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マリバール 文集・ギャラリー

6月3日 デート,『アプレシオ』,映画『恋愛睡眠のすすめ』,言い難い事

2007-06-11 03:38:45 | 抱茎亭日乗メモ
 デート。いろいろな話。

「書くこと」について。
かつて「もの書き」になりたい、と思った時期もあったのだが、今はまとまったものを書きたいと思わない。
近くにすごい仕事をしている表現者がいっぱいいて、私は圧倒されるばかり。
私の書くものなど、お金を払って読みたい人などいないだろう、と思う。

人様にお金を払って読みたいと思われるような文章を書けるよう努力するより大事なことは、恋人とのラブラブな「抱茎亭日乗」を楽しむこと。
それが私の好きなことでやりたいことで求められていることなのではないか、と今は思う。

最近ブログをマメに更新して、アクセス数が増えた。
楽しいし、これはなんとしても書き続けたい、という衝動がある。
書いてて、読んで、自分で「面白い!」と思うもの。

 シネマライズの日曜日最終回1,000円を待つために、『コミック&インターネットカフェ アプレシオ』。
3時間いて、結局待たずに定価で映画を見るより時間もお金もかかってる。バカ。

いつもの『NEW NEW』じゃなくて『アプレシオ』にしてみたのは、岩盤浴だリフレクソロジーだマッサージだ、とすごいことになっているらしいから。
と思ったら、それは銀座店のみで、渋谷店はごく普通。

私は禁煙席だが、トイレ近くは喫煙席でタバコ臭い。
これなら喫煙ルームがあってタバコの煙害0の『NEW NEW』の方が良かった。失敗。

 『恋愛睡眠のすすめ』を見る。ファンタジーは嫌い、と言っても創り手による。
『恋愛睡眠のすすめ』も甘々で全く興味のない話だが、『エターナル・サンシャイン』のミシェル・ゴンドリー監督作品と聞いて、まあ見てもいいかな、と思う。
主演がガエル・ガルシア・ベルナル? 絶対見る! となる。

『バベル』のガエル・ガルシア・ベルナルもどうしようもなくて最高だったが、『恋愛睡眠のすすめ』の彼も、ダメでものすごくいい。
めちゃくちゃかわいい。大好きだ。

夢もかわいい。部屋もかわいい。でも毒もある。笑った。良い映画だった。
公式サイトもかわいい。

このところ映画は「当り」が続いて、幸せ。

 しかし、大変なことになっている友達は更に過酷な状況に陥った模様。
「支離滅裂でノイローゼ」とか「倒れる寸前」とか。心配で堪らない。

友達の心身と利害は大変心配だが、そこに絡む私の人間関係と利害得失も気にはなる。
しかし、友達が「気が狂いそう」なほど苦しんでいる時に「ところで私の件はどうなるのかな?」とは言い難い。

「損得ではない人の道」に則したいとは思うのだが、どうすることが「人の道」「女の道」なのか? を考えるにあたっては「ところで、私の件は?」と聞かねばなるまい。
その「ところで……」を言った途端「こいつも自分の損得ばっかりかよ!」と友達は思うのではないか? と考えると言い出せない。

友達を心配してる私は、実は「自分が悪く思われたくない」だけか?
「人の道」って単なる独り善がりだろうか?
コメント
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