Potential of aromatherapy

aromatherapy and golf and movie

『ミスト』

2010年02月28日 | 映画
ちょっとこれは恐かったです。
『ショーシャンクの空に』とか『グリーンマイル』の監督で、
原作はスティーブン・キングとくれば、見るしかないと思って。

でも、??????
最後はアメリカ映画らしく納得できるハッピーエンドと思っていたら
全く違うじゃないの。
ラストの10分前までは主人公の選択は正しく、絶望の中にあっては
それしかないと思ったけれども、その後は・・・・・・・・・・

希望は常に持ったほうがいいということでしょうか?
あきらめたらいけないってことでしょうか?

霧の中から、この世のものではない生物が現れて、人を襲うというお話しです。
閉じ込められたスーパーマーケットの中で繰り広げられる人間模様は
パニックなれば、私はどの人のようになるのだろうと
思うような状況を見ることができます。

ホラー・ミステリーという感じでしょうか。
恐い後にはほっとするような最後を期待しますが、人間の行動は
予測できないのだということもわかります。

それなりに楽しめますが、ラストは無情ですので覚悟して下さい。

『Nのために』

2010年02月28日 | 雑記
湊かなえの最新刊(?)を読みました。
『告白』『贖罪』『少女』に続く、告白形式のものです。
今度、『告白』が映画になるようです。

ここが告白一部です
本当にどのような映画になるのか、楽しみです。

今回の『Nのために』も、止まらずに読み終わりました。
登場人物の生育があまりも過酷で、自分の平凡さ加減がいかに幸福なのかを
考えます。
昨日DVDで観た『ホースマン』も凄かったけれども。

愛と生と死と、考えさせられます。
『N・・・・』は、暴力とか虐待と愛情です。
愛するものをつなぎとめるための暴力は、愛ではないと思うのですが
それを愛と思ってしまう関係があるのでした。

湊かなえも、伊坂幸太郎も同じ年齢だったと思います。
ちょっと何か通じるものがあるように思いました。
なぜだか。

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