Potential of aromatherapy

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『キャラメル』

2010年02月20日 | 映画
レバノンのベイルートのエステサロン。
5人の女性の日常生活の映画です。

処女でないことを隠すための手術を受けて、結婚する娘。
月経が失くなりかけていることに執拗にこだわる更年期の女性。
不倫相手の妻に嫉妬しながらも どこか憧れの目線の主人公。
恋よりも家族(認知症のお姉さん)を選ぶ初老の洋品店の女性。
男性より、女性が好きな女性。


  レバノン???

フランス映画なのですが、レバノンです。
たぶんきっと旅行先にならない国の日常が、女性監督の目を通して
描かれています。
主人公が監督です。

遠い国でも、女性は同じようなことで悩み、笑い、悲しみます。
淡々とただ続く日常は、女性ならではの場面がたくさんあります。

キャラメルは脱毛するときに、肌にはりつけて使っていました。
ワックスの役割を果たしているのです。
面白い。
甘い? と思いますが。

女優さんたちは綺麗でした。
初老の男性にほんのり恋をする洋品店の女性は、とっても素敵でした。
食事に誘われますが、化粧をしているときにお姉さんが癇癪をおこして
せっかく塗ったアイシャドーを丸いコットンで落としている様子は
切なくて切なくて。
80歳近くかと思いますが・・・・・・・・・・。

5人の女性のどの世代にも、自分が少し見つけられます。
お暇な昼下がりにどうぞ。

これから『南極料理人』をみるのだ、Rさん。

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