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『手紙』

2007年01月16日 | 雑記
東野圭吾の『手紙』を読みました。
『雪月花殺人事件』を読み終えたので。

本当に、涙がでてくる小説です。
家族に殺人犯がいるということの、非日常。
もし自分だったら?
どうしているかわかりませんね。

今も多くの殺人が毎日のように起こっています。
その家族は?
社会に知られてしまって、これからどんな風に生きていくのでしょう。

殺された家族は、くやしくてたまらないでしょうし。
犯人の家族も、自分ではないにしても、殺人犯の家族。

 刑務所に入っている方が呑気に生きていると思われるほど、
 現実の社会は辛く苦しいものに感じられるのでしょうか。

 どんなに一生懸命頑張っても、知られると終わります。
 小説の中で、様々な目に遭います。

一気に読み進むことができる小説でした。
映画も観てみようと思います。
 
手紙は、心を揺さぶります。
その時に選んだ、お気に入りの便箋や封筒、
あの時の記念切手。

まっすぐには書けない文字のひとつひとつ。
硫黄島からの手紙も、刑務所からの手紙も、
心を伝えるものですね。

こうして、ブログを書くことも、読んでくださる皆さんへの
手紙です。

  お元気ですか?
  今日はどんな日でしたか?
  風邪はひいていませんか?
  私はかわりなく、過ごしています。
  今日はたくさんの野菜が入ったスープを頂きました。
  野菜は身体にいいですよ。

  最近素敵な場所に行ったので、その時の写真を同封します。  
  ご自愛なさって下さいね。

                    敬具



こんな灯りのもとで、手紙を書きたいですね。

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