオになっている。

私がスタジオに着いた時、奈緒さんはバランスボールでストレッチをしていた。
奈緒さんに会うのは1年半ぶりぐらいか? ずーっと会いたかった。
身体を悪くしていた時があったので心配だった。

しかし、そんな大変な病気だったとは全く思えない、変らぬ美しさ。
ナイスバディと元気な声に安心し、体の柔らかさに見とれる。

1時間、楽しく気持ちよく、汗をかいてリラックスして。
私は身体がものすごく硬いので、ヨガ生徒としておちこぼれだが、また参加したいと思った。
今まで何回かヨガクラスに行った事があるけれど、続けて通った事はない。
奈緒さんのクラスは少人数制で参加者のレベルと希望に合わせてくれるし、何より奈緒さんの美しいボディをお手本に、というのがいい。

奈緒さんのヨガ&ストレッチクラスは、会員制スタジオ AXKICKにて、毎週木曜19:30~20:30。
興味がある人はお問い合わせを。→http://www.h3.dion.ne.jp/~axkick/jim.htm

 終了後、取材に来ていた東スポの記者さんと奈緒さんと運動後のビール。
アサヒスーパードライでも美味しい。

奈緒さんと知り合うきっかけとなった映画監督の高橋玄さんの話から映画『あるスキャンダルの覚え書き』の話。
「玄さんにね『映画面白かった』って報告して、奈緒さんのヨガクラスに通うんで、『私も覚え書きつけよう』ってメール書いたんです。アハハ、冗談ですよ」と笑う。
しかし、本当に金の☆シールをつけたくなるくらい、奈緒さんに会えたのは嬉しかったし、いろいろ話せて楽しかった。

(映画で、ベテラン女教師は新人女教師との接近に成功したり、関係が深まると覚え書きに金の☆シールを貼る。)

「真理さん結婚はしないの?」と奈緒さんに聞かれる。
「しないですよ。私結婚願望ないんです」
「そうなの?」
「私達の関係は、国家や法律に守ってもらわなくて結構。遊びですから。真剣ですけど」
「真剣な遊びよね! 私もそうだわ! でもたいていの男って引くのよ『遊びなのか』って」
などという話。ああ面白い。

 もっと飲みたくなって一人で目白『なすび』。
脚本家と演出家の若者がいて、6月15~17日に高田馬場のアートボックスで旗揚げ公演をするという。
友人で文学座の演出家松本祐子さんの話をしたら当然知ってて、祐子さんに是非見て頂ければと招待券を、私の分までもらう。
「彼らは『ぬけがら』は未見だそうですが、ご都合合いましたら是非」と、祐子さんにご案内。

なかなかかわいい脚本家君のお姉さんは端唄をやっていて、演奏を何回か聞いたことがある。
稲邑粋有芙(いなむらすいゆう)という人で彼女もかわいい。
松本祐子さんの弟君はお琴の演奏家。姉弟で演劇と邦楽とは、松本家と似ている。

 『太古八』の羽賀さんが登場。
千秋さんと共に、私はヨガ後でボサボサの髪なのに「いいねえ」と誉められる。
不思議だ。
私が「もう限界だ、早く美容院に行かなくちゃ」と思うと、人はすごくいい、と言う。
これが客観的に自分を見つめろということか? 違うか。

羽賀さんが「財布持たないで来ちゃった」と言うので、私がご馳走する。
といっても二人で2,000円也。喜ぶ羽賀さん。愛人28号ですから。

 ベルギービールをたくさん飲んで来た、という女性に「ブログ読んでるわよ、すごく面白い! 正直でいいわ! 頑張って更新してね」と盛んに言われて、非常に嬉しい。
ありがとうございます。

先日「目標アクセス数1日200ip」と書いたが、6日が701pv、215ipでクリア。
数字が増えていくのは「やった!」と思うけど、やはり人の言葉の方が励みになる。
頑張ろうっと。

6月6日 給水管洗浄工事,映画『あるスキャンダルの覚え書き』,『檸檬屋新宿』

2007-06-13 02:54:38 | 抱茎亭日乗メモ
 5月29日にマンション全体を断水してセラミック活水器とやらが取り付けられた。
給水管の錆や水垢の付着を防ぎ、配管の寿命が延びるらしい。

