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マリバール 文集・ギャラリー

6月6日 給水管洗浄工事,映画『あるスキャンダルの覚え書き』,『檸檬屋新宿』

2007-06-13 02:54:38 | 抱茎亭日乗メモ
 5月29日にマンション全体を断水してセラミック活水器とやらが取り付けられた。
給水管の錆や水垢の付着を防ぎ、配管の寿命が延びるらしい。

そして今日は部屋ごとに給水管を高圧洗浄するとか。
作業の人が入るので、早起きして掃除。
普段は布団敷きっ放しのすのこベッドも片付ける。

工事に来たのは若い可愛い男子で、ついでにキッチンと風呂の蛇口パッキンも交換してもらった。
今まで蛇口からポッタンポッタン、五月蠅かった。

キッチンの蛇口は中の金属が欠けていて、パッキン交換だけでは水漏れを完全に止められないので大家さんに言ってくれるとの事。
ならば一年前からお風呂の排水がスムーズじゃないのも見てもらおう。

 映画監督高橋玄さん推薦の映画『あるスキャンダルの覚え書き』を見る。
『スパイダーマン3』は玄さんが「いい」と言っても見ない。
私は玄さんをほぼ愛しているし、映画評も参考にするけれどハリウッド娯楽大作は嫌い(例外も有り)なので。
『あるスキャンダルの覚え書き』は偉大な女優ジュディ・ディンチ主演で玄さんのお奨めなら、間違いないはず。

間違いなかった。
ジュディ・ディンチとケイト・ブランシェットの女優対決、凄かった!

自分自身の友達関係に照らしてみると、『その子』の私はバーバラ(ジュディ・デンチ)的なところがあったと思うし、(た)ちゃんに執着された頃の私はシーバ(ケイト・ブランシェット)的立場だったかもしれない。
なので震えるほど恐ろしくも、愚かさが可笑しい。二人とも負けてない。女は強い。

映画が終わって、一緒に劇場を出た若い女性二人が
「やっぱり一人はダメよ! 一人でいるとああなる」
「あら、私がいるじゃなぁい」
と会話していて、知らない人だが一緒に笑った。

映画は素晴らしいが、公式サイトはプロダクションノートもインタビューもなくて、つまらない。

 『檸檬屋新宿』は賑わっていた。

間もなく離婚するという若い女性がいて「それは大変いいことだね、おめでとう!」と言う。
隣で彼女のお母さんがビックリしていた。
お母さんは「実家に帰って来い」というお父さんの命を受け、娘を連れ戻しに上京していたのだった。
しかし、東京で自由に楽しくやっている娘を見て、心配が少し治まり、『檸檬屋新宿』の住枝さんに「娘をよろしく」と挨拶にいらしたのだった。
住枝さんに会って余計に心配にならないか? と思うが。

私も内縁夫との別れ話などして、「結婚したいから結婚して、別れたくなったら別れて、いいじゃないですか、幸せへの一歩、扉ですよ! おめでとう、頑張れ!」と勝手なことを言ったら娘も「そうだー!」。

彼女にはやりたい事、得意な事、出来る事がある。若い。
「なんとかなる」と思うし、ならなかったら実家に帰ればいいし、やれやれー! どんどん!

私は世間的にはなんともならなかった見本かもしれないが、なんとか生きてる見本でもあり、他の人にどう見えようと、大切な人に大切にされ幸せだ。
あなたも、大丈夫よ。
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6月5日 イイ男度

2007-06-13 00:00:40 | 抱茎亭日乗メモ
 恋人は素敵だけど、こうしたらもっといいのになあ、と思う事アリ。
「こういうわけで無理」と説明してくれる。努力はしている、可愛い人。
「でも、それじゃダメなんだなあ。他と比べていいんだから、こうしないのはイイ男度もマイナス、勿体ない!」
と私もシツコイ。
「まあそれでも素敵過ぎるんだけど。あまり言うと帰ってしまうかもしれないので押さえますが、頑張ってね」
と諦めない。
せっかくの素材の良さを活かさないとね!
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