そして今日は部屋ごとに給水管を高圧洗浄するとか。
作業の人が入るので、早起きして掃除。
普段は布団敷きっ放しのすのこベッドも片付ける。

工事に来たのは若い可愛い男子で、ついでにキッチンと風呂の蛇口パッキンも交換してもらった。
今まで蛇口からポッタンポッタン、五月蠅かった。

キッチンの蛇口は中の金属が欠けていて、パッキン交換だけでは水漏れを完全に止められないので大家さんに言ってくれるとの事。
ならば一年前からお風呂の排水がスムーズじゃないのも見てもらおう。

 映画監督高橋玄さん推薦の映画『あるスキャンダルの覚え書き』を見る。
『スパイダーマン3』は玄さんが「いい」と言っても見ない。
私は玄さんをほぼ愛しているし、映画評も参考にするけれどハリウッド娯楽大作は嫌い(例外も有り)なので。
『あるスキャンダルの覚え書き』は偉大な女優ジュディ・ディンチ主演で玄さんのお奨めなら、間違いないはず。

間違いなかった。
ジュディ・ディンチとケイト・ブランシェットの女優対決、凄かった!

自分自身の友達関係に照らしてみると、『その子』の私はバーバラ(ジュディ・デンチ)的なところがあったと思うし、(た)ちゃんに執着された頃の私はシーバ(ケイト・ブランシェット)的立場だったかもしれない。
なので震えるほど恐ろしくも、愚かさが可笑しい。二人とも負けてない。女は強い。

映画が終わって、一緒に劇場を出た若い女性二人が
「やっぱり一人はダメよ! 一人でいるとああなる」
「あら、私がいるじゃなぁい」
と会話していて、知らない人だが一緒に笑った。

映画は素晴らしいが、公式サイトはプロダクションノートもインタビューもなくて、つまらない。

 『檸檬屋新宿』は賑わっていた。

間もなく離婚するという若い女性がいて「それは大変いいことだね、おめでとう!」と言う。
隣で彼女のお母さんがビックリしていた。
お母さんは「実家に帰って来い」というお父さんの命を受け、娘を連れ戻しに上京していたのだった。
しかし、東京で自由に楽しくやっている娘を見て、心配が少し治まり、『檸檬屋新宿』の住枝さんに「娘をよろしく」と挨拶にいらしたのだった。
住枝さんに会って余計に心配にならないか? と思うが。

私も内縁夫との別れ話などして、「結婚したいから結婚して、別れたくなったら別れて、いいじゃないですか、幸せへの一歩、扉ですよ! おめでとう、頑張れ!」と勝手なことを言ったら娘も「そうだー!」。

彼女にはやりたい事、得意な事、出来る事がある。若い。
「なんとかなる」と思うし、ならなかったら実家に帰ればいいし、やれやれー! どんどん!

私は世間的にはなんともならなかった見本かもしれないが、なんとか生きてる見本でもあり、他の人にどう見えようと、大切な人に大切にされ幸せだ。
あなたも、大丈夫よ。

6月5日 イイ男度

2007-06-13 00:00:40 | 抱茎亭日乗メモ
 恋人は素敵だけど、こうしたらもっといいのになあ、と思う事アリ。
「こういうわけで無理」と説明してくれる。努力はしている、可愛い人。
「でも、それじゃダメなんだなあ。他と比べていいんだから、こうしないのはイイ男度もマイナス、勿体ない!」
と私もシツコイ。
「まあそれでも素敵過ぎるんだけど。あまり言うと帰ってしまうかもしれないので押さえますが、頑張ってね」
と諦めない。
せっかくの素材の良さを活かさないとね!

6月4日 デート,『新日の基』

2007-06-12 01:41:34 | 抱茎亭日乗メモ
 恋人との時間はいつも心豊かなものだが、本日は記念日でもないのにゴージャスデート。
幸せで涙が出る。

ちよっとびっくりすることがあって、彼に「どういうこと?」「いや、何でもないよ」みたいなやり取りもあり。
ゴージャス慣れしていない私。エヘヘ。

 ささきもと子さんに制作依頼したペンダントライト或いはシャンデリアの、最初のラフ案を見せてもらった。

イラストを見せてもらって打ち合わせをするには汚い店は止めた方がいいかも、と思ったが、会ったのが22時近くで、こじゃれた店は思い浮かばずガード下の居酒屋『新日の基』。

もと子さんも来たことがあるらしい。ここはガイドブックに載っているのか外人率が高い。
隣の席も欧米か! な男性たちが大盛上がりで、もと子さんの声が聞こえないよ。

従業員も外国人。
カボチャの天ぷらを頼んだら、早速アフリカ系(多分)在日外国人が天つゆを、もと子さん持参の見本書類にボタボタと零してくれる。
まあ、こうなる危険を覚悟してこの店にしたので、文句は言わない。
おしぼりで紙を拭いてクンクンと何度も紙を鼻に当てるもと子さん。
でも、被害はカタログのコピーで、もと子さんのラフ案画でなくて良かった。

もと子さんもライトを作るのは初めてだそうで、楽しそう。私も長年ライトを探して未だ裸電球でしのいでいる。
ここはイサムノグチぐらいな「ささきもと子ライト」を期待している。
私としては、シャンデリアをストリングスアートで作るとこうなる! みたいなの希望。

6月3日 デート,『アプレシオ』,映画『恋愛睡眠のすすめ』,言い難い事

2007-06-11 03:38:45 | 抱茎亭日乗メモ
 デート。いろいろな話。

「書くこと」について。
かつて「もの書き」になりたい、と思った時期もあったのだが、今はまとまったものを書きたいと思わない。
近くにすごい仕事をしている表現者がいっぱいいて、私は圧倒されるばかり。
私の書くものなど、お金を払って読みたい人などいないだろう、と思う。

人様にお金を払って読みたいと思われるような文章を書けるよう努力するより大事なことは、恋人とのラブラブな「抱茎亭日乗」を楽しむこと。
それが私の好きなことでやりたいことで求められていることなのではないか、と今は思う。

最近ブログをマメに更新して、アクセス数が増えた。
楽しいし、これはなんとしても書き続けたい、という衝動がある。
書いてて、読んで、自分で「面白い!」と思うもの。

 シネマライズの日曜日最終回1,000円を待つために、『コミック&インターネットカフェ アプレシオ』。
3時間いて、結局待たずに定価で映画を見るより時間もお金もかかってる。バカ。

いつもの『NEW NEW』じゃなくて『アプレシオ』にしてみたのは、岩盤浴だリフレクソロジーだマッサージだ、とすごいことになっているらしいから。
と思ったら、それは銀座店のみで、渋谷店はごく普通。

私は禁煙席だが、トイレ近くは喫煙席でタバコ臭い。
これなら喫煙ルームがあってタバコの煙害0の『NEW NEW』の方が良かった。失敗。

 『恋愛睡眠のすすめ』を見る。ファンタジーは嫌い、と言っても創り手による。
『恋愛睡眠のすすめ』も甘々で全く興味のない話だが、『エターナル・サンシャイン』のミシェル・ゴンドリー監督作品と聞いて、まあ見てもいいかな、と思う。
主演がガエル・ガルシア・ベルナル? 絶対見る! となる。

『バベル』のガエル・ガルシア・ベルナルもどうしようもなくて最高だったが、『恋愛睡眠のすすめ』の彼も、ダメでものすごくいい。
めちゃくちゃかわいい。大好きだ。

夢もかわいい。部屋もかわいい。でも毒もある。笑った。良い映画だった。
公式サイトもかわいい。

このところ映画は「当り」が続いて、幸せ。

 しかし、大変なことになっている友達は更に過酷な状況に陥った模様。
「支離滅裂でノイローゼ」とか「倒れる寸前」とか。心配で堪らない。

友達の心身と利害は大変心配だが、そこに絡む私の人間関係と利害得失も気にはなる。
しかし、友達が「気が狂いそう」なほど苦しんでいる時に「ところで私の件はどうなるのかな?」とは言い難い。

「損得ではない人の道」に則したいとは思うのだが、どうすることが「人の道」「女の道」なのか? を考えるにあたっては「ところで、私の件は?」と聞かねばなるまい。
その「ところで……」を言った途端「こいつも自分の損得ばっかりかよ!」と友達は思うのではないか? と考えると言い出せない。

友達を心配してる私は、実は「自分が悪く思われたくない」だけか?
「人の道」って単なる独り善がりだろうか?

6月2日 早慶戦,日本写真協会賞受賞作品展,金子國義のきものとゆかた展,『おまた』

2007-06-10 23:20:16 | 抱茎亭日乗メモ
 高校からの友人たちと「祐ちゃん見たいよねー」「見に行こう」と言ってた早慶戦。
その後連絡がなかったので、テレビで観戦。慶應のピッチャーもかわいいじゃん。
私はスポーツ嫌いの野球嫌いなので、本当はどうでもいいけど、祐ちゃんを困らせてやりたい。
アハハ。

 友人のカメラマン北野謙さんが日本写真協会賞2007の新人賞を受賞した。
銀座の『富士フォトサロン』に受賞作品展を見に行く。
作品の『our face』は何度か見たことがあるが、お祝いを言いに行こうと思った。

20時までで、終了間際に着いて、北野さんは帰られた後だった。
他の受賞作品もダーっと見て、すぐに銀座駅へ。

 表参道ヒルズのSPACE Oで『金子國義のきものとゆかた展』を見る。

北野さんは金子國義デザインの着物の写真を撮っていて、また金子國義は写真家として冴島奈緒さんの写真も撮っている……。
いろんなふうに人は繋がっている。

ここも終了間際に会場に着いて、金子國義氏は不在。
展覧会というより普通の着物販売イベント風。着物と浴衣を見せてもらう。
北野さんが撮った『國義ゑがく』の着物は126万円だったか。素敵。

期間中にはこんなプレス向けイベントもあったらしい。

私は浴衣を持っていないが、買うなら『Kuniyoshi KANEKO』のものにしよう。
浴衣は7万円ぐらい。

 もしかしてこちらに北野さんもいたりして、と思ったのだが北野さんは錦糸町で飲んでいるとか。
「飲みましょう!」と言ってくれたのだが連絡がうまくいかず。

 両展とも作家に会えず欲求不満。
このまま帰るのはつまらないので池袋『おまた』。

先日『おまた』の常連男性と、彼の職場の最寄り駅で偶然すれ違った。
男性の家は、私の実家がある東久留米。
次は東久留米で会いそうな気がしますね、と話す。

6月1日 無理!,映画『低開発の記憶-メモリアス』,『blen blen blen』

2007-06-10 05:35:01 | 抱茎亭日乗メモ
 今日は早く出勤してガンガン働いて早く終わって、『フォーラム神保町』に行きたかった。
『フォーラム神保町』はメディア関係者の勉強会で、本日は宮崎学さんが「加藤邸放火事件・堀米判決とメディア」をテーマに対談をする。

しかし、昨日の感じだと今日も遅くなりそうな予感。
いつもより遅い出勤となる。仕事は意外に早く、20時半に終了。
しかしもう間に合わない。
こういう時は、遊ぶ金欲しさに働いているのになあ、と悲しくなる。

 悔しいので、急いで渋谷『ユーロスペース』へ。
映画『低開発の記憶-メモリアス』を見る。
キューバの革命でハバナの男がどう変わったか、という話。

ものすごくつまらなかくてがっかり。どこが不朽の名作なんだ?
期待した音楽もたいしたことないし、男が38歳にしては枯れすぎてるし、妻も若い女もきれいだけど、あまり魅力的ではない。

 一昨日は『MILLIBAR』だったから、今日は『blen blen blen』。
本日よりメニューが新しくなって、アルバイトの女の子がデビュー。
しかし金曜日なのに割と静か。
今週は大物ブラジリアンアーティストのマリーザ・モンチのライブが渋谷であったそうで、連日大賑わいだったらしいが。

 宮崎学さんの対談を聞き逃したので、TBS『R30』はなんとしても見なくてはならない。
マンスリースペシャル「女アウトロー列伝」コーナーの始まりに間に合うように店を出る。
池袋から競歩状態。 

間に合った。今日は力道山を刺したヤクザの娘が女子プロレスの道へ……という話。

宮崎さんは緑の中に立ち、爽やかなイメージで今までとちょっと違う。
好感度がアップしちゃうのでは。アハハ。

5月31日 悪い夢,デート無し,ヨガなし

2007-06-10 00:56:39 | 抱茎亭日乗メモ
 夢を見た。
昔付き合っていた人の子供を、私が殺すのではないが、私のせいで死なせてしまう夢。
何でそんな酷い夢を? 子供が生まれた人へのお祝いメールが無反応だったから?
だからってこんな恐ろしい夢を見るほど恨んでなどない。気にしてないが。

自分が死ぬかと思った! という夢の話はよく聞く。
人は他人が死ぬ夢を普通によく見るものだろうか。
見たとしても、夢の中で死んだ人やその家族に「昨日あなたのお母さんが死んだ夢を見た」とは言わないよな。

私は占いとか夢判断みたいなものは全く信じないのだが、こういう夢を見て電波とかお告げみたいなものを感じて「本当に殺さねば」とか思ってしまって実行してしまう人も、いるのだろうか。
そういうこともあるんだろうなと思う事件はごくたまにある。

まあ、私も誰かの夢の中で殺されているかもしれない。どうってことないや。

 そんな悪夢から覚め、ベッドの中で恋人のことをあれこれ考えて、会いたいなあ、と思っていたら電話。
「声が聞きたかっただけ」
えー、お昼のお誘いだったのでは?
「また、ご飯食べよう」というメールが来て、やはりそうだったかと身悶え。
昼過ぎに起きる生活を改めねば、と一応思う。

 そう思うなら仕事も早く行けばいいのに、15時前になり、終りも20時になる。

 今週から冴島奈緒さんが歌舞伎町でヨガクラスを初めて、早く終わったら行こうと思ってたのに。
諦めて帰る。来週はオフなので絶対行く。

 皆様にもご案内。

~*~ 冴島奈緒のヨガ& ストレッチクラス ~*~

歌舞伎町の会員制スタジオ AXKICKにて、毎週木曜19:30~20:30。

詳しくは→http://www.h3.dion.ne.jp/~axkick/jim.htm

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 奈緒さんも恋人もいろいろ大変なのに忙しいのに頑張ってる。私も頑張らなくちゃ。

5月30日 映画『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』,『MILLIBAR』

2007-06-09 23:19:14 | 抱茎亭日乗メモ
 映画『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』を見る。
カザフスタン人のオッサンがアメリカ文化を学習するというドタバタおバカ映画。
かなりヒットしているらしい。
くだらないイタズラとかドッキリカメラみたいな、私には全く笑えないものかもしれないという危惧もあったのだが、驚き呆れながら大笑いだった。

コメディアンの突撃レポートなのか、仕込みなのか、作られた物語なのか、最後まで構造がよくわからなかった。
ボラットはユダヤ、女性、障害者差別主義者、ということはわかった。

アメリカ文化をバカにしているということは更によくわかった。
しかし登場するアメリカ人は皆、異文化圏からやってきたテレビレポーターに当初はとても親切で、さすが「正義の国」「善き人々」だ。

「出てけ!」と怒鳴る人もいるけれど、激高するより黙ってしまうとか、なだめるとか、逃げるとか。
私が電車の中で鶏を放されたり、エレベーターに全裸で毛むくじゃらの大きな男が乗って来られたりしたら、悲鳴を上げて大騒ぎするだろう。
泣き喚くと思うが、映画に登場するアメリカ人でそんな人はいない。

「どんなに失礼なことをしてもなぜか憎めないボラットはヒゲの高田純次だ!」(町山智浩)
って高田純次はくだらなくてカッコイイし結構好きだけど、ボラットは高田純次の百倍失礼で下品で危ない。
絶対日本文化を学びに来ないでほしい。会いたくない。

私が一番面白かったのはロデオ会場と教会のシーン。
あれで「行け行け、ボラット!」となる。

 『MILLIBAR』に行ったら、アルバイトのJは『ボラット』を試写で見たそうで、「ボラットはユダヤ人なんですよ」。
そうなの?!
「話は作ってるけど、インタビューされてるのは仕込みじゃないですよ」
そうなんだ!!

カザフスタンの反応は? と思ったら、こんなで、さすが「栄光ナル国家」だ。

音楽も良かった。
他国の国歌って、アメリカぐらいしか知らないけれどカザフスタン国歌は忘れられなくなった。
チンクイェ